【読売新聞】 中国の裁判所が、生成AI(人工知能)による「ウルトラマン」によく似た画像について、AIサービスを提供していた事業者に著作権侵害の責任を認め、損害賠償などを命じる判決を出したことが15日、わかった。生成AIと著作権を巡る
コーエーテクモゲームスがYOUZUに対して訴訟を提起。著作権侵害等の行為の差止および,当該行為から生じた損害賠償を求める 編集部:簗島 コーエーテクモゲームスは本日(2024年4月8日),シンガポールのYOUZUに対して,著作権侵害などの行為の差止および,当該行為から生じた損害の賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。 発表によると,コーエーテクモゲームスが開発し,知的財産権を保有するゲームソフトシリーズ「信長の野望」および「太閤立志伝」の音楽,ゲーム画像並びに商標が,同社の許諾を得ることなく,YOUZUのゲームアプリのWeb広告に継続的に利用されているという。コーエーテクモゲームスは,この利用行為を著作権侵害などに該当すると判断したとのこと。 また,YOUZUの侵害行為については今回が初めてではなく,過去にコーエーテクモゲームスから複数回にわたって侵害行為に対する警告状が送
中国:AI生成画像の著作権侵害を認めた初の判決~その概要と文化庁「考え方」との比較~ 2024/04/03 海外法務, 知財・ライセンス, 中国法 1. はじめに 近時, Chat GPT, Midjourney等, 生成AIの驚異的性能が注目されるとともに, 生成AIに関する法的問題[2]の一つとして, 生成AIにより他人著作物の類似物が生成された場合に著作権侵害が認められるかの問題が世界的に議論されている。例えば, 日本においても, 政府の文化審議会著作権分科会法制度小委員会の「AI と著作権に関する考え方について」(2024年3月15日)(以下「考え方」) [3]にこの問題の検討結果が示されている。 この問題に関し, 中国では, 本年(2024年) 2月8日に, 広州インターネット法院が, 画像生成AIにより生成された画像について, 生成AIサービスの提供事業者による著作権侵害
いつもSkebをご利用いただきありがとうございます。 Skebでは2019年6月7日より、ファンアートの売上のうちSkebの収益分について、事前にご登録いただいた原著作者さまにお支払いする「二次創作公認プログラム」を提供させていただいておりましたが、この度2024年4月30日をもって終了させていただきます。 ファンアートの判定は、事前に原著作者さまから指定されたキーワードがリクエスト本文中に含まれているか否かで決定しておりました。 しかしながら、キーワードが一般名称であったり、参考構図としてキーワードのキャラクターを指定されているリクエストなどが多数存在し、現在では過半数が誤判定という結果になってしまいました。 誤判定の場合であっても、原著作者さまはそのまま売上を受け取っていただく契約となっておりますが、原著作者さまから誤判定の修正に関する問い合わせも多く、原著作者さまとSkeb双方にとっ
樋口紀信@疫神のカルテ全3巻 @susujinkou 《読者の皆様へ》【二次創作禁止のお知らせ】 LoRAの話題から離れている間は全く平気なのですが、この話題になるとかなり辛いです。 申し訳ありませんが、『樋口紀信LoRA』を使われる可能性から、ファンアートを含めた自著の二次創作を一切禁止します。(続) 2024-03-20 16:47:07 樋口紀信@疫神のカルテ全3巻 @susujinkou あのLoRAで自著のキャラを描かれるのも、その他の画像生成AIで二次創作されるのも、それらと手描きの区別をつけなければならないのも、今は無理です。 耐性が付き次第、また解禁します…!! ホントすみません!! 2024-03-20 16:47:08 リンク となりのヤングジャンプ [第1話] 疫神のカルテ - 樋口紀信 | となりのヤングジャンプ 「疫神症候群」それは超常能力を発現し、やがて死に至る
同人グッズをネットなどで調べてみると「著作権的にグレーだ」「違法だ」という意見があります。一方で、コミケやイベントでは同人グッズを製作し販売している方もいます。「結局同人グッズは違反なの?」「どこまでが著作権的にOKなの?」と心配される方もいるでしょう。 ここでは、同人グッズを販売したいけれど著作権が気になるという方向けに、同人グッズの著作権についてわかりやすく解説します。 著作権が関わるのはアニメや漫画を元にした二次創作 同人グッズの定義は2種類あります。 基本的に、アニメ・漫画・小説などを元にした二次創作グッズを同人グッズと呼びますが、同人誌の即売会やコミケなのでは、既存の作品やデザインを元にせず、個人がイチからアイデアを練って作った「完全オリジナルのグッズ」も同人グッズと呼ばれることがあります。 2つの同人グッズのうち、「グレーだ」「違法だ」などの意見があるのが「二次創作の同人グッズ
