【読売新聞】 東海道新幹線の車内ワゴン販売が31日、最終日を迎えた。車内販売は1964年の東海道新幹線開業時から続いており、長年愛されたサービスの終了を惜しむ声が広がっている。 JR東海が8月に終了を発表して以降、JR東海リテイリン
かつて貨物駅もありました。 鉄道敷地の跡地を再開発 東海道線に新駅が設置予定(画像:photolibrary)。 神奈川県鎌倉市は2023年10月30日(月)、「村岡・深沢地区」の土地区画整理事業について、国の事業認可を受けたと発表しました。 このエリアは大船駅南西側に広がる「旧国鉄湘南貨物駅」「JR東日本旧大船工場」の跡地を中心に再開発するものです。 エリアの新たな交通拠点として、JR東海道線の大船~藤沢間に新駅「村岡駅(仮)」が設置予定で、2022年から詳細設計が進められています。 この村岡新駅周辺と、東側の湘南モノレールの湘南深沢駅周辺を軸として「最先端ヘルスケア産業が集積するイノベーション拠点を実現」する街づくりが行われます。村岡新駅周辺地区は「尖る創造と広がる創造を生み出す街」として、最先端研究の拠点を設置し、クリエイティブ産業の集まる環境を整備するとしています。 【了】
ホテルは駅から徒歩1分です。 歩行者ネットワークと広場、ホテルなどが2024年3月に開業 JR東日本千葉支社は2023年10月31日(火)、京葉線・幕張豊砂駅駅前に計画している歩行者ネットワークと広場、ホテルを2024年3月に開業すると発表しました。 拡大画像 京葉線のE233系(画像:写真AC)。 計画では、幕張豊砂駅前に広場や「バーベキューテラス」、「鉄道運転体験ハウス」、ホテル、イオンモールなどへとつながる歩行者ネットワークが整備されます。 「鉄道運転体験ハウス」は、「JR東日本トレインシミュレータ」を忠実に再現し、E233系の運転台も備えるとのこと。HOゲージ(1/80縮尺の鉄道模型)の鉄道ジオラマも設置するとしています。 「バーベキューテラス」は屋根付きエリアを備えた全天候型となる見込み。ホテルは「JR東日本ホテルメッツ プレミア」として、ホテルメッツでは初のプレミアムブランドに
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 12月以降も購読を継続される場合は、料金改定の同意を行ってください。 京成電鉄(市川市)は31日、新京成電鉄(鎌ケ谷市)を2025年4月に吸収合併すると発表した。同日開催の取締役会で決議した。現在の路線と駅、従業員の雇用は維持する方針。「新京成線」の路線名を存続するかは今後検討する。新京成の運賃については京成線に組み込まず、現在の運賃体系を維持する方向で調整している。 新京成電鉄は松戸-京成津田沼間の新京成線を運営。京成電鉄は2022年9月に全株式を取得して新京成電鉄を完全子会社化したが、吸収合併で組織を一本化することで、経営のさらなる効率化と意思決定の迅速化を図り、経営資源を最大限に活用するとしている。 京成の担当者は「新京成線は6駅で11路線に乗り換えができる便利な路線で、都心へのアクセスも良く、通勤通学などの乗客が多い。沿
JR東日本は、房総方面の特急列車の自由席を2024年春で廃止し、全車指定席に変更する。これにより、首都圏の定期特急列車から自由席が消滅することになる。 定期列車の東京〜佐倉・成東・銚子駅間の特急「しおさい」、東京~茂原・上総一ノ宮・勝浦・安房鴨川駅間の特急「わかしお」、東京~木更津・君津駅間の特急「さざなみ」のほか、臨時列車の特急「新宿わかしお」「新宿さざなみ」も対象。 新たな特急料金は、営業キロ50キロまで760円、100キロまで1,020円、150キロまで1,580円と、現行の自由席特急料金と指定席特急料金のほぼ中間の価格に設定する。えきねっとのチケットレスサービスではそれぞれ100円引き、2024年6月30日まではキャンペーン価格としてさらに100円引きとなる。なお、車内精算の場合、それぞれの通常料金に260円を加算した価格となる。
