左から法務担当のボリス・アファナセフ氏、広報の平井千覚氏、代表取締役社長の牧野寛氏、リクルーターのアナトーリ・コルビノフ氏 島根県出雲市———毎年11月は日本全国から神様が集まる“神在月”となる。 文字通り神様を迎える神迎祭の前日の「出雲酒祭り」が開催されていたが、その中に背の高い東欧系と思わしき男性が混じって、日本人と一緒に新酒を楽しんでいた。そして、神迎祭当日にも出雲大社に向かう電車の中でも東欧系の女性が乗り込んでもいた。首都圏ならいざしらず、日本海側の地方都市の中でなぜこんなに東欧系の人がいるのか? 実は「People Cloud」(ピープルクラウド)という出雲市にあるジョイントベンチャーにその答えがあった。こちらはSAMI Japanなどの民間会社数社と島根中央信用金庫、出雲市の合弁会社だ。主な事業としては東欧出身の外国人の高度IT人材の人材紹介を行っており、筆者が見かけたのは同社
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