画像説明, 欧州委員会のジョセップ・ボレル副委員長(右)とウクライナのドミトロ・クレバ外相(2日、キーウ) 欧州連合(EU)外相会議が2日、ウクライナの首都キーウで開催された。外相らはロシアに対し、ウクライナをめぐる欧州の「支援疲れ」を当てにしないよう警告した。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定に参加している日本など11か国はイギリスの加入を認める方針を固めました。TPPが、2018年に発効して以来、発足時から参加している11か国以外で加入が認められるのはイギリスが初めてです。 TPPは、日本のほか、オーストラリアやカナダなどアジア太平洋地域の11か国による経済連携協定です。 モノの関税だけでなくサービスや投資の自由化を進め、知的財産や電子商取引など幅広い分野でも共通のルールを定めています。 イギリスは2020年にEU=ヨーロッパ連合から離脱したことをきっかけにEU以外の国との関係強化を通じて経済成長を図る戦略を打ち出していて2021年にTPPへの加入に向けて申請を行い11か国との交渉を進めていました。 31日にもオンラインによる11か国の閣僚会合が開かれ、イギリスの加入が正式に認められる見通しです。 イギリスは6000万人以上の人口を抱える世
昨年2017年10月1日、カタルーニャで独立住民投票が実施され、2010年から続いているカタルーニャ危機は新たな展開を見せた。その日のニュースはスペイン中央政府の反対にもかかわらず投票する住民、また、投票所を制圧し、投票箱と投票用紙を接収する警察の映像で世界中の多くの視聴者を驚かせ、そしてそれ以降にも、プッチダモン前州首相のベルギー脱出、自治政府幹部や独立派の活動家の拘束、中央政府によるカタルーニャ州自治権の停止、州議会での独立宣言の可決など、相次ぐ重大な出来事が欧州内外で大きな波紋を呼んできた。 スペイン国内では、こうした事態に対してもっとも懸念を抱いた地域はおそらくバスク地方であった。バスクは、カタルーニャと同様に固有の言語と民族アイデンティティを持ち、スペインの自治州体制の中で高度な自治権を有し、また、19世紀に遡る独立運動を生み出している。 さて、バスク社会はカタルーニャ危機に対し
ウクライナに寄付するため募金により購入した軍用ドローンが公開され、一目見ようと集まったリトアニアの市民たち=リトアニア北部シャウレイで2022年7月6日、BNS/Scanpix・ロイター バルト3国のリトアニアが、ロシアや中国に強い態度で臨む姿が注目されている。冷戦時代はソ連の一部だったが、今年に入り、ロシア産のエネルギーの輸入をやめるなど急速に「脱ロシア」を進める。人口約280万人の小国が、なぜそんなに「とがって」いるのか。リトアニア政府高官や識者に話を聞いた。 人口280万の小国 リトアニアがひときわ関心を集めたのは5月、ロシアから電気、原油、ガスの輸入をすべて取りやめた時だ。「ウクライナへの連帯の表明になる。ロシアの戦争に出資することはやめなければならない」。リトアニアのエネルギー庁は声明で、その狙いを説明した。 リトアニアは2013年ごろまで、天然ガスの100%、石油もほぼ100%
ウクライナ国旗の色に照らされたブランデンブルク門の前で撮影に応じるフランスのマクロン大統領(左)とドイツのショルツ首相=ベルリンで2022年5月9日、AP 欧州各国首脳の4月から5月にかけて相次いだ来日は、日欧関係の根本的な変化を感じさせた。東アジアの厳しい安全保障環境への関心が薄く、中国との経済利益を優先してきた欧州が、安全保障や自由主義の価値に重きを置いた対日関係重視へ転換した。 相次いだ欧州各国首脳の来日 来日したのはスイスのカシス大統領兼外相(4月18~22日)を皮切りに、ドイツのショルツ首相(4月28、29日)、フィンランドのマリン首相(5月10~12日)、ほぼ重なるように欧州連合(EU)のミシェル首脳会議常任議長(大統領)とフォンデアライエン欧州委員長と続いた。いずれもウクライナ紛争を巡る対露政策で重要な役割を演じている国や国際機関の首脳だ。 カシス氏のスイスはEUメンバー国で
ハンガリーの首都ブダペストで記者会見するオルバン・ビクトル首相(2022年4月6日撮影)。(c)Attila KISBENEDEK / AFP 【4月8日 AFP】ウクライナは7日、隣国ハンガリーがロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領による「ウクライナ侵略を支援」し、欧州連合(EU)の結束を乱していると非難した。 ハンガリーのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相は6日、プーチン氏と電話会談し、ロシア産ガスの代金をルーブル建てで支払う用意があると表明した。 これに対しウクライナ外務省は「わが国に対する非友好的な姿勢と捉えている。EU共通の姿勢とも矛盾する」と反発した。 オルバン氏は6日、電話会談でプーチン氏に即時停戦を促したと明らかにした。また、ハンガリーの首都ブダペストでロシアとウクライナの和平交渉を行うため、ロシア、ウクライナ、仏、独の首脳を
ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、欧州連合(EU)加盟を正式に申請する文書に署名したと明らかにした。12日撮影(2022年 ロイター/Irakli Gedenidze)
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻は、通信、衛星、貿易、インターネット、交通網など、かつてないほど緊密に結ばれた世界の中で起きた。 この戦争について「歴史的に類例がない」と指摘する意見を『フラット化する世界』の著者のトーマス・フリードマンが米紙「ニューヨーク・タイムズ」のオピニオン記事に寄稿している。 「リスクと影響は世界中に及ぶ」 米紙「ワシントン・ポスト」は、ロシアのウクライナ侵攻に関し、グーグル・マップの渋滞情報からロシア軍の軍事行動や、首都キエフから脱出する人々の動きを見ることができると報じ、「昔なら、現地で何が起きているのかを教えてくれる記者に頼っただろう」という研究者の声を伝えている。 また英紙「ガーディアン」も「初めてのティックトック戦争」と見出しを取り、インフルエンサーたちが戦争の恐怖を記録し発信する様子について報じている。 フリードマンはこうしたグローバ
2022年4月6日 (水)よりYahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスからご利用いただけなくなります Yahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスのお客様に継続的なサービス利用環境を提供することが困難であるとの判断から、以下の「2022年4月6日 (水)以降もご利用可能なサービス」に記載のサービスを除き、2022年4月6日 (水)よりEEAおよびイギリスからご利用いただけなくなります。 EEAおよびイギリスからのご利用が多いお客様におきましては、Yahoo!プレミアムなど月額利用料金が自動更新されるサービスをご利用の場合は解約の手続きをお願いいたします。 また、有料サービスをご利用の際には、サービスの利用可能期間にご注意いただきますようお願いいたします。 日本からの渡航を予定されている方もご注意ください。 ※欧州経済領域(EEA)加盟国についてはこち
画像説明, EU離脱後のイギリスのビジネスについて、事業主たちは「いらだちが募った。怖かった。売り上げが大きく落ちた。欧州での競争力が落ちた」と語った 化学、金融サービス、航空宇宙、ケータリング、そしてプレゼント用の小さな化粧箱メーカー――。小企業のオーナー12人が、私のパソコンの画面に現れた。みんな穏やかな物腰だ。
欧州で存在感を増していた中国が、想定外の逆風にあえいでいる。きっかけは、小国・リトアニアが中国との経済協力関係を解消し、台湾に接近したことだ。筑波大学の東野篤子准教授は「激怒した中国政府はリトアニアに圧力をかけ、苦境に陥れた。だが、この報復行為に近隣諸国が強く反発。これまで良好だった欧州と中国の関係に隙間風が吹き込んでいる」という――。 リトアニアと中国との関係はさほど険悪ではなかった 近年、欧州の小国リトアニアが注目を集めている。同国は中国との関係に見切りを付け、台湾との関係構築を大胆に進めているのだが、これに中国が猛然と反発し、あらゆる手段を用いてリトアニアへの圧力を強めている。 それでも台湾への接近をやめようとしないリトアニアの大胆さと、なりふり構わず同国へのけん制と報復に走る中国という構図に、国際社会の関心が集まっているというわけだ。 なぜこのようなことになったのか、経緯を簡単に振
エストニア国旗(左)と欧州旗(右、2017年6月29日撮影、資料写真)。(c)Petras Malukas / AFP 【2月18日 AFP】エストニアの対外情報機関は17日発表の年次報告書で、中国は同国政府が支配する「沈黙の世界」を望んでいると指摘し、増大する同国の影響力に警戒感を示した。 また、世界が中国のテクノロジーへの依存を強めていることや、中国が「ロシアに倣って」偽情報を拡散していることにも言及した。 同機関は、「中国の主要目標は、米国と欧州を分断することだ」と指摘。「中国は、分裂した欧州が恐るるに足らず、米国ほど激しく抵抗することはまずないと非常によく理解している」 さらに、「中国の外交政策理念の実践や『人類運命共同体』の構築は、中国政府に支配された沈黙の世界につながる」と主張した。 エストニアは従来、国境を接する大国ロシアに懸念を示してきたが、近年は中国の影響力への懸念を訴え