「アメリカの旅 撮影開始」 車窓のロケでは、いつも最初に列車に乗る日が一番緊張する。カメラを向けたときの人々の反応は、国によってそれぞれ違う。だから一番はじめの乗車日は、その国では乗客とのあいだにどれくらいの距離をとればいいのかを計りながらの撮影となる。今回の旅の始まりはニューヨーク・ペンシルベニア駅。ここからボストンへ向かうアムトラック版新幹線、アセラ急行に乗るのだ。ボストンまは3時間半。平日の朝ということもあって、目につくのはビジネス客の姿ばかり。座席に落ち着くとさっそくパソコンを広げ、書類に目を通している。車内に子供の姿はほとんどなく、わいわい家族旅行なんて光景は皆無。旅情漂うとはとても言えない雰囲気である。これは、さぞ撮影も難しいのでは…と不安になる。 車内の乗客を撮影するときのアプローチには、2通りある。1.カメラを構えながらニコニコと(大きなカメラで顔が見えなくても、あくまでも
グリーン車に乗る場合、運賃とは別に「グリーン料金」が必要です。しかし乗客がその料金を払っているかどうかの確認は、省力化の対策とともに「頭の痛い問題」としてJRにのしかかっています。 「検札済みランプ」導入されたグリーン車 東京の中距離通勤電車の多くにはグリーン車が併結されています。座席がゆったりしているなど、一般車両とは違う快適な移動ができます。その代わり、きっぷとは別に「グリーン券」が必要となります。 しかしこのグリーン車に、グリーン券を買わずに着席し、そのまま逃げ切る乗客もいます。近年は「グリーン券の有無が確認されていない状態」が周囲からも視認できる車内設備になっており、その実態がよく見えるようになってきました。 拡大画像 グリーン車のイメージ(画像:写真AC)。 首都圏のグリーン車は、東海道線、横須賀線・総武線快速、宇都宮線・高崎線、常磐線で導入されており、Suicaを利用した「グリ
JRグループは訪日外国人向けに販売している「ジャパン・レール・パス」を2023年10月1日購入分から値上げした。日数により発売額は変わるが、最廉価版の普通車用7日間有効のパスが改定前2万9650円であったものが改定後は5万円となった。約1.7倍である。 価格の改定だけでなく内容も変更があった。これまでは東海道・山陽新幹線の「のぞみ」、山陽・九州新幹線の「みずほ」には乗車できなかったが、「のぞみ・みずほ利用券」を購入すれば乗車可能となった。 値上げだが利便性も向上 日本政府観光局の統計によれば、2023年8月の訪日客数(推計値)は215万6900人で、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年同月に比べて85.6%の水準にまで回復した。今回の値上げは、コロナ規制緩和後の海外客需要を見込んで適正な値上げをしつつ、利便性も向上させたという点でバランスが取れた改定と思う。 約1.7倍もの値上げとはい
別府駅に入るJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」=大分県別府市で2023年9月29日午後0時9分、下原知広撮影 JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が15日、運行10周年を迎える。豪華な車両やぜいたくな食事などが注目されがちだが、その人気と実力を支えるのは、人が人を思う心と、一見、時代に逆行するとみられるアナログなホスピタリティーの姿勢だった。 ななつ星のプロジェクトは「世界一の豪華寝台列車を九州で走らせたい」との思いで始まった。 博多駅(福岡市)から九州各地を巡り、再び博多に戻る周遊スタイルの寝台列車の旅は、2013年に開業すると1人最高55万円(2人1室利用の場合)の料金にもかかわらず、大人気で予約が取りにくいプラチナチケットになった。 その後、17年にはJR東日本が東京の上野駅から北海道や東北を巡る「トランスイート四季島」、JR西日本が京都駅を出発し、山陰、山陽を巡る「ト
