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DNAに関するfumiruiのブックマーク (190)

  • 絶滅生物の痕跡は現生生物のどんなゲノム領域に残りやすい? ――アゴハゼのゲノム解析が暴く「ゲノムの中の幽霊」―― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    ホーム 研究成果 絶滅生物の痕跡は現生生物のどんなゲノム領域に残りやすい? ――アゴハゼのゲノム解析が暴く「ゲノムの中の幽霊」―― 発表のポイント アゴハゼの種内系統の1つが、絶滅した“ゴースト系統”との古代の交雑により誕生したことを示しました。 絶滅したゴースト系統由来のゲノムが受け継がれたゲノム領域や、逆にゴースト系統由来のゲノムが失われてしまったゲノム領域の特徴を初めて解明しました。 研究の成果は、絶滅系統が現在の生物多様性に果たす役割や、生物の交雑ゲノム構成を決める普遍的なルールの解明に繋がると期待されます。 発表内容 東京大学大学院農学生命科学研究科附属水産実験所の加藤柊也大学院生、平瀬祥太朗助教、菊池潔教授らの研究グループは、アゴハゼというハゼ科魚類の種内系統の1つが絶滅した“ゴースト系統(注1)”との交雑により誕生した系統であることを示しました。さらに、この種内系統について

    絶滅生物の痕跡は現生生物のどんなゲノム領域に残りやすい? ――アゴハゼのゲノム解析が暴く「ゲノムの中の幽霊」―― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • 史上初、絶滅種のRNA抽出に成功! - ナゾロジー

    絶滅したタスマニアタイガーの復活は近いかもしれません。 スウェーデン・ストックホルム大学(Stockholm University)はこのほど、約130年前のタスマニアタイガーの標からRNAを抽出し、配列の解読に成功したと発表しました。 RNAは、設計図であるDNA情報をもとに身体の組織を作る上で欠かせない存在です。 また絶滅動物からRNAが抽出されたのは史上初めての成果となります。 研究の詳細は、2023年9月19日付で科学雑誌『Genome Research』に掲載されました。 RNA for the first time recovered from an extinct species https://www.su.se/english/news/rna-for-the-first-time-recovered-from-an-extinct-species-1.675743 R

    史上初、絶滅種のRNA抽出に成功! - ナゾロジー
  • アルプスの氷河で見つかった古代人「アイスマン」はヨーロッパ系の白人ではなく西アジア系で肌の色も暗かったことが最新のDNA分析で判明

    1991年にアルプス山脈のイタリア・オーストリア国境付近で見つかった約5300年前の男性のミイラ「アイスマン」は、氷河で見つかったミイラの中でも特に保存状態がよく、これまでにさまざまな研究が行われてきました。そんなアイスマンの外見予想図は「金髪の白人」とされることがほとんどでしたが、新たなDNA分析ではアイスマンの祖先が「アナトリア(現代のトルコ)の農民」であり肌の色が暗かったことが示されたほか、円形脱毛症や肥満の素因を持っていたこともわかりました。 High-coverage genome of the Tyrolean Iceman reveals unusually high Anatolian farmer ancestry: Cell Genomics https://doi.org/10.1016/j.xgen.2023.100377 Reanalysis of Iceman

    アルプスの氷河で見つかった古代人「アイスマン」はヨーロッパ系の白人ではなく西アジア系で肌の色も暗かったことが最新のDNA分析で判明
  • DNAでナノサイズの壺や皿を作成することに成功! - ナゾロジー

    DNA鎖を利用したオブジェクト作りDNAは4種類の塩基で構成されている / Credit:CanvaDNAは主に「塩基」と呼ばれる物質で構成されています。 そしてこの塩基には、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類があり、それぞれが鎖のように繋がって並んでいます。 この塩基の配列が「生物の設計図」を示しており、並び方によって、作られるタンパク質の性質や働きが変わってくるのです。 つまり塩基は、遺伝情報を記すための「文字」であり、それが書き連ねられたDNA鎖は「文章」のような存在です。 しかし塩基やDNAが物質である以上、「遺伝情報を記憶する」以外にも、もっと物理的な使い方ができるようです。 DNAそのものを建築材料のように扱い、オブジェクトを作成できるのです。 実際、研究者たちは1980年代からDNAを用いた極小サイズのオブジェクトを作成してきました。 紐を重

