時代が経過して、それ自体では稼ぎにくい旧作漫画を収益化する一つの解として、やはり大きな存在価値があると思うのですが…話題に出てくる「漫画村」の余波だとすれば、とんだ流れ弾という気がします。何かしらの手段が奏功して、華麗な復活があることをお祈りいたします
先月の記事、実証実験その1「出版社と組んで、海賊版の投稿システムを合法化しよう」から一ヶ月が経ちました。 これは、いわば 読者(第三者)が、好きな作家や出版社に貢献しつつ、好きな本を無料公開できて、さらに自分も稼ぐことができる ・・という夢のシステムです。 この間、第三者からのアップロード数は 81作品97冊にのぼりました。ありがとうございます! 早速、アップロードされた作品群について、実業之日本社さまが作者に連絡を取って下さいました。 高齢の作家さんもおられるということで、連絡はメールや電話ではなく、何と封書で行っております。(そのため少々時間がかかっています) そして、早くも「無料公開OK」の回答を下さったのが、以下の作家さんです。 沼田朗(ぬまたほがら)先生 『ネコは何を思って顔を洗うのか』 1992年11月に実業之日本社から初版発行。スキャン原版は第7刷。 「なぜネコは、あんな棚の
「マンガ図書館Z」と実業之日本社が行う実証実験の内容と狙いは。「海賊版サイト全滅させる」と話す漫画家の赤松健さんが詳細を語った。 「海賊版サイトを全滅させる」――絶版漫画の無料配信サイト「マンガ図書館Z」を運営するJコミックテラス(東京都千代田区)と老舗出版社の実業之日本社が8月1日に始めた実証実験について、漫画家の赤松健さんが意気込みを語った。作家本人ではない「第三者による作品投稿」を出版社の協力を得て合法化するのが、今回の実験のポイントだ。 権利者の許可なく作品を配信する「漫画村」などの海賊版サイトが社会問題化し、出版社なども刑事告訴や削除要請をするなど対策をとってきたが、即効性のある有効策はなくいたちごっこが続いていた。マンガ図書館Zは、絶版漫画を収集し、広告付きで無料配信することで海賊版サイトに対抗してきた。 作家本人が作品(zip)をアップロードし、広告収入の一部を受け取る仕組み
手持ちの絶版本をスキャンしてネットに上げて――。漫画家の赤松健さん(50)が中堅出版の実業之日本社(東京)と1日、こんな呼びかけを始めた。誰でも無料で絶版本を読めるようにして、広告収入を作者と出版社、投稿した人で分け合おうとの試みだ。 対象は、同社が2000年以前に出版したが今は絶版となっていて、電子化されていない8871冊。文芸作品が多く、漫画もある。これらの本をスキャンした上で、赤松さんらが運営しているサイト「マンガ図書館Z」に投稿してもらい、広く一般に公開する。 閲覧数に応じて手元に入る広告収入は、作者8割、同社と投稿者で1割ずつ分配する予定。出版社は費用をかけずにたくさんの本を電子化することができ、作者は、印税が入らなくなっていた本で新たな収入が得られるメリットがある。1日の会見で赤松さんは「作者の許可がなければ公開しないので、(著作権上の問題はなく)完全に合法な仕組み」と説明した
本施策の概要 実業之日本社とJコミックテラスは、以下の作品のデジタルデータを集め、 過去の作品の新しいビジネスモデルを作ってまいります。 施策の目的 ・過去の作品を権利者本人、第3者から素材を提供していただくことにより権利者の利益に貢献します。 ・正式に実業之日本社との契約が行われることにより、さまざまな電子書店での販売が可能となります。 ・これにより作者にとってメリットの無い海賊版での作品の流通を防止することに貢献します。 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら
個人が自宅などに保管している漫画本を電子化してネットに投稿してもらい、著作者の許可を得たうえで、無料で公開する新しい試みを、漫画家と出版社が共同で始めました。投稿した個人にも報酬が支払われる仕組みで、企画した漫画家は、「海賊版サイトに対抗できるようなものにしたい」と話しています。 この出版社の漫画や小説などのうち、電子化されていないおよそ8800冊を対象に、自宅などに保管されている作品を持ち主にスキャンしてもらい、電子データを専用のウェブサイトに投稿してもらいます。 投稿された作品は、作者に公開していいか確認したうえで、サイトで公開され、誰でも無料で読めるようになります。 インターネットの漫画をめぐっては、著作者に無断で作品がアップロードされた「海賊版サイト」が問題となりましたが、このサイトは広告収入の中から、著作者と出版社、それに投稿した個人に対しても、報酬が支払われる仕組みです。 この
時代は、寿命を考えるとちょっと見ることできないかな……という未来。 そんな時代、大学で人工生命学を学びはじめた高橋亜鉛子(眼鏡っ娘)の日常SF。懐かし目の未来テイストです。 第1話 冷凍じいちゃん 第2話 選挙ですよ! 第3話 地獄ゼリー 第4話 THE END OF THE ARTIFICIAL LIFE 第5話 サッカーロボはワールドカップの夢を見るか? 第6話 魂の保存されている所 第7話 師走 第8話 初夢 第9話 脳みそ 第10話 ゲーム(表) 第11話 ゲーム(裏) 第12話 あなたは閉じこめられました 最終話 誰かが未来をつくっている 16Pの全13話。211P。 月刊コミックビームで連載されました(1997〜98年)
両親の跡を継いで古美術店を経営する一富士、二鷹、三茄子の三兄妹。ところが次々と古美術にまつわる事件に巻き込まれて…?!凸凹三兄妹のお宝鑑定物語。寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!