のちに山手線の一部となる日本鉄道の品川―赤羽間が開業した1885年3月1日に、新宿、板橋と同時に渋谷駅も開業した。つまりは当時、丘陵上に田園地帯が広がっていただけの山手線の沿線にあって、渋谷には一定の人口の集積があり、交通の要衝であったのだ。 東の宮益坂、西の道玄坂に代表されるように、渋谷とは地名の通り、渋谷川(隠田川)と宇田川の合流地点の深い谷底に位置する町で、今も起伏が激しく坂道が多い。 東京でも屈指の駅に成長 開業日の渋谷駅の乗降客は皆無であったと伝えられる。現在は1日平均約29万人(2022年度)が乗車する、JR東日本でも屈指のターミナル駅へと成長した。東急電鉄、東京メトロ、京王井の頭線も乗り入れ、人の流れは絶えない。 渋谷の町自体が古い歴史を持っている。地名の由来には諸説があるが、相模国高座郡渋谷荘をルーツとする武士、渋谷氏が領有した土地であるがゆえとの説が有力だ。渋谷荘は現在の
イギリスのリシ・スナク首相は10月4日、ロンドンとイングランド北部を結ぶ高速鉄道「HS2(ハイスピード2)」の第2期区間の建設計画を取りやめると発表した。 HS2をめぐってはこの発表前の数週間、計画の縮小に関するうわさでざわついていたが、スナク首相はこれを追認する格好となった。首相は第2期区間計画の中止について、大幅なコストの増加、建設計画の遅延が主な理由と説明している。長期にわたって練られてきた大規模交通インフラ計画を断念するに至った流れを追ってみることにしたい。 建設中の区間だけで終了へ HS2は2020年、当時のボリス・ジョンソン首相が建設計画にGOサインを出した。移動時間の短縮のほか、輸送力の増加、雇用創出、ロンドンを中心とするイングランド南部に偏っている英国経済の均衡化などが開業効果として見込まれるとしている。
JR東日本の南武線・尻手―浜川崎間(以下南武支線)にて、新潟地区で活躍していた車両のE127系0番台が2023年9月13日から運行を開始した。 同形式は新潟地区の近郊区間用車両として製造され、近年はそのほとんどが新潟県内の第三セクター、えちごトキめき鉄道に譲渡されて主力として活躍している。今回南武支線に転属したのは、JRで運行を続けていた2編成だ。地方で運行していた車両が首都圏に転用されるのは珍しいケースだ。なぜこの車両が選ばれたのだろうか。 新潟地区用としてデビュー E127系0番台は1995年に登場。「クモハE127」「クハE126」の2両編成で、新潟時代は2両、さらに複数連結して4~6両の編成を組んでいた。首都圏でいえば京浜東北線などの1世代前の車両、209系とほぼ同時期の製造であり、制御装置にはVVVFインバータ制御を採用。ドアは片側3カ所で、ワンマン運転に対応した設備や半自動ドア
東京圏のJR線では珍しい、短い編成の車両が短距離を行き来する路線が鶴見線だ。もともとは鶴見臨港鉄道という私鉄として開業したが、1943年7月に国有化されて国鉄(現JR)の路線となった。2023年はそれからちょうど80年にあたる。 その間、鶴見線は長編成・高頻度運転の目立つ東京圏の国鉄・JR線では珍しく、短編成で時間によっては運行本数も少ないものの、工業地帯の通勤輸送を担う重要路線として独自の存在感を示してきた。 ついに新型車両が登場 そんな同線が大きく変化することになった。これまでは現在の205系をはじめ、他路線で使われた中古車を使用してきたが、鶴見線用の新型車両E131系3両編成が8編成、合計24両投入されることになった。JR東日本横浜支社によると、導入開始時期は2023年度冬を予定している。 E131系は、2021年から房総半島の各線や相模線、日光線などに投入されている車種だ。だが、鶴
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