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堀井憲一郎に関するrocketboy_miyaのブックマーク (19)

  • 『真夏のシンデレラ』が「男女〈8人〉物語」である残念さ なぜ8人にしてしまったのか(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    男女8人恋物語」である『真夏のシンデレラ』 フドラマ『真夏のシンデレラ』は久しぶりに「フジ月9」の恋愛もの、しかも海を舞台にした夏らしさ全開のドラマである。 男女集団の恋愛ドラマ。 メインの登場人物は8人である。 女性が3人。 森七菜。吉川愛。仁村紗和。 そして男性が5人。 間宮祥太朗。神尾楓珠。萩原利久。白濱亜嵐。水上恒司。 なぜ「8」にしてしまったのか このドラマは男女「8人」恋物語なのだ。 男5対女3の男女8人である。 なかなかいびつな組み合わせだ。 なぜ「8」にしてしまったのか、かなり不思議な疑問が残る。 男女が複数登場して、複層的にからみあう恋愛物語は、昔からあった。 有名なところでいえば、1986年の『男女7人夏物語』だろう。 昭和の「男女7人」は「男3人に女4人」 いまテレビ埼玉で『男女7人夏物語』が再放送されている。小さいネット記事にもなっていて、テレ玉の再放送が記事にな

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  • 少年ジャンプを毎週端から端まで読み続けるとドキドキしてくる理由(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    40年以上の時を経て 週刊少年ジャンプは、日でもっともよく読まれている漫画雑誌である。 その部数については、ここのところ常に「部数が落ちた」という方向でしか報道されないが、しかし毎週200万部近く売れているというのは、驚異的な部数である。いまでも漫画好きの若者と話すとき、ジャンプの作品を話題にすると、だいたい話が尽きない。 2017年の夏ごろから、私は少年ジャンプの連載中の漫画を全作品くまなく読むことを始めた。それまでジャンプを買って、気になる作品だけ(3、4作)をつまむように読んでいただけなのだが、とにかく最初の漫画から最後の漫画まで、必ず毎号すべて読むようにした。 なぜだかよくわからない。とにかくそういうことを始めたのだ。 振り返ってみると、少年ジャンプを端から端まで読んでいたのは、はるか古く『男一匹ガキ大将』『ハレンチ学園』『トイレット博士』などが載っていた1970年ごろにさかのぼ

    少年ジャンプを毎週端から端まで読み続けるとドキドキしてくる理由(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 「ラーメン二郎」を580回食べたコラムニストが、はじめて二郎で「屈辱」を感じたワケ(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    遠路はるばる「二郎」をべに… ラーメン二郎をべ続けていると、ときに、調子の悪い状態でべることもある。 東京圏内の店だと調子悪いときは行かなければいいのだが、地方店の場合、わざわざラーメン二郎をべるためだけに北海道や宮城や新潟や会津や京都に行っているので、当に「ラーメン二郎をべることだけが目的」で飛行機乗ったり新幹線に乗ったりして向かっているので、調子悪いってだけで中止にするわけにはいかない。 とりあえずべに行く。 もちろん、その日、ラーメン二郎に行くまではほぼ何もべず、腹をおもいっきり減らした状態で向かい、なるべく勢い良くべられる準備はしている。 いつもべ終わるまでの時間を計測しているので、だいたい同じコンディションになるように、可能なかぎり自分の身体を他者的に(機械的)に扱うようにしているだけである。 ただ、それでも万全ではないときがある。不調になる原因のひとつは寝不

    「ラーメン二郎」を580回食べたコラムニストが、はじめて二郎で「屈辱」を感じたワケ(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 『初恋の悪魔』は深すぎる…低視聴率だったけど、もう一度観たいと思うワケ(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    中盤から意外な展開に 『初恋の悪魔』は全容がなかなかわからないドラマであった。 リアルタイムで見てたおりには、最初のうちはよくわからず、キャラクターが理解しにくく、ドラマの焦点がまったくつかめなかった。 脚が坂元裕二で、田中裕子が出ているのだから、そんなドラマがつまらないわけないだろうと、自分に言いきかせるようにして何とか見続けていた。 つまり最初のうち、見続けるのに努力が必要だったのだ。そういう人が多かったのだろう、視聴率はかなり低かった。 それが中盤から一転スリリングな展開となり、登場人物それぞれが抱え込んでいるそれぞれの問題と、サイコパスによる犯罪がからみあい、目が離せない内容になっていった。 そんなドキドキする展開になるなら、最初から言ってくれればいいのに、とおもったが、まあ、そういうわけにもいかないだろう。 「このドラマ5話からとてもおもしろくなるので、最初はつまらなくても我慢