アメリカの控訴裁判所が2024年2月20日に、ユーザーによる著作権侵害に対するインターネットサービスプロバイダー(ISP)の責任を認めた2019年の判決を覆しました。 Cox Communications wins order overturning $1 billion US copyright verdict | Reuters https://www.reuters.com/legal/cox-communications-wins-order-overturning-1-bln-us-copyright-verdict-2024-02-20/ Major Labels $1 Billion Decision Against Cox Communications Overturned https://variety.com/2024/music/news/major-labels-b
クリエイティブ・コモンズは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。 CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。 CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。(→CCライセンスの種類) これらのマークが表示されていることが、著作物にCCライセンスが付けられていることを示す目印です(クリックすれば利用の条件が書かれたページにジャンプします。)。 “Some Rights Reserved” —作品を共有する 図のように、すべての作品は、著作権で守られているものと
1月26日に令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」(令和5年6月19日実施)についてのリンクを追加しました。
NASAが主導する有人月探査計画「アルテミス計画」には、日本人宇宙飛行士が参加することでも話題となっています。このアルテミス計画について報じたメディアが、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)を用いた削除申請により、Googleのインデックスから削除される危機に直面していることが明らかになりました。 Reckless DMCA Deindexing Pushes NASA's Artemis Towards Black Hole * TorrentFreak https://torrentfreak.com/reckless-dmca-deindexing-pushes-nasas-artemis-towards-black-hole-231226/ Google検索において、オリジナルの画像アップロード元よりも画像をコピーして利用するサードパーティーがアップロードした画像が上位に表示され
生成AIに対する著作権侵害訴訟が多発している米国で最初の判決が下りた。結論は陪審の事実認定に委ねたが、自身の役割である法解釈を示した判事は、生成AIに対する著作権侵害訴訟の先例となりそうな判決を下した。 判決の概要 法律情報サービスWestlawを所有するThomson ReutersがAIスタートアップのRoss Intelligence(以下、「ロス」)を訴えた事件(以下、「ロイター事件」)で、ロイターはロスがWestlawの表現を生成物に複製するようにAIを訓練したと主張。 対して、ロスはAIが判決の要約(headnotes)や分類方法(Key Number System)を学習したのは表現を複製するためではなく、言語パターンを分析するためだったと反論した。 デラウエア州連邦地裁はまず、サンフランシスコの第9控訴裁判所の中間的複製についての二つの判決を紹介した。 1992年のSega
海老澤美幸 ebisawa_miyuki @ebisawa_miyuki Attorney at Law(fashion law)/Fashion Editor 弁護士(69期、第二東京弁護士会、メインはファッションロー)/ファッションエディター・スタイリスト。三村小松法律事務所。ファッション関係者の法律相談窓口 fashionlaw.tokyo主宰。趣味は釣りと猫。 mktlaw.jp 海老澤美幸 ebisawa_miyuki @ebisawa_miyuki 「トレパクだ」との指摘が名誉毀損と判断された話題の裁判例について簡単に書いときます。 色々な事情を考慮して判断されてることを知っていただきたく、超長文ですみません。 事案はこうです。 漫画家兼イラストレーターYさん(被告)は、イラストレーターXさん(原告)のイラストがYさんイラストを 2023-11-07 10:30:49 海老澤美
文章や参考画像を入力するだけで好みの画像を生成できる画像生成AIの開発が急速に進んでいますが、画像生成AIには「人間のアーティストの著作権を侵害しているのではないか」という意見も投じられており、著作権に焦点を当てた訴訟が複数展開されています。そんな中、北カリフォルニア地区の裁判所がStable DiffusionやMidjourneyを相手取った集団訴訟を棄却しました。 AI COPYRIGHT LAWSUIT mtdruling.pdf (PDFファイル)https://fingfx.thomsonreuters.com/gfx/legaldocs/byprrngynpe/AI%20COPYRIGHT%20LAWSUIT%20mtdruling.pdf Judge pares down artists' AI copyright lawsuit against Midjourney, S
