大阪府岬町で陸上養殖された大阪育ちのヒラメが特急電車で運ばれ、大阪市中央区の高島屋大阪店の名物企画「大阪ええモン」で目玉商品として販売が始まった。水産会社と鉄道会社、百貨店が連携し、いけすから取り上げた鮮度抜群のヒラメが数時間後に店頭に並ぶ。都市近郊の農水産物の新たな流通手法としても注目される。 ヒラメは水産会社の陸水(堺市)が稚魚を香川県から仕入れ、岬町の淡輪漁港内の建物に設置する陸上養殖のいけすで800グラム~1キロに育てて出荷している。 このヒラメは27日~8月2日と同月11~14日、高島屋大阪店地階の鮮魚店に並ぶ。期間中は毎朝、いけすから取り上げてしめ、南海電気鉄道の社員が保冷箱を持って特急サザンに乗り込み、みさき公園駅からなんば駅まで運んで高島屋の社員に届ける。 陸水は昨年8月から新規事業で陸上養殖をスタートさせ、飲食店向けにクエやサーモン、フグなどを出荷してきた。今回は一般消費
堺の名物として知られるアナゴが今、大阪市南部と堺市を結ぶ路面電車「阪堺電車」の駅弁として期間限定で販売されている。その名も「ちん電あなご寿司(ずし)」。かの美食家、北大路魯山人(1883~1959年)をもうならせた堺の郷土料理をPRしようと、アナゴ加工販売店が発案した。大阪湾の堺近海ではかつてアナゴ漁が盛んで、港近くには多くの加工店が軒を連ねたが、近年は漁獲量が減少。関係者は「『アナゴはあそこの店がうまい』というように、市民の会話に出てくるような食文化にしていきたい」と意気込んでいる。 1日300個販売「新型コロナウイルス禍でなければ、アナゴずしの駅弁を売り出すことはなかった」 こう話すのは、堺市堺区のアナゴ加工販売店「松井泉」社長、松井利行さん(52)。駅弁の仕掛け人だ。 コロナ禍以前は、阪堺電車を運行する阪堺電気軌道(本社・大阪市)とタッグを組み、貸し切りの車内でアナゴ料理を堪能するイ
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大阪堂島商品取引所(大阪市)が目指すコメ先物の本上場に暗雲が立ちこめている。昨年8月には3度目の試験上場延長が決まり再始動したものの、昨年末からは新システムの導入をめぐり東京商品取引所(東京都)、商品先物会社との間で対立が続いているためだ。本上場に向けては先物会社や全国の農業協同組合(JA)との関係構築など課題が山積しているだけに、新たな懸念材料に頭を抱えている。(大島直之) 新春ムード浸れず 「取引所としてはコメ市場の活性化が第一義。いろいろご意見があることも承知しているが、それに邁進(まいしん)していく」。堂島商取の岡本安明理事長は、1月5日に開かれた賀詞交歓会で慎重な言い回しに終始した。今宮戎神社「福娘」や地元国会議員が駆けつける、華やいだ雰囲気の中でも慎重な発言にならざるをえなかったのは、堂島商取の運営方針をめぐる、ある騒動の渦中にあったためだ。
桃の特産地・岸和田市 包近 ( かねちか ) 町の桃選果場で15日、 極早生 ( ごくわせ ) 品種の「はなよめ」の出荷が始まった=写真=。包近桃出荷組合によると、昨年より甘みの強い桃に仕上がっているという。 同町では約60戸が桃を栽培する。実に袋をかぶせ、切り取るタイミングを慎重に見計らい、糖度が十分に高まるのを待った上で、出荷している。この日は朝から収穫した桃が次々と選果場に運び込まれ、箱詰めされた。今後、「白鳳」や「まさひめ」といった品種の出荷も始まる。組合長の森知信さんは「初日に出荷した桃の平均糖度は13度で、昨年より1度高かった。甘くておいしいので、ぜひ味わってください」と話していた。
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