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  • 大谷翔平、あんまり騒がれていないけど、じつは「この記録が最も凄まじいんじゃないか」?(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    地球規模で稀有な存在 大谷翔平は2022年も数々の記録を残した。 シーズン塁打数は34、盗塁数は11、投手としての勝利数は15勝、防御率は2.33だった。 塁打数と、投手勝利数、防御率は、どれもリーグ4位である。 ちょっとすごい。地球規模で稀有な存在である。 もっと宇宙的に感動してもいいかもしれない。 2022年に話題になった記録のひとつは「ベーブ・ルース以来104年ぶり」と紹介された「二桁塁打と二桁勝利」だろう。ベーブ・ルースという名前と、104年という数字のインパクトはあまりに大きく、「メジャーリーグ初」と言われるよりも印象深かった。 つまりメジャーリーグでもシーズン塁打数と投手での勝利数が、リーグ上位に入る選手は100年以上出てなかったのだ。 大谷翔平もすごいのだが、あらためてベーブ・ルースもすごかったと再認識した次第である。 ベーブ・ルースは大打者として名を残しているが、

    大谷翔平、あんまり騒がれていないけど、じつは「この記録が最も凄まじいんじゃないか」?(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 「人志松本のすべらない話」 「個室ビデオ」を語ったハライチ澤部のどこが「最優秀」だったのか(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「すべらない話」は何度見返してもおもしろい 「人志松のすべらない話」はここのところ年に一回だけの放送である。 2022年1月29日(土)にほぼ一年ぶりの放送があった。 以下2022年の「人志松のすべらない話」でのトーク内容にきちんと触れます。完全にネタバレしているので、御注意ください。 「人志松のすべらない話」は何度見てもおもしろい。 それがこの番組の素敵なところだ。 何度も、というのは繰り返し何度も同じ放送回を見ても、ということである。 3回見ても4回見ても、繰り返し笑える。 「お笑いの原点」にある優れたコンテンツだとおもう。 「繰り返して聞く楽しみ」 「話の展開を全部知っているのに、何度見ても笑ってしまう」というのが、私は笑いの基だとおもっている。 昔話がそうだし、落語もそうである。 子どもは、おもしろい話を一度聞くと、何度も聞きたがるものである。 大人になると、それが少なくな

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  • 誰となら「タメ口」でしゃべってもいいのか問題…人間関係の難しさを示す「独特のルール」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    『ナイト・ドクター』への違和感 少し前になるが、フジテレビ月曜のドラマ『ナイト・ドクター』では、医者たちの「タメ口」が話題になっていた。 主演は波瑠。 夜だけ働く若い救命救急医たちのドラマである。 “あさひ海浜病院”というおそらく横浜にある病院が舞台になっている。 この病院では昼勤と夜勤の医者を完全に分け、夜は「救命救急の医師」数人によって対応する「ナイトドクター制度」を新設した。 そこに集められた若い医師は5人、それと指導医が1人。 ドラマ内では明確に語られていないが、公式ホームページにはそれぞれの年齢や医師キャリア年数などが載っている。 指導医は、沢村一樹が演じる「郷医師」で52歳。 「成瀬医師」は35歳でキャリア11年。演じるのは田中圭。 「朝倉医師」は29歳でキャリア6年。演じるのは波瑠(彼女が主人公)。 「深澤医師」は27歳でキャリア4年。演じるのは岸優太。 「高岡医師」は26