はじめに デジタルフォントは、 「プログラム」という観点からすると著作物として保護がある一方で、 「文字」というものには、著作物としての保護がありません。 これがデジタルフォントを使用する上で、ややこしい点なのですが、 メーカー(提供者)が使用許諾範囲を設けることにより、著作権侵害を未然に防ぐという仕組みになっています。 許諾範囲の捉え方 前述しましたが、 (1)デジタルフォントをプログラムとして使用するか。 (2)デザインされた一つの文字として使用するか。 で著作権の有無が変わります。 使用する際は、この要素を最初に確認すると混乱せずに済みます。次に、 (3)ロゴ・映像・電子書籍に使うか。 という部分を確認すると許諾範囲の大筋を理解したことになります。 デジタルフォントの保護 こうした許諾範囲のバラつきの原因に下記の2点が挙げられます。 (1)メーカー特有の人気書体があるため イワタとダ
デジタルスキャンした書籍を無料で公開したInternet Archiveの電子図書館サービスが、著作権侵害にあたるとしてアシェット(Hachette)など大手出版社から訴えられ敗訴していた裁判で、Internet Archiveが控訴することを発表しました。 Internet Archive Files Appeal in Publishers’ Lawsuit Against Libraries | Internet Archive Blogs https://blog.archive.org/2023/09/11/internet-archive-files-appeal-in-publishers-lawsuit-against-libraries/ Internet Archive appeals loss in library ebook lawsuit - The Verge
Googleは著作権侵害への取り組みとして、著作権侵害の疑いがあるコンテンツをGoogle検索の検索結果から削除しています。2023年8月末にGoggleがアメリカ特許商標庁に宛てた書簡によると、Goggleは違法なコンテンツが検索結果に一度も表示されることなくブロックできているケースも多く、ブロックしたコンテンツは2022年だけで約6億8000万件にものぼると報告されています。 Google Preemptively Banned Hundreds of Millions of 'Pirate' URLs Last Year * TorrentFreak https://torrentfreak.com/google-preemptively-banned-hundreds-of-millions-of-pirate-urls-last-year-230903/ アメリカで施行されている
大阪・IRのPR動画で、美術家の奈良美智さんや村上隆さんらの作品を無断で使用していたということです。 (IR推進局 那須雅之副理事)「事態を重く受け止め深くおわび申し上げます」 大阪のIRをめぐっては事業者側が公表していたPR動画などについて、今年4月に美術家の奈良美智さんや村上隆さんの作品に似たデザインが許可なく使用されていた疑いが浮上。府などによりますと、事業者が調査した結果、奈良さんと村上さんに無断でデザインを使用していたほか、これ以外の作品1点についても無断使用があったということです。 奈良さんの作品については3年前に使用許諾を依頼したものの断られていて、村上さんに対しては依頼もしていなかったということです。また、これ以外に動画やポスターなど20点で著作権の権利処理が適切に行われていなかったとしています。 IR推進局と事業者は再発防止に努めるとしています。
2023年(令和5年)5月、「著作権法の一部を改正する法律」(以下、本稿において「改正著作権法」といい、改正前の著作権法を「改正前著作権法」といいます)が通常国会で可決、成立し、2024年(令和6年)1月1日に施行されました。 今回の改正は、①著作物の利用円滑化に向けた新たな裁定制度の創設、②立法府・行政府内部での著作物の公衆送信を可能とする措置、③海賊版被害時の賠償額増額に向けた新たな損害算定方法の導入の3点を柱としています。 本稿ではこのうち、③の概要について解説していきます。 海賊版被害時の賠償額増額に向けた新たな損害算定方法の導入は、著作権法114条の改正によるものです。海賊版被害を含む著作権侵害に対する損害賠償請求の場面においては、改正前著作権法の下では認定される賠償額が低額にとどまり、侵害者が侵害によって得た高額の利益の大部分が侵害者の手元に残存していると指摘されていました。今
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く