新幹線や特急列車の割引きっぷは多数発売されていますが、この度、JR北海道とJR九州から発売される新しい割引が注目されます。北海道の特急列車を対象とした「特急トクだ値1」「特急トクだ値14」(24年3月16日~)と、九州新幹線博多~熊本間の「九州ネット早特7」(3月1日~)です。 両社の発表には「発売価格を変動させる仕組みを導入」(JR北海道)、「価格変動制を適用する実証実験」(JR九州)とあり、鉄道の運賃・料金における本格的な価格変動の第一歩になりそうだからです。 【マジで爆安も!】これがJR特急の「新しい割引」です(画像) 鉄道の価格変動は以前からあった、と思うかもしれません。しかしJR各社の従来の割引きっぷは、曜日や時間帯ごとに固定の割引率と適用座席数、発売期限が設定されていて「希望の列車の“安いきっぷ”が売り切れたら、“高いきっぷ”を買うしかない」というメカニズムでした。しかし今回の