カシオ計算機が5月に発売する腕時計「LF-20W」がネット上で「懐かしい」「かっこいい」などと注目を集めている。価格は4400円で、中には「チープカシオにしては高い」と指摘する人もいた。 英語の「cheap」(チープ)は「値段が安い」ことを示す代表的な表現だが、同時に「安っぽい」というニュアンスを含む場合もあり、使いどころを選ぶ言葉だ。そんな言葉にどういった意図があるのか、カシオ計算機に聞いた。 「チープカシオはブランドやシリーズ名ではありません。一般に『カシオスタンダード』『カシオコレクション』といった低価格帯の製品を指すようです。ただ社内ではチープカシオとは言わないですね」 なんか、ごめんなさい。どうもファンの間で言われ出した言葉が意図せず定着したもののようだ。ちなみにいつ頃から誰が言い出したのかも把握していないという。 お詫びに“チープカシオ”の代表的な機種を紹介しておく カシオコレ