    DNAでナノサイズの壺や皿を作成することに成功! - ナゾロジー
  • 大きすぎてDNA鑑定が要求された世界最大のジャガイモが「ジャガイモではない」と判明

    あまりの巨大さからギネス記録申請時にDNA鑑定が要求された世界最大のジャガイモが「ジャガイモではない」と判明しました。 Oh gourd, monster 'potato' not actually a spud | Stuff.co.nz https://www.stuff.co.nz/life-style/homed/garden/300540474/oh-gourd-monster-potato-not-actually-a-spud Giant New Zealand potato is not in fact a potato, Guinness World Records rules | New Zealand | The Guardian https://www.theguardian.com/world/2022/mar/16/giant-new-zealand-potat

    大きすぎてDNA鑑定が要求された世界最大のジャガイモが「ジャガイモではない」と判明
  • DNA入門:現代遺伝学の基礎となる75実験のアニメーション

    この"DNA入門"は、DNAに関する主要なテーマがまとめられています。 これらのテーマの科学的事実を基に、アニメーション、イメージギャラリー、インタビュー、人物紹介、クイズや参考資料で、現代遺伝学をわかりやすく学ぶことができます。

  • 奴隷時代から続く性暴力の歴史 DNA研究で明らかに:朝日新聞GLOBE+

    国立アフリカアメリカ歴史文化博物館に展示されている奴隷の拘束具=2016年9月14日、米ワシントンDC、ロイター

    奴隷時代から続く性暴力の歴史 DNA研究で明らかに:朝日新聞GLOBE+
  • 空気中から動物のDNAを採取する実験が成功、到達困難な環境での調査に役立つ可能性も

    人間を含む動物は髪の毛や皮膚片、体液といった形で自身のDNAを生活範囲に残しており、犯罪捜査でも現場に残されたDNAが利用されています。新たな概念実証の研究では、「空気中から動物のDNAを採取する」という実験に成功したと報告されており、特殊な環境に生息する動物の調査に役立つ可能性があるとのことです。 eDNAir: proof of concept that animal DNA can be collected from air sampling [PeerJ] https://peerj.com/articles/11030/ Researchers can now collect and sequence DNA from the air | Live Science https://www.livescience.com/dna-collected-air.html 人間やその他の

    空気中から動物のDNAを採取する実験が成功、到達困難な環境での調査に役立つ可能性も
  • 奴隷貿易の暗い歴史、DNA研究で明らかに

    1515~1865年にアフリカ大陸から奴隷として南北米大陸へ連れて行かれた人数と目的地を示した図。(c)AFP 【7月27日 AFP】遺伝学的に残されたレイプの爪痕から、致命的な条件下で労働を強いられた人々が病気で滅びていった可能性まで、奴隷貿易の暗い歴史を明らかにする新たなDNA研究の結果が23日、米科学誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス(American Journal of Human Genetics)」に発表された。 この研究では大西洋を隔てたアフリカ大陸と米大陸の両方で、同意を得た5万人の遺伝子データを収集。それらと、1515~1865年の間に1250万人の男女と子どもたちを運んだ奴隷船の詳細な記録を相互参照した。この間、奴隷船に乗った人々のうち約200万人は途上で死亡している。 その結果、アフリカの人々が遺伝的に大きく関与している点は、歴史記録に基づ

    奴隷貿易の暗い歴史、DNA研究で明らかに
  • イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー

    アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい

    イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー
  • アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す

    幅広いアフリカ人集団にネアンデルタール人由来のDNAがあることが明らかになり、これまでに調べられたすべての現代人集団で、過去にネアンデルタール人との交雑が起きていた痕跡が見つかった。今回の研究は、人類の歴史の複雑さとともに、共通の歴史の存在を強調する。(PHOTOGRAPH BY JOE MCNALLY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 約6万年前、現生人類(ホモ・サピエンス)がアフリカからの大移動を始め、世界のすみずみに散らばっていった。彼らは行く先々で、自分たちと異なる人類と出会った。 たとえば、ネアンデルタール人はヨーロッパと中東に広がっていた。ネアンデルタール人と近縁のデニソワ人はアジアに広がっていた。現生人類は、これらのグループと出会うたびに交雑したようだ。(参考記事:「人類3種が数万年も共存、デニソワ人研究で判明」) この交雑を示す証拠は、多くの現代人の遺伝

