群馬県高崎市内のショッピングセンターで買い物客の女性に硫酸をかけたとして、群馬県警捜査1課と高崎署は7日、傷害と器物損壊の疑いで、高崎市山名町、無職北村宣晃(のりあき)容疑者(30)を逮捕した。県警によると容疑を否認している。北村容疑者は昨年12月、自分の精液を入れたふたのない容器を、女性のバッグに入れたとして警視庁に逮捕され、執行猶予中だった。 なぜ、精液が硫酸にエスカレートしたのか。群馬県警によると、北村容疑者の逮捕容疑は今月2日夜、高崎市内のショッピングセンターで、買い物中の藤岡市の女性会社員(23)の背後から、硫酸を散布し、着衣に穴をあけた上、体にも付着させ、やけどのようなけがを負わせた疑い。女性は軽傷だった。北村容疑者は県警の調べに対し、容疑を否認している。 高崎市内では2日以降、同様の被害がこの事件を含め、5件相次いでいる。このショッピングセンターでは2日夜、女子大生(21)も