その作品は、“まるでドキュメンタリーのような演技だ”と評されます。 ことしのカンヌ映画祭、「ドライブ・マイ・カー」で脚本賞を受賞した映画監督の濱口竜介さん。 ことしの世界3大映画祭のうち、2つの映画祭でそれぞれ別の作品が主要な賞を受賞、一躍世界に注目されています。 俳優の自然な演技を引き出す、「濱口メソッド」と呼ばれる独特の演出法に迫りました。 (科学文化部記者・加川直央 ヨーロッパ総局記者・古山彰子)
「人類を粛正してやる」という富野さんの本音 今夏出版予定の書籍『押井守の映画50年50本』から、1988年の1本をピックアップ。押井監督が選んだ作品は、なんと、富野由悠季監督の劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』!! 「ガンダムファンじゃない人もぜひ見てほしい」と語る押井監督の"トミノ愛"が炸裂します。意外な裏話も満載です。 ──そもそも押井監督は『ガンダム』が好きなのですか? 押井 最初の『機動戦士ガンダム』(79-80)と『機動戦士Zガンダム』(85-86)、『機動戦士ガンダムZZ』(86-87)までは見ていた。そのあとの作品はたまに拾い見する程度で、あんまり興味がない。天下一武道会のガンダム(『機動武闘伝Gガンダム』(94-95))とか、宝塚のガンダム(『新機動戦記ガンダムW』(95-96))とかいろいろあるけどさ。ガンダムというロボット自体にはまったく興味がない。それでも『
日本のコンテンツがハリウッドに ハリウッドが、日本のコンテンツの映画化権を買った――そうした報道を目にするのは、珍しいことではない。マンガ、アニメ、小説、ゲーム、映画、ドラマ等々、アメリカに比肩するほどのエンタテインメント大国である日本のコンテンツは、海外からも注目されている。しかし、それらが実際にハリウッドで映画化されることは稀だ。『新世紀エヴァンゲリオン』のように企画が頓挫したものもあれば、『寄生獣』のように映画化されないまま映画化の契約期間が満了したケースもある(映画化権リリース後、東宝が映画化することになったが)。世界中の優良なストーリーを探しているハリウッドにとって、映画化権を得ることとは企画の第一歩を踏み出すことでしかないのだ。 そんななかで7月4日に公開された『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、一瞬にして日本のコンテンツがハリウッドで映画化された代表例のひとつとなった。原
主演の意気込みを明かした真野恵里菜 25日、人気アニメ「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』の製作発表記者会見が千葉県で行われ、主演の真野恵里菜をはじめとするキャスト5名と押井守総監督が出席した。これまで同シリーズは漫画やアニメで展開されていたが、初の実写版では完全新作オリジナルとして世代交代した登場人物たちの活躍が描かれる。2014年4月より全12話のドラマを7章に構成して順次劇場にて上映、2015年には長編映画を公開するビッグプロジェクトだ。 これが、実物大98式イングラムだ!フォトギャラリー 物語の舞台は2013年の東京。長期的不況により手間とお金がかかるレイバーがお払い箱とみなされ、特車二課の第一小隊は解散、第二小隊がレイバーの運用経験の継続という名分の下でかろうじて存続した中で、奮闘する“3代目”の活躍を描く。
21世紀中に全島沈むと予測されている南太平洋のツバル、高潮の影響で年に80回も浸水しているイタリアのベネチア、永久凍土の溶解で2割の住民が家を失ったアラスカのシシマレフ島。気候変動によって存亡の危機に直面している3つの島の「いま」を映し出すドキュメンタリー映画『ビューティフル アイランズ』が公開されます。 監督の海南友子さんは、ナレーションやBGMを排し、島に暮らす人々の日々の生活や、祭り、伝統工芸、食生活など彼らが遠い昔から大事に受け継いできた貴重な文化を丹念に映し出しました。しかしそれらが静謐で美しい映像であるがゆえに、近い未来に失われてしまうかもしれないものの大きさに、私たち観客はおののき、呆然としてしまうことでしょう。製作に3年を費やしたという本作への想いを海南監督に伺いました。 (聞き手:堀 香織/大越 裕 文章:堀 香織) 『ビューティフル アイランズ』 7月10日(土)恵比
2ちゃんねらーが選ぶ、3回以上観たけど「もっと観たい」と思う素晴らしい映画 1 名前:名無しさんφ ★:2010/05/14(金) 22:32:11 ID:???0 無類の映画好きが多いといわれているインターネット掲示板 『2ちゃんねる』に、『3回以上見てまた見てもいいと思う映画』 というスレッド(掲示板)が作られ、隠れた名作映画の数々が 書き込みされている。 世間的には名作というと『スター・ウォーズ』や『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング』 などの大作に目が行きがちだが、はたして、2ちゃんねらー(頻繁に『2ちゃんねる』を見たり 書き込みしている人たち)が選ぶ名作映画とは何なのか!? いくつか抜粋して紹介したい。 ・『トトロ』とか『ラピュタ』とか10回以上見てる人多そうだね ・最近だったら『サマーウォーズ』。映画館で二回。レンタルで二回。買って二回見た ・『スターウォーズep3』。
はじめに最近クリエイター志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去の映画(特に80年代以前の作品)を見たことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。例えば「キューブリックをどう思う?」と聞くと、「キューブリックって誰ですか?」という答えが返ってくる。「デ・ニーロの映画で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔の映画を見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「テレビでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。 今の若い人の間では、映画を体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題作ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといてジャンルごと理解しようとする人はほとんどいない。これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。映画は、もう長いこと(20世紀の早い時期から)エンターテインメン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く