    アフリカ人にもネアンデルタール人DNA、定説覆す
  • ネアンデルタール人のDNA、アフリカの現生人類からも検出 新研究

    アフリカ人のDNAにもネアンデルタール人の痕跡が残っているとする研究論文が発表された/PIERRE ANDRIEU/AFP/AFP/Getty Images (CNN) 現生人類の遺伝子情報について、アフリカ人のDNAにもネアンデルタール人の痕跡が残っているとする研究論文が、30日刊行の学術誌に掲載された。これで地球上のすべての地域の現生人類からネアンデルタール人のDNAが見つかったことになる。 人類の祖先がネアンデルタール人との間に子どもをもうけていたという証拠は、2010年に初めて提示された。石器時代の欧州に4万年前ごろまで住んでいた人類の骨の解析から明らかになった。その後、欧州、アジア、米州に住む現生人類の遺伝子の2%はネアンデルタール人から受け継いだものであることが分かったが、アフリカについては同様の証拠が見つかっていなかった。 今回、米プリンストン大学の研究者らは新たな計算手法に

    ネアンデルタール人のDNA、アフリカの現生人類からも検出 新研究
  • 古代出雲人は縄文人寄り DNA解析で判明:朝日新聞デジタル

    ◆弥生人との混血 進んでいない可能性◆ 古墳時代の出雲人は、同時代に関東で見つかった人骨や現代の日人よりも、縄文人に近い遺伝子を持っている――。出雲市で発見された古代人骨のDNA解析から分かった。古代出雲では、大陸から来た弥生人との混血が進んでいない可能性がある。 出雲市の出雲弥生の森博物館で昨年12月、同市の猪目洞窟遺跡で1948年に発見された古墳時代(3~7世紀)のものとみられる人骨のDNA解析結果の報告会があった。 調査したのは遺伝子研究の専門家である国立科学博物館人類研究部(茨城県つくば市)の神沢秀明研究員。神沢研究員によると、猪目洞窟遺跡から出た人骨7体の歯や側頭骨から骨粉を採取し、石灰やたんぱく質を溶かすなどしてDNAを抽出した。 そのうち6体から、母系統から受け継がれるミトコンドリア内のDNA情報を解析。6体のうち3体が日列島に元々住む縄文系、3体が大陸から渡ってきた渡来

    古代出雲人は縄文人寄り DNA解析で判明:朝日新聞デジタル
  • RESEARCH 縄文人の核ゲノムから歴史を読み解く

    1.アフリカから日列島へ、祖先の長い旅 アフリカを起源にもつ私たちヒト(ホモ・サピエンス)は、およそ5~10万年前に故郷を出て世界中に拡散していった。出アフリカの時期とルートは現在も議論のあるところだが、一部の集団がおよそ4~5万年前に東アジアに進出したことは、化石の証拠などから明らかとなっている(図1)。このようなヒトの歴史を探る研究には、これまで人骨や土器などを発掘し観察する考古学と古人類学の手法が用いられてきたが、1980年代以降DNAから歴史を読み解く遺伝学的研究も盛んに行なわれるようになった。私たちヒトが100万年以上前にアフリカを出て世界に拡散した原人の子孫ではなく、およそ20万年前にアフリカで誕生した系統の子孫だという「アフリカ単一起源説」の証明も遺伝学的研究による成果の1つである。

    RESEARCH 縄文人の核ゲノムから歴史を読み解く
  • 種によって小鳥の歌が異なるのはなぜ? 北海道大学が解明 | 大学ジャーナルオンライン

    北海道大学の研究グループは、さえずりパターンが異なる近縁種の小鳥2種間の脳内で、遺伝子の読み出し方が異なることを明らかにした。 more 小鳥は、生まれながらにもつ遺伝情報によって、種ごとに異なる歌を歌う。しかし、種分化の過程でどのような遺伝情報の変異が起こり、種間で異なる歌を歌うようになったのかは明らかになっていない。研究者らは、近縁種にも関わらずさえずり歌が大きく異なるキンカチョウとカノコスズメを用いて、種特異的な歌パターンが生まれるまでの、遺伝子の読み出し方(遺伝子発現制御)の変異解明を目指して研究を行った。キンカチョウとカノコスズメの脳内で「遺伝子の読み出されている量」を測定し、さらに2種のハイブリッド個体での「キンカチョウ由来の遺伝子座とカノコスズメ由来の遺伝子座の読み出し比」を測定することで、遺伝子の読み出しに関わる変異を見出せるという。結果として、さえずり発声に重要な脳部位

