栃木県は、福田知事を本部長とする災害対策本部の4回目の会議を開き、豪雨による農業への被害が少なくとも19億円に上ることが報告されました。 会議では、今回の豪雨で、収穫時期を迎えたコメや特産のニラやイチゴが水につかるなどの被害が出ていて、農業への被害は少なくとも19億円3600万円余りに上るとみられることが報告されました。 農作物の被害額は、コメが6億4100万円余り、ニラが2億700万円余り、イチゴが1億9300万円余りなどとなっています。このほか農業施設への被害が4億5100万円余りに上っているということです。 県によりますと、調査ができていない場所もあるため被害額はさらに増える見込みだということです。 また、県内で分散して保管されている放射性物質を含む指定廃棄物については、環境省が調査した結果、流出などの被害がないことを確認したことも報告されました。 会議のあと、福田知事は「水が引いて