    誰となら「タメ口」でしゃべってもいいのか問題…人間関係の難しさを示す「独特のルール」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 「定年後に本を読みまくりたい」そう思っている人が、絶対に知っておかないとマズいこと(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    老後に「夢の時間」はやってくるのか 定年後は当にが読めるのか!? これは、ある雑誌で特集されていたテーマである。 たしかにある年齢層にとっては興味のあるテーマだろう。 いま、働くことで時間がないが、もしたっぷりの時間ができれば、自分の好きなことをしたい、それは可能だろうか、という特集である。 読書好きにとっては「ただひたすら好きなだけを読み続けられる時間」が夢であって、定年すれば、つまりいままでどおり働きに行かなくなれば、老後は夢の時間がやってくるのだろうか、という問いかけである。 人によって事情は違う。 かつてもう30年以上前だとおもうが、だから昭和が終わってすぐくらい、テレビで、キャスターだかコメンテイターだか、記憶が定かではないのだが、その人がいまどんどん映画を録画している、という話をしていたことがある。 テレビでは、昔はいまよりもっと映画を放送していて、それを全部ビデオテープ

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  • 『日本沈没』昭和版・平成版・令和版、それぞれに映し出された「圧倒的な時代の空気」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    昭和、平成、令和、それぞれの「日沈没」 TBSドラマ『日沈没―希望のひと−』の最終話は2時間だった。 次週12月19日まで引っ張ると、漫才コンテストと時間が重複するので避けたのかもしれない。 およそ2話ぶんの長さになっていた。パンデミックが起こるのは最終話前のぶんだったのだろう。最後の最後は意外な結末だった。 『日沈没』の原作は1973年に発表され、同年に映画化され、翌年には連続ドラマになっている。 また2006年には草なぎ剛主演で再び映画化されている。 1973年のもの、2006年のもの、それと今回の2021年のもの、つまり昭和ものと、平成ものと、令和ものに分けられるのだ。 映像化されたものは、それぞれ結末が違う(以下、すべての『日沈没』の詳細をネタバレしています)。 小説『日沈没』は日列島がまるごと海に沈没してしまう物語である。 昭和の映像化(1973年の映画、1974年の

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  • 吉高由里子を「最も愛した」のは誰か ドラマ『最愛』の哀しいどんでん返し(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    その人をいつ好きになったのか、覚えていない(ドラマ『最愛』のネタバレしています) その人をいつ好きになったのか、覚えていない。 ドラマ『最愛』はそういうモノローグから始まった。 松下洸平が演じる宮崎大輝のセリフである。 彼の視線の先には女子高生の梨央(吉高由里子)がいる。 「笑い声が聞こえるとついそっちを見てしまう。 話せた日は嬉しい。 別の誰かと仲良くしていると、気になってしかたない」 そう続く。 「会えない日はつまらない。 二人になれたときは、このままでいたいと願ってしまう」 切々としたモノローグである。 一方的な想いを語っているから、彼の一方的な片想いの物語なのかとおもっていたら、そうではなかった。 駅伝の予選選考会で優勝したあと、梨央のほうから大ちゃんに告白しようとする。 梨央も宮崎大輝のことが好きだったのだ。 『最愛』というタイトルの示すもの モノローグ部分は何だかずっと、もの哀

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  • 木村拓哉がCMで手にしている「ヘミングウェイ」は村上春樹が最高作と指摘した長編小説(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「いい男はやっぱりヘミングウェイなのよ」 マクドナルドのコマーシャルで、木村拓哉はヘミングウェイを読んでいる。 それに気づいた柴田理恵と光浦靖子にいろいろ聞かれている。 「何読んでらっしゃるの」 「今日はヘミングウェイです」 「ヘミングウェイ!」 「いい男はやっぱりヘミングウェイなのよ」 先だってのドラマ『漂着者』でも、漂着した斎藤工が演じる謎の人物は“ヘミングウェイ”と呼ばれていた。 もう百年ほど前の作家なのに、いまだにかっこよさげなアイコンとして使われている。 なかなかたいしたものである。 ヘミングウェイといえば『老人と海』とされる奇妙な傾向 若い人と話していて、ヘミングウェイと言うと、だいたい『老人と海』と答える。 若い世代にとってはヘミングウェイは『老人と海』らしい。 なんか、それは、ちょっと違うよな、と言おうとして、でもその話をしたら長くなるから、まあ、そうだねえ、とそのまま話を