こんにちは、漫画家の赤松健です。 別冊マガジンで連載中の『UQ HOLDER!』が今年10月にアニメ化されるので、よろしくお願いいたします!(※宣伝!) ・・・ところでご存じでしょうか。文化庁がいよいよ著作権法を改正し、「著作者の力を弱めて、ややネット利用者側の利便性に振る」方向性でまとまったようです。 (朝日新聞)書籍の全文検索サービス、許諾不要に 著作権法改正へ 文化審議会・著作権分科会の議事録と資料 これは「権利制限」と言いまして、もし我々著作者に無断で作品が利用されたとしても、「著作者が文句を言う権利を、一部制限する」というものです。ぶっちゃけGoogleなどに有利な法改正ですね。 この後、「フェアユース制度*1」が導入されると完成形でして・・・そうなるといよいよGoogleやAmazonやNaverが「電子書籍版のYouTube的な投稿サイト」を構築し、何でもかんでも日本の書籍を
青春の空気感が惹き付ける田村純子(たむら純子)先生の少女ラブコメ傑作集が登場☆デビュー作「メタルの花屋さん」始め爽やか優しいキャラ達に癒されるオススメ作です!(^^)ノ(マンガ図書館Z編集部)
この巻を見ると、信念のない女と言うイメージしか持てない。 愛しているという思いだけの、だらしなく縋り付き翻弄されている女。 行動自体が、見ている方からすると腹が立ってくると言うか、イライラしてくる。 もう一つは、似たようなシーンが形を変えて何度も繰り返される。ドラマが全然、進行せず巻が終わる。 投稿者:bigboxman投稿日:2022.02.26
前回のブログ更新から10ヶ月が経ちました。 ・赤松健、これが究極の一手。・・・なぜ我々は「電子書籍版YouTube」を目指すか 今まで古書店や海賊版でしか読めなかったような作品が、安全な形で無料で読むことができ、しかも権利者の方には広告収益の100%が還元される夢のシステム。 その核となるのが、マンガ図書館Zの「新型アップロード機能」です。(マンガ図書館Zはコチラ ) その後、作者本人だけがアップロードできるように改良された「新型アップロード機能」によって、マンガ図書館Zの「投稿無料作品」コーナーは運営を継続しています。 「投稿無料作品」コーナーには、プロ・アマ問わず多くのクリエイター達が、ご自身で描いた色々な作品をアップロードしています。 私も海賊版データを流用して、デビュー作を投稿しています。 ・『A・Iが止まらない!(新装版)』(全8巻) 海賊版サイトから自分の作品をダウンロードして
孤高のヒーローを熱く描く村枝賢一先生のヒロイックロマン傑作が登場☆最強の男ジエンドの覚醒を経てヒーロークロスラインのクロスオーバー世界に誘う展開も燃える必見作です!(^^)ノ(マンガ図書館Z編集部)
プロアシスタントとして生計を立てていたとはいえ、年に一本位は「漫画」を描こう。 そう考えつつ「アシスタント先探し」も考慮しつつ一人で書き上げていた頃の投稿作品です。 「僕はココにいるよ」 日の当たらないプロアシスタントの、少し病んだ心の叫びがモロに出ていますw 旧知の編集さんに渡し掲載先を探して頂いたのですがページ数とにかく長い。 暫くして某誌に頼んだところ「エヴァのパクリ」と評されて…いや、僕は観てないんですけどねw 載せてもらえるところ無いと返ってきたんですよねズッシリと64ページw で途方に暮れて モーニングの編集さんに「スクリーントーン代だけでも回収したいんです(>_<)」と泣きついて… お情けで漫画オープンに入選して、ツテではない初めての編集さんが付いて一年半後「サトラレ」連載という具合。 本当に人生ってわからないですね。 (注)カラー表紙とP63、64は旧Jコミさん掲載用に描
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