【読売新聞】 自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)が自治体職員などに威圧的な言動をしていた問題で、北海道は28日、長谷川氏から威圧的な言動を受けた職員が少なくとも15人いたとする調査結果を公表した。長谷川氏と面談するだけの出張が
バイオガスプラントは家畜ふん尿や生ゴミといった再生可能エネルギーの一つであるバイオマスを嫌気性の微生物が分解することで発生するバイオガスを製造・収集する施設です。バイオガスはメタン60%、二酸化炭素40%と水分、わずかな硫化水素を含んでいます。バイオガスは燃料として利用し、電気や温水、蒸気などの熱エネルギーを施設内で使用する他に、余剰分の電力は売電しています。 【ポイント1】100kWと190kWのコージェネ発電機2基により発電、電気はプラント内で利用する他、余った電力は売電しています。 【ポイント2】メタン発酵後の消化液は良質な有機質肥料として町内の畑や牧草地に散布されます。 【ポイント3】ガス精製:バイオガスは精製圧縮することで、メタンガス用の燃焼機器が使用可能になり、用途が大きく広がります。鹿追町では温室ハウス、バイオマス自動車、一般ガス器具での使用を通して調査・研究を行っています。
近年話題の「畜産バイオマス」を知っているだろうか。家畜の糞(ふん)尿を発酵させ、その過程で生まれるバイオガスを電力などのエネルギーとして活用する取り組みだ。17年前に事業を始めた北海道鹿追町は現在、このエネルギーを使ってマンゴーなどの農作物生産をはじめ、高級食材キャビアの出荷を目指したチョウザメ養殖、次世代燃料として注目の水素製造など多くの分野で成果を上げている。 エネルギー源に北海道らしい広大な平野が一望できる鹿追(しかおい)町。人口5200人余りの小さなまちは、人口よりも多い約2万1千頭の乳用牛が飼養されている酪農のまちだ。 同町が畜産バイオマスを始めたのは17年前。地元酪農家の規模拡大が進み、十分に発酵処理されていない家畜糞尿(堆肥)が牧草地などに散布されるケースが増え、「市街地に悪臭が広がったことで町民や観光客から厳しい指摘を受けるケースが増えた」(町農業振興課の城石賢一課長)こと
北海道・十勝にあった林業集落跡の写真がX(Twitter)に投稿され話題になっています。ビフォーアフターの比較が関心を呼び、記事執筆時点で25万回以上表示され、3300を超えるいいねが寄せられました。 最盛期は1200人の集落規模 写真を投稿したのは、北海道上士幌町の糠平温泉から観光情報などを配信しているアカウント「ぬかびライフ@北海道 糠平温泉」(@nukabilife)。 十勝三股とは北海道河東郡上士幌町三股のこと。大雪山国立公園の東部に位置し、豊富な森林資源に恵まれたことから、かつては大規模な林業集落が形成されていました。当時は旧国鉄士幌線の終着駅である十勝三股駅も存在しており、1978年まではこの地を汽車が走っていました。 上士幌町観光協会の公式サイトによると、最盛期の人口は最大で1200人ほどでしたが、現在は2家族のみが住み、その1軒がログハウス造のカフェレストラン「三股山荘」で
【読売新聞】 北海道釧路市で3日、桜の開花が発表された。気象庁の観測地点では今季最後の開花で、1月5日に沖縄県・宮古島をスタートした桜前線は、4か月でゴールした。 釧路地方気象台の職員が3日午後3時半頃、釧路市内の柳町公園にあるエゾ
取材に応じる北海道広尾町の村瀬優町長=8日午後、同町北海道広尾町の十勝港と横浜港などを結ぶコンテナ船の定期航路の開設を目指し、運航や荷揚げに問題がないか確認しようと、神戸市の「井本商運」などが8日、試験運航を行った。町は地元の雇用促進や運転手の残業時間規制に伴う「2024年問題」の解消を目指し、誘致を進めていた。 町によると、同社と香港の海運大手「OOCL」が連携し、5月上旬以降、週に1往復する方向で準備を進めている。8日はコンテナの積み降ろし作業を行った。 十勝港からは十勝地方の農産品などを首都圏へ輸送する。現在は苫小牧港といった拠点までトラックで運ぶなどする必要がある。一方、首都圏からは輸入牧草などを運ぶことを想定している。 町は「輸送コストや運転手の負担軽減のほか、安定して十勝の農産品を輸送できるメリットがある」としている。試験運航を見届けた広尾町の村瀬優町長は「これを起爆剤としてま
