ITAエアウェイズのフライトで、機長・副操縦士の両名が同時に居眠りしてテロ警戒の事態に...... (写真はイメージ) wikimedia <10分間の居眠りが、テロ疑惑の騒動を招いてしまった> イタリア国営の航空企業「ITA」が運行するニューヨーク発ローマ行きのフライトで、機長・副操縦士の両名が同時に居眠りをするインシデントが発生した。フランス上空を飛行中、管制官の呼びかけに対して同機が沈黙を保ったことで、ハイジャック犯の制圧下にある疑いが浮上。テロ警戒態勢が敷かれる事態に発展した。 無線に応答しなかった時間はわずか10分前後だが、フランスの航空当局は機内の状況を目視で確認する必要があると判断。機内の状況を確認するため、一時、戦闘機2機の発進準備を進めた。 当該機はオートパイロットで飛行していたため、針路と高度は正常に維持されており、乗員・乗客の安全に影響はなかった。騒動にもかかわらず、