7月10日(土)に放映された第4回ABEMAトーナメントの予選Eリーグ第二試合、チーム渡辺「ホームラン」(渡辺明名人、戸辺誠七段、近藤誠也七段)対チーム斎藤「ここ一番」(斎藤慎太郎八段、村山慈明七段、都成竜馬七段)の団体戦の模様をお送りする。 第一試合の対エントリーチームこと「わっしょい」戦で5勝2敗と、+3の勝ち点を得た「ここ一番」は本試合でも勝ち越せばトップでの予選通過が決まる。「第一試合では皆の力を合わせて戦うということができたので、それが継続できれば」と斎藤リーダー。 第1局は近藤―斎藤戦で、振り駒の結果、斎藤の先手となる。このカードは公式戦でもなく、文字通りの初手合いだ。「インコースとアウトコースを分けて、ホームランを避けたいと思います」とは対局前の斎藤。対局は居飛車の力戦形となるが、中盤で戦機をつかんだ近藤がそのまま押し切る形で初戦を制した。だが、第2局の戸辺―都成戦は都成が快