宇都宮市と芳賀町を結ぶLRT=次世代型路面電車の区間を、市内中心部の西側の方向へ延伸させる計画について反対する市民団体が21日、市議会を訪れ、計画の中止を求める陳情書を提出しました。 ことし8月に開業したLRTは、JR宇都宮駅の東口から東側の方向へ14.6キロの区間で運行されていますが、宇都宮市は今後、市内中心部の西側の方向へ、およそ5キロにわたって延伸させることを計画しています。 この計画に反対する市民団体が21日、宇都宮市議会を訪れ、馬上剛議長に陳情書を手渡しました。 陳情書では、線路の建設が計画されている西側の道路は道幅が狭く、混雑を引き起こすおそれがあることや、既存の路線バスへの影響が大きいことなどをあげ、計画の中止を求めています。 市民団体の上田憲一代表は、このあと記者会見し「宇都宮市は“路線バスのまち”であり、LRTは交通の妨げとなって、市の発展の大きな障害にもなりかねない。延