政府が、スマートフォンの基本ソフト(OS)市場の競争環境を巡り、アップルとグーグルの米IT大手2社による寡占を問題視していることが20日、分かった。近くまとめる実態調査の中間報告で示す。OSだけでなくアプリストアやブラウザーなどスマホを巡る多くの分野でルールを定めていることから、影響力が強まっていると懸念。政府は巨大IT企業の規制を進めており、今後対応を検討する。 自民党は同日、競争政策調査会の会合を開き、OS市場のルール整備に向けた政府への提言案を確認した。
伊藤忠商事は、2月1日に始めた、不要になった携帯電話端末をファミリーマートで回収する事業の受け付けを中止すると、12日に発表した。想定よりも多くの問い合わせがあり、人的オペレーションに負荷がかかったためという。再開のめどは未定。 伊藤忠商事は「回収事業は2月1日から始めており、2月9日にプレスリリースを発信した。それをきっかけに問い合わせが増加し、当社の想定を超える端末が持ち込まれた」と経緯を説明。当初想定していた端末台数の明言は避けたが「持ち込まれた端末の数は数万台に及んだ」と明かした。 家庭内で使用していない携帯電話端末は、2021年時点で2.7億台あり、その価値は3兆円に上ると同社は試算。この数は今後も減ることはないと予測している。「今回の事業実証を通して、さまざまな課題が明らかになった。現時点での再開は未定だが、いただいた意見や反応を鑑みて今後につなげたい」とコメントした。 この事
アップルの「iPhone」が国内のスマートフォン市場のシェアの半分近くを占める中、東京の新興家電メーカーが自社開発したスマートフォンを今月から販売することになりました。 画面が大きい端末が増える中、持ちやすいようあえて画面を小さくするなど独特のデザインが特徴で、利用者のニーズをつかめるかが焦点です。 東京の新興家電メーカー、バルミューダは、16日に都内でイベントを開き、自社で設計、開発した5G対応のスマートフォンを発表しました。 画面を大きくしたスマートフォンが増える中、4.9インチと他のスマホと比べて小さい画面にしているほか、板のような形状ではなく丸みを帯びた形にするなど、端末を持ちやすくした独特のデザインが特徴です。 また、少ない操作でアプリを起動できるようにするなど使いやすさも追求したとしています。 製造は京セラに委託していて、11月26日から販売を始めます。 国内のスマートフォン市
Scientists confirm that the first black hole ever imaged is actually spinning
プレイヤーは歩いてピクミンの苗を育て、増やして一緒に歩ける。ピクミンにフルーツのエキスを与えたり、頭に咲いた花を摘んだりして触れあい、一緒に花を植えて街を華やかにすることもできる。ARモードやライフログ機能も備えた。 目的地はない。原作ゲームの「ボス戦」のようなバトルもない。通勤や通学といった日常の移動の中でプレイできるゲームを目指した。 ピクミン ブルームを開発したNiantic Tokyo Studioの野村達雄代表は「バトルのような刺激的な要素を加えるより、毎日食べてもあきないご飯のようなゲームを目指したい」と話している。 街中でスマホを操作する機会も減らした。必要なアイテムはピクミンが拾ってくる。プレイヤーが外でやることは“花を植える”程度で、それも「スマートフォンはポケットに入れたままでいい」という。 「Ingress」や「Pokemon GO」(ポケモンGO)など、これまでNi
総務省は8月10日、10月1日以降に販売するスマートフォンについて、端末を自社回線でしか使用できないようにする「SIMロック」を原則禁止にすると発表した。手続きを円滑化することで利用者の利便性を向上する他、キャリア間の乗り換えコストを軽減することが目的という。 10月1日より前に販売されたスマホのSIMロックは対象外。総務省はこれらのスマホについて、2022年10月1日以降からSIMロックを無料で解除可能にするよう事業者に促している。 SIMロックは、端末の割賦代金の不払いや、端末の詐取・転売を防止する目的で導入されたシステム。SIMロックされたスマホを使うユーザーは、キャリアを乗り換えるたびにロック解除の手続きを行う必要がある。ロックされていないスマホの場合は、手続きなしでキャリアを乗り換えられる。 SIMロックを巡っては、総務省が5月24日の有識者会議で「事業者間の競争を阻害する」とし
バッテリーの減りが早くなってきたが… 40代営業職の田口さん(仮名)はいま、スマホの「バッテリーの減りの速さ」に頭を悩ませている。 「2年前に格安スマホ用にiPhone XSを約13万円で買いました。使い方はSNSとネット、たまに動画を見る程度です。それなのに、今ではバッテリーが半日も持たない。外出時はモバイルバッテリーにほぼ繋げっぱなしで、スリムなデザインも台無しです。 バッテリー交換をしようにも9000円程度の修理費用がかかり、工場でデータをリセットされた上、1週間程度かかるとのこと。それも面倒なので結局iPhone12を注文してしまいました」 今年から政府主導で通信料金の値下げが始まったが、一方で端末(スマホ本体)の価格は、総務省による割引規制や5G対応などの高機能化で上昇傾向にある。 スマホの値段が高くなるのなら、より長く同じ端末を使い続けたいと思うのが人情というもの。せっかく通信
2020年7月、auは20周年を迎えた。TIME & SPACEでは、同じく20周年を迎えた、インプレスが運営するニュースサイト「ケータイ Watch」とのコラボレーション企画を実施。 20年前のネットワークといえば、まだ第2世代移動通信システム(2G)が主流で、そろそろ第3世代移動通信システム(3G)が始まろうかという時期。その後、現在の4Gや次世代の5Gへと進化してきたが、この20年間にauではどんな動きがあったのだろう。 本記事では、同じ20年を歩んできたケータイ Watch編集長・関口聖さんとITジャーナリストの法林岳之さん、そしてフィーチャーフォンをほとんど知らないスマートフォン世代の若手編集部員・竹野弘祐さん、北川研斗さんが、過去の記事アーカイブを掘り起こしながらその歴史について語り合う。今回は前編として、携帯電話端末の話題を中心にその足跡を追ってみた。 20代の若手編集部員が
日本テレビは6月27日夜19時56分~20時54分、地上波番組「世界一受けたい授業」を放送しました。主題は「あなたのスマホがとにかく危ない!デジタル犯罪から身を守る方法」。解説者として元埼玉県警察本部刑事部捜査一課警部補が登場。 この番組の中で、「スマートフォンのSIMカードにロックをかける方法」が紹介されました。 SIMカードは、スマートフォン・携帯電話に差し込むカードであり、契約者の電話番号が記録されています。差し替えれば別の端末で電話・SMS・データ通信を利用することが可能。ということは、盗難などで他人がSIMカードを悪用する可能性もありえるということ。 このため、そうした悪用を防ぐための方法として、SIMカードにPINロックをかけるというものがあります。他社スマホで利用できない「SIMロック」とは異なり、SIMカード自体にロックをかけ、他者による利用を防ぎます。 ところが、PINコ
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