運転最終日、雪がちらつく中、定刻より数分遅れて通過する東鹿越行き下り一番列車=31日午前、北海道富良野市(大西史朗撮影) 3月31日で廃止となる北海道のJR根室線・富良野~新得間(81.7キロ)。ドラマ「北の国から」や映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった路線は、利用者減少や台風被害などを受け、運転最終日を迎えた。 JR富良野駅(富良野市)ではお別れセレモニーが行われ、地元の人や鉄道ファンなど多くの人が集まった。 富良野駅から幾寅駅(南富良野町)まで列車通学をしていた高校生、吉田明日香さん(17)は「汽車の車窓から見える景色がもう見られなくなるのはさみしい。汽車はあまり揺れないので勉強もできたのに」と、鉄道が廃止されることを残念がる。
北海道は25日、ヒグマの保護・管理に関する有識者検討会で、2022年時点の個体数が1990年比で約2・3倍の推定約1万2千頭(中央値)に上り、「絶滅が危惧される水準にはない」と明らかにした。その上で、人里での目撃や農業被害が深刻化しているとして頭数を減らす方針を示した。 北海道は個体数減少を受けて90年3月に「春グマ駆除」を廃止して以降、保護重視の政策を続けてきた。検討会座長で酪農学園大(江別市)の佐藤喜和教授は「共存策から絶滅策に変えるわけではない」と強調した。 北海道によると、23年度は道内で9人がヒグマに襲われ、2人が死亡。道警への目撃通報は4055件で、22年の2240件を大きく上回った。22年度の農業被害額は2億7100万円。23年度の捕獲数は1300頭を超え、過去最多となる見通しという。
ホテルに宿泊し、サウナでととのいながら、野球も楽しめる〈北海道ボールパークFビレッジ〉。通年遊べます! March 18, 2024 | Travel, Architecture, Design, Food | casabrutus.com | text_Akiko Miyaura editor_Keiko Kusano 2023年春、北海道・北広島市に誕生した〈北海道ボールパークFビレッジ〉。北海道日本ハムファイターズの新球場〈エスコンフィールドHOKKAIDO〉を中心に、フィールドが一望できる球場内ホテルや温泉・サウナ、ルーフトップバーなどを擁し、球場を囲む一帯にはヴィラや焚き火テラス、ショップ、アクティビティといった施設が並びます。単に野球観戦する場所ではなく、スポーツの価値と北海道の価値を融合させ、人が楽しみ、学び、癒やされる場所。野球のオンシーズンもオフシーズンもさまざまな楽
札幌市消防局が今冬(昨年11月~今月10日)、雪道での転倒により救急搬送した人が1561人に上り、統計が残る平成15年度以降で最多となっていることが12日、市消防局のまとめで分かった。通勤などで外出する人が増える午前8時台の搬送が目立ち、専門家は、日中と夜間の寒暖差の影響で路面が凍結し、滑りやすい状況になった可能性を指摘する。 消防局によると、年代別では70代が最も多く、50代以上で全体の約8割を占めた。発生場所は約7割が歩道だった。 観光庁の宿泊旅行統計調査によると、北海道の令和5年11、12月の延べ宿泊者数はそれぞれ新型コロナウイルス禍前の元年同月を上回るなど、人の往来が活発になっている。 雪道での転倒防止について普及、啓発活動に当たる「ウインターライフ推進協議会」(札幌市)は「日中に気温が上がって解けた雪が夜に凍り、ツルツルの路面になったのではないか」とした。