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  • 人間国宝・柳家小三治の落語は何がすごかったのか 談志や志ん朝も到達しなかった至宝の芸の秘密(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    高田馬場の師匠 柳家小三治 柳家小三治は高田馬場住まいだったから「高田馬場の師匠」ないしは「馬場の師匠」と内々では呼ばれていた。 一般の人がそう呼んでいるのは聞いたことがないが(身内でないものが使う言葉ではない)、落語家が小三治師匠のことを話しするときは、畏敬の念を込めて「馬場の師匠」というのは何度か聞いたことがある。 実際に、ふだんの柳家小三治を、高田馬場では何度も見かけた。 寄席では必ず立ち見になった柳家小三治 柳家小三治は、寄席にきちんと出ていた。 年中ではなく、時期は決まっているのだが(正月と夏と秋)十日間ずつ、だいたい最後にでる主任で、寄席に出演していた。(最近の正月は主任ではなかったが) 独演会となると、事前に調べて、発売日にチケットを購入して、準備万端向かわなければいけないが、寄席は予約なしで入れるし、また指定席でもない。 その日に行こうと決めて、すっと行ける空間である。 た

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  • 『砂の器』映像化4作を見比べてわかる「若者の痛み」の意外な変化(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    何度も映像化された名作 松清張の『砂の器』が出版されたのは1961年のことである。昭和でいえば36年。 いまから58年前になる。 先だって、2019年の3月28日に「フジテレビ開局60周年」ドラマとして放映されていた。60周年に58年前の作品をドラマ化したわけである。タイムカプセルを開けるような作業だけれど、さすがに舞台は現代、ハロウィンの日の渋谷で物語は始まっていた。 『砂の器』は何度も映像化されている。 松清張という作家の持つ妖しい力を、まざまざと感じてしまう。 映画になったのは一度だけだ。1974年に監督が野村芳太郎、主演はメイン刑事役の丹波哲郎(この物語の主人公を誰に設定するかは、製作者の意図によって変わってくる)。 松竹の大作映画だった。設定などは原作にかなり近い。 また、この映画が『砂の器』映像化の型を作ったと言える。のちの作品の多くは、この型をなぞることになる。 映画化の

    『砂の器』映像化4作を見比べてわかる「若者の痛み」の意外な変化(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • ラーメン二郎好きが驚愕…「麺の量を半減した店」で気づいた「衝撃の事実」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    ある店舗の「量を減らす」宣言 ラーメン二郎は、店によって量がかなり違う。 普通のラーメンを頼んでも、あっという間にべられる店もあれば、かなり頑張って頑張って突き進まないとべきれない店もあって、けっこう差がある。 およそ2年少々でラーメン二郎のほぼ全店をぐるぐるまわって(だいたい均等にまわって累計330回ほど)、それぞれ完するまでどれぐらいかかったかを記録しているのだが、早いところだと4分かからずにべきれるし、多いところだと8分を越えてしまうことがある。つまり倍ほど違う。また、多いところにかぎって、ブタをおまけにたくさん乗っけてくれたりして、ぶぎゃーと叫びつつ、10分近くかかってしまうこともある。 デフォルトの量で、かなりの差があるのだ。 ラーメン二郎好きたちは、「この店の量は少ない、ここは破壊的に多い」ということをだいたい把握している。また、インターネットでそういう情報が交換されて

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  • 『逃げ恥』の新垣結衣はなぜここまで魅力的なのか 他の女優には出せない彼女の底力(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    『逃げるは恥だが役に立つ』の新垣結衣は圧倒的な魅力に満ちている『逃げるは恥だが役に立つ』の再放送を見ていて、この作品の新垣結衣は圧倒するような魅力に満ちていると感心してしまう。 ただただ、惹きつけられる。 星野源にも惹かれるし、星野源はこのドラマのイメージがとても強いのだが、しかしここに展開しているのは新垣結衣の世界である。再放送の視聴率も順調なので、新垣結衣に胸つかまれてキュンとなっている人で満ち溢れているだろう。つまらなさそうにふーんという表情で見てるおじさんたちも、おそらく胸の中でハートが飛び交うきゅんきゅん状態だとおもわれるが、それはたぶんそっとしておいてあげたほうがいい。 『逃げるは恥だが役に立つ』について、いまさらあらためて説明しておくと、星野源の演じるヒラマサさんと新垣結衣の演じるミクリは、好きでもなく恋愛をしたわけでもないが、それぞれの得するだろうという納得のうえで「偽装」