    種によって小鳥の歌が異なるのはなぜ? 北海道大学が解明 | 大学ジャーナルオンライン
  • 200年前の歴史的人物をDNAで診断、初の試み

    フランス革命期の革命家ジャン=ポール・マラーが入浴中にシャルロット・コルデーに暗殺される場面を描いた19世紀の版画。(PHOTOGRAPH BY ULLSTEIN PICTURE, GETTY) ユリウス・カエサルはてんかんだった! いやいや、軽い脳梗塞だ! 歴史上の人物の病名や死因が、現代の枠組みを用いて診断されることがある。「遡及的診断」と呼ばれ、医学会でも定番の推理ゲームのようなものだ。その内容は、もっともらしいものから、ばかげたものまでさまざま。だがこれまで、歴史上の人物人のDNAを使って、こうした診断が試みられたことはなかった。 このほど、200年前の殺害現場に残されたDNAを分析し、ある歴史上の人物を苦しめていた病気の正体が判明したという研究結果が発表された。その人物とは、フランス革命期の最重要人物の一人、ジャン=ポール・マラー(1743〜1793)だ。「暗殺の天使」と呼ばれ

    200年前の歴史的人物をDNAで診断、初の試み
  • 7000年前のスウェーデンの女性を復元、特別な存在

    現在のスウェーデン南部で7000年前に亡くなった女性。遺骨とDNAと埋葬時の様子を基に復元された。(PHOTOGRAPH BY GERT GERMERAAD, TRELLEBORGS MUSEUM) 考古学者らは、その女性に「22」という番号を振った。実物大の像を復元した彫刻家は「シャーマン」と呼ぶ。それを展示する博物館のスタッフにとっては「座る女」だ(少なくとも今のところは。他にいい呼び名があれば受け付けるそうだ)。 彼女の名を最後に口にしたのは、およそ7000年前、現在のスウェーデン南部に広がる豊かな湿地帯や森に住んでいた誰かに違いない。その名前は歴史のかなたに失われてしまったが、考古学者であり彫刻家でもあるオスカー・ニルソン氏らのチームによって女性が復元され、この11月17日からスウェーデンのトレレボリ博物館で公開される。 女性は動物の角の上にあぐらをかき、頭を上にして埋葬されてい

    7000年前のスウェーデンの女性を復元、特別な存在
  • What a Koala Virus Tells Us about the Human Genome

  • 800人分の骨が見つかった謎の湖、DNA分析した

    ヒマラヤ山脈、ループクンド湖の岸に人骨が散らばっている。(PHOTOGRAPH BY HIMADRI SINHA ROY) インド、ヒマラヤ山中の人里離れた高地に、考古学史上でも屈指の謎に満ちた湖がある。およそ800人分もの人骨が見つかっている「骨の湖」ループクンド湖だ。 この湖で、過去にいったい何があったのか。解明に挑んだ研究結果が8月20日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された。しかし結果は、その謎をさらに深めるものだった。(参考記事:「古代エジプト、人骨が語る過酷な暮らし」) 驚きの分析結果 2000年代の初めに予備的なDNA研究がなされ、ループクンドの死者たちは南アジアにルーツがあるという結果が出た。また、放射性炭素年代測定により、人骨は紀元800年頃のものとされ、全員が1回の出来事で亡くなったと考えられてきた。(参考記事:「古代南欧で謎の「男性大量

    800人分の骨が見つかった謎の湖、DNA分析した
  • ハチミツ「偽物」見破ります 京産大、方法を開発:朝日新聞デジタル

    物に見た目がよく似たハチミツの「偽物」が出回っているのをご存じだろうか。ミツバチ研究者の高橋純一・京都産業大准教授(44)は、人工的に作られた偽ハチミツを見破る方法を開発した。 天然由来で健康的なイメージから人気があるハチミツだが、自給率は約6%と低い。中国からの輸入が多いが、中には偽物も含まれる。物のハチミツに、小麦やイモのでんぷんから作った糖が混ぜられたものが多いという。 従来は製品中の糖の成分を調べて判別していた。だが、高橋さんは「検査をすり抜ける『高品質な偽物』も増えています」といい、いたちごっこが続く。 そこで、着目したのがDNA。物のハチミツには、ミツバチのDNAが含まれている。その量はごくわずかで検出は難しかったが、DNAを増やす手法を応用し、分析に成功した。この方法はミツバチが蜜を採取した花も特定できる。「実は元々、花や産地を裏付けて付加価値を高めるために開発したもの

    ハチミツ「偽物」見破ります 京産大、方法を開発:朝日新聞デジタル