朝もやの中、別寒辺牛湿原を疾走する花咲線の釧路駅行き始発列車。線路脇にはワカサギ釣りのテントが並ぶ =北海道厚岸町(桐原正道撮影) 朝日が昇って間もなく、湿原の奥から国鉄時代の車両が雪煙を上げながら走ってきた。日本最東端の鉄道、JR花咲線の始発列車だ。 花咲線は、根室線のうち北海道東部の135キロ(釧路-根室間)の愛称で、この区間を約2時間半で結んでいる。 車窓のハイライトは、厚岸町に広がる別寒辺牛(べかんべうし)湿原だ。氷結した川にワカサギ釣りのカラフルなテントが並び、線路脇をエゾシカが疾走する。キタキツネや絶滅危惧種に指定されているオオワシを目撃することもできた。車窓を眺め続けていても飽きない路線だ。 一方、JR北海道は平成28年に「当社単独では維持することが困難な線区」として花咲線などの名前を挙げた。昨年度は1億5800万円の売り上げに対し、12億9000万円の経費がかかっている。全
自然素材でつくったタイニーハウスは氷点下でも超ぽかぽか! 羊毛・ミツロウ紙などで断熱効果抜群、宿泊体験してみた 「CORONTE(コロンテ)」北海道仁木町 リンゴやブドウ、サクランボなど果樹栽培が盛んなまち北海道仁木町に、ほぼ自然素材だけで建てられた「CORONTE(コロンテ)」という一棟貸しの小さなコテージが2023年夏に誕生した。企画設計したのは、木こりとして森で自ら木を切り出し、それを素材にした建築を手がけてきた陣内雄(じんのうち・たけし)さん。「動物が巣にする素材でつくる家は文句なく心地よい」と言い、みんながそれを体験できる場をつくりたかったのだという。今回筆者は、真冬に森の中のコテージで一泊。陣内さんの言葉に大きく頷く体験をリポートしたい。 木こりが建築に関わったら、木材はもっと自由に活用できる 無垢の木、羊毛、もみ殻石灰、ミツロウ紙、漆喰といった自然素材で建てられたタイニーコテ
ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区、諏訪部哲也社長)は9日、建設する日本最大の陸上風力発電所「芦川ウインドファーム」(北海道豊富町)の北側区画が完成し営業運転を始めたと発表した。完成した区画の発電規模は6万8800キロワット。北海道電力ネットワークへ全量売電する。2025年春に南側区画も運転を始めると、合計出力は12万8800キロワットになる。 同発電所は、1基当たりの出力が国内最大級である4300キロワットのシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー製の風力発電機を北側区画に16基、南側区画に15基設置する計画。全区画が完成すると、一般家庭約9万4000世帯の消費電力に相当する電力を供給し、年間14万6000トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込まれる。 道北地域は国内でも極めて風況に恵まれた風力発電の適地である一方、電気を需要地へ送るための送電線に空き容量がないことが課題だ
プロ野球日本ハムの本拠地エスコンフィールド北海道で開催された「はたちのつどい」=7日午前、北海道北広島市 北海道北広島市は7日、プロ野球日本ハムの本拠地エスコンフィールド北海道(同市)で、成人の日を前に「はたちのつどい」を開催した。振り袖やスーツに身を包んだ約500人が参加し、20歳の節目を祝った。 上野正三市長は式典で「夢や目標の実現に向けて努力を重ね、挑戦を続けてほしい」とあいさつ。日本ハム清宮幸太郎選手らのメッセージ動画のほか、チアチーム「ファイターズガール」のダンスも披露され、参加者はスマートフォンで撮影したり、一緒に踊ったりして楽しんだ。 北海道北広島市がプロ野球日本ハムの本拠地エスコンフィールド北海道で開催した「はたちのつどい」=7日午前大学生松浦蒼依さん(20)は「行ってみたいと思っていた場所。パフォーマンスも豪華だった」と満足した様子だった。 市によると、昨年まで市のホール
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