互い違いに並べられたオーストラリアと中国の国旗(2015年6月17日撮影)。(c)LUKAS COCH / POOL / AFP 【11月24日 AFP】オーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)首相は23日夜、オーストラリアが米国の「言いなり」だというイメージは対中関係を「いたずらに悪化させるものだ」と非難し、オーストラリアのような国々が米中対立の板挟みにされるべきではないと訴えた。 モリソン氏は、英ロンドンで行われた英シンクタンク「ポリシー・エクスチェンジ(Policy Exchange)」の討論会にオンライン出席。中国からの圧力の高まりを非難する一方、オーストラリアが米国の「言いなり」だというイメージは間違っており、豪中関係を「いたずらに悪化させるものだ」と非難した。 さらに、オーストラリアは干渉を受けることなく自国の利益を追求する権利を保持しつつ、米中両国と