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  • 『鬼滅の刃』がいま読まれるもう一つの理由 「緊急事態」に人が鬼に堕ちる世界(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    大ヒット漫画鬼滅の刃』を読み返していると、これは「鬼」を通して「人間のダークサイド」に迫った作品であることに気付かされる。 『鬼滅の刃』には「鬼」が登場する。 鬼は人をらう。圧倒的な悪である。 基は不老不死。首を切り落とされない限り身体が蘇生する。強い鬼だと首が落ちても死なない。恐ろしい敵である。出会ったら逃げるか、消滅させるしかない。 主人公・竈門炭治郎ら“鬼殺隊”は協力してその鬼を狩っていく。 鬼殺隊員が鬼と対峙したとき、鬼はときどきその心情を叫ぶことがある。 その言葉に鬼の質が見えてくる。 たとえば125話(単行15巻)で炭治郎たちと戦った「半天狗」という鬼。 これは「上弦の伍」(すべての鬼のなかで5番目に強い)という圧倒的強さを持つ鬼である。すでに何百年か生きながらえ、殺した人間の数は夥しい数になっている。 しかしその体は、かなり小さい。 「野ネズミくらい」の大きさしか

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  • 『サピエンス全史』実はギャグだらけ!? 秀逸すぎる表現の数々(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    世界的なベストセラーとなった『サピエンス全史』。手にしたものの途中で挫折した人も少なくないだろう。どんなことが書いてあるのか。まるで村上春樹のような「秀逸な比喩」を味わいながら、読みどころをスラスラと紹介する後編です。 〔→前編はこちら gendai.ismedia.jp/articles/-/54348〕 宗教から科学へ 『サピエンス全史』の下巻はまず宗教の話から始まる。 宗教は、ときに対立を呼ぶが、基的には人類社会の安定を強めてきた。 そして近年になって、宗教は科学に取って変わられることになった。宗教に中世のころほど熱狂的に支持なくなったのは、科学がそれに取ってかわったからだ。いわゆる科学革命である。 科学があれば、人類は宗教がなくても生きていけるのだ。 14章では、アポロ11号について触れている。 1969年7月20日、ニール・アームストロング船長は人類として初めて月面に降り立った

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  • 誰も気づかなかった「日本人がクリスマスに馬鹿騒ぎするのはなぜか」(堀井 憲一郎)

    あなたは不思議に思ったことがないだろうか?――なぜ、日人はキリスト教徒でもないのに、クリスマスであんなに大騒ぎするのだろう? コラムニストの堀井憲一郎氏はこのたび、『イエズス会士 日通信』から『an・an』『Hot-Dog PRESS』に至るまで、あらゆる資料を丹念に読み込み、この素朴な「日史ミステリー」に挑んだ。その謎解きの一部を、最新刊『愛と狂瀾のメリークリスマス なぜ異教徒の祭典が日化したのか』から特別公開しよう。 火あぶりにされたサンタクロース フランスのブルゴーニュで、サンタクロースが火あぶりにされたことがある。 ブルゴーニュのディジョン大聖堂で吊され、大聖堂前の広場に引きだされ、そこで火あぶりになった。 生身の人間ではない。クリスマスでお馴染みの、あの、サンタクロースである。 「聖なるキリスト降誕祭を異教化した罪」によるものだ。つまりカトリック教会によって、サンタクロー

    誰も気づかなかった「日本人がクリスマスに馬鹿騒ぎするのはなぜか」(堀井 憲一郎)
  • なぜハロウィンは日本でこれほど大ブームになったのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    ハロウィンの季節である。 今年(2017年)は火曜日。10月31日。 仮装して、はしゃぐ祭りである。 何だかよくわからない。まあ、祭りには、ほとんど意味がないから、これはこれでいいんだろう。でも海外発祥の祭りだから、どこかに違和感がまとわりつく。 ルーツや由来を知りたがる。 天神祭や神田祭、祇園祭は、もとからそこにあるものだとおもって身元を改めないが、新しいものはその出自を確かめたくなる。 つまるところ「アメリカの祭り」 ハロウィンのひとつのルーツは、キリスト教が世界を覆う以前(4世紀より前)の古代の祭りにあるようだ。秋の祭りである。 そのあと、キリスト教がヨーロッパ世界(もとローマ帝国)の精神的支柱となるにつれ、この古代の祭りを「万聖節」としてキリスト祝祭の一日にしようとした。キリスト教の世界戦略のひとつである。 それぞれの土地に〝キリスト教的ではない〟土俗宗教的な祝祭が残っていたとき、

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