みなさんの周りはインフルエンザは大丈夫ですか? 私は記憶にある限り一回もかかったことがないのですが、今日はインフルエンザのドイツでのお話。 ドイツに来てから全然風邪をひかなくなった。インフルエンザの流行なんてない。街で電車でマスクしてる人も見ない。 なぜか。 結論:調子が悪い人は、休んで家にいるから。 十分に病欠できる環境が用意されてるのは、素晴らしい。 休まず働くことは、他の誰かの休みを削ることになる悪循環。 — ピアニシモ (@drpianissimo) January 24, 2019 以上のツイートに、体調が悪くても休めない日本の労働環境の悪さに対する怨嗟のリプがぶら下がっています。 実は、おんなじようなツイートが、ちょうど1年前にもありました。 ドイツでインフルエンザ予防接種するなんて全く聞いたことないしそれでも全然流行しないけど、日本では大流行しちゃうのは、インフルかかっても仕
グーグル、フェイスブックなどインターネット大手のロゴと欧州連合(EU)の旗(2018年9月6日作成、資料写真)。(c)Lionel BONAVENTURE and Ben STANSALL / AFP 【9月13日 AFP】欧州連合(EU)の欧州議会(European Parliament)は12日、激しい攻防が展開された著作権法の改正案を可決した。 報道機関やレコード会社などの著作権の保護を強化する内容で、米グーグル(Google)や米フェイスブック(Facebook)などインターネット大手は対抗する構えだ。 この著作権改正案を支持したのは伝統的メディアだ。インターネットユーザーの新聞・テレビ離れが進み、広告収入はオンラインプラットフォームに流れる中、伝統的メディアは収入源を求めて切迫している。 欧州議会の議員らは、この著作権問題で大きく対立し、賛否双方のロビー活動がかつてなく激化した。
2018年9月10日、EUの欧州議会ではインターネット上の著作権を保護するための新しい法律の枠組みの是非を問う投票が行われます。この「ネット著作権改正案」の最大のポイントは、サイトにハイパーリンクを貼るだけで著作権使用料が発生するリンク税や、ウェブサービス側にコンテンツのフィルタリングを行う責任を課すことになる中身で、可決されるとネットの姿がそれまでとは大きく異なるものになる可能性があります。 The future is here today: you can't play Bach on Youtube because Sony says they own his compositions / Boing Boing https://boingboing.net/2018/09/05/mozart-bach-sorta-mach.html ピアニストとして活動しているジェイムズ・ローズ氏
欧州連合(EU)がインターネットを使ってコンテンツ(著作物)を配布するすべてのプラットフォームに、コンテンツフィルタリングの導入を義務付けようとしている。世界最大のオープンソースレポジトリであるGitHub(同社に対してはMicrosoftが先ごろ買収計画を発表している)は、新たな法案が欧州議会を通過した場合、オープンソースソフトウェアの配布、維持に使われている仕組みが事実上崩壊すると警鐘を鳴らしている。 GitHubで政策担当責任者を務めるMike Linksvayer氏は米国時間6月20日、米ZDNetにあてたメモの中で「アップロードされるソースコードを自動的にフィルタリングするには、まったく新しい技術が必要になる」と述べる。「そして、(そうした自動フィルタリングの仕組みが導入された場合)結果的に膨大な数のフォールス・ポジティブ(誤検出)によってソフトウェア開発がはるかに不安定なものと
Electronic Frontier Foundation 現在審議が進むEU著作権指令改正案は、6月20日または21日に委員会で採決が行われ、7月上旬または9月下旬に議会投票が行われることになっている。この指令は、欧州が長年抱えてきた問題を修正するものであると同時に、インターネット自体を破壊するほどの大きな問題を抱えている。 提案の第13条は、ユーザがテキスト、サウンド、コード、画像、動画、その他著作権の対象となる作品の公表できるウェブサイトに対し、ユーザがアップロードする全てのコンテンツを著作物のデータベースに照らしてフィルタリングすることが義務づけている。ウェブサイトは、ユーザがアップロードするコンテンツをデータベースを参照してフィルタリングしたり、完全な一致だけでなく部分的な一致も検出するためのテクノロジーをライセンスするために出費を強いられることになる。また、ウェブサイトは著作
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