今熱い視線を向けつつもそれだけで終わってしまっている Apache Spark の勉強会があるということで Hadoopソースコードリーディング 第16回 Tickets, Thu, May 29, 2014 at 7:00 PM | Eventbrite に参加してきました。Hadoop じゃなかった気もするけど奇しくも初の Hadoop ソースコードリーディング参加で非常に濃密な時間を過ごすことができました。 スライドもかなり濃密で前の方に早く来て座ってて良かったーと思ってたんですが素晴らしいことに全部 Slideshare で公開されました。何度も反芻しないと理解しきれない感じしていたので大変ありがたいです。 ということでやや勘違いしているところもありそうですがメモを残しておきます。 Apache Spark のご紹介 前半 (土橋昌さん / NTT データ) Apache Spar
はじめに こんばんは、ACS事業部の吉川です。 Microsoftの年次イベント Microsoft Build でのアップデートについて引き続きお届けしていきます。 build.microsoft.com news.microsoft.com タイトルどおり、本記事では Azure Container Apps Dynamic Sessions をピックアップしてお届けします。 概要 Azure Container Apps Dynamic Sessions は、サンドボックス環境を作成し安全にコードを実行できるサービスです。 https://techcommunity.microsoft.com/t5/apps-on-azure-blog/new-secure-sandboxes-at-scale-with-azure-container-apps-dynamic/ba-p/41421
こんにちは! 技術部機械学習グループの山口 (@altescy) です。 先月、神戸にて開催された言語処理学会第30回年次大会 (NLP2024)に同じく機械学習グループの深澤 (@fufufukakaka)と共に参加してきました。 昨年に引き続き今年も過去最多の参加者数となり、言語処理研究の盛り上がりを実感しました。 特に去年の年次大会 (NLP2023) のタイミングで GPT-4 が発表されて以降、自然言語処理の研究は大きな転換期を迎えていると感じます。 大規模言語モデル (LLM) が研究の主流となる中、どんな課題や発見があるのか、期待をもって参加する大会となりました。 この記事では NLP2024 にてクックパッドから発表した 2 つの研究と、その他の興味深かった研究についていくつか紹介します。 発表内容の紹介 クックパッドからは以下 2 つの研究を発表しました。 P2-11:
Leaner 開発チームの黒曜(@kokuyouwind)です。 先日の RubyKaigi 2024で Let's use LLMs from Ruby 〜 Refine RBS types using LLM 〜 というタイトルで登壇させていただきました! 参加しての感想は別記事にするので、この記事では発表の概要や裏話などをまとめます。 動画アーカイブ 記事執筆時点では公開されてないので、公開されたら更新します。(去年はフルセッションの録画がアップロードされてるので、今年もそのうち出るはずです) 発表スライド 自分の発表資料は slides.com というサービスでスライドを作っています。 埋め込み表示ができませんが、上記リンクから開くと発表時のスライドがそのまま見られます。 一応 Speaker Deck にもアップロードしていますが、 PDF 出力時にフォントが化けてしまっているた
JX通信社CTOの小笠原(@yamitzky)です。4月19日に「AIコンペティション」を社内勉強会として開催したので、その取り組みを紹介します。 開催の目的 JX通信社では、AIで世界中のリスク情報を解析する「FASTALERT」という製品を開発しています。ただ、普段からエンジニアの全員がAI開発に取り組んでいるわけではなく、フロントエンドやバックエンドなど、AI以外のコンポーネントを開発しているエンジニアも多くいます。 数年前まではDeep Learningなどの高度なAIを活用した製品開発は敷居の高いものでしたが、 近年ではAutoMLやAmazon SageMakerのようなマネージドなAI開発の仕組みや、生成AIの台頭など、AIを使ったサービス開発の難易度は日に日に下がっています。 そこで今回の勉強会では 「普段AI開発に関わってない人」をターゲットに、AIの分野や、AIを使った
How generative AI expands curiosity and understanding with LearnLMの翻訳記事です。 Google I/Oで発表された教育・学習向けモデルGemini:LearnLMが紹介されています。教育に特化したLLMが初めて公開されたのではないでしょうか。 LearnLMは、教育と学習の経験をより能動的で個人的かつ魅力的にするため、教育研究に基づいて微調整された新しいモデルファミリーです。 生成AIは、学習と教育へのアプローチを根本的に変えつつあり、教育者と学習者をサポートする強力な新しい方法を可能にしています。それは好奇心と理解を次のレベルに引き上げるものであり、学習を再構想するのにどのように役立つかは、まだ始まったばかりです。 学習のための新しいモデルファミリーの構築今日、私たちはLearnLMを紹介します。これは、Geminiをベ
ウォンテッドリーでエンジニアをしている @gedorinku です。5/15から5/17に沖縄で開催された RubyKaigi 2024 に参加して登壇してきました。 Porting mruby/c for the SNES (Super Famicom) RubyKaigi 2024, #rubykaigi https://rubykaigi.org/2024/presentations/gedorinku.html#day3 当日の発表スライドは以下で公開しています。 内容は、mruby/c という組み込み向けの Ruby ランタイムをスーパーファミコンに移植して動かしたというものでした。不安定な C コンパイラのデバッグやカセット内の特殊チップ(SA-1)を使った mruby/c VM の高速化といった mruby/c をスーファミで動作させるために必要なハックについて話しました。発
初めてのRubyKaigi参加レポート(お気持ち編) 私は高専本科5年を卒業し、制御情報と論理記号学を専門としています。卒業後は様々な経験を積みながら業務委託や正社員をしていましたがその期間は入退院を繰り返しました。そして半年前、私はエンジニアとして現在の会社に入社しました。そんな私にとって、RubyKaigiへの参加は大きな意味を持つものになりました。 カンファレンス前日、私の心はドキドキとワクワクで満たされていました。どんなエンジニアに出会えるのか、どんなスキルや知識に触れられるのか。期待に胸を躍らせながら、私は会場へと足を運びました。 しかし、RubyKaigiでの経験は私に衝撃を与えました。それは「自分の愚かさを知り、絶望の喜びを知った」瞬間でした。 高専時代、私は「誰かが作ったものを使わせてもらう」ことに慣れていました。それ自体は間違いではありません。技術の進歩は、先人の発明を応
こんにちは。DSOC R&Dグループの真鍋です。 DSOC R&Dグループでは、有志が集まって、定期的に論文読み会をしています。最新の情報を仕入れて共有することが基本的な目的ですが、こういった定期的な会を設けることで、怠惰な私としては、一定間隔で半強制的に論文を読むようになるという自己研鑽も、隠れた目的にしています。 今、「社会ネットワーク」に関する論文読み会を隔週で開催しています。 参加者は、私と前嶋直樹、戸田淳仁の3名。各自が1本ずつ論文を紹介し、その内容についてディスカッションを行っています。 情報系のバックグラウンドを持った理系の多いDSOC R&Dグループのメンバーですが、この論文読み会は社会科学方面に特化しており、読み会参加者も文系のバックグランドを持っていて、「ちょっとした変り者が集まって親交を深めている」という感じもあります。 これからの記事では、この論文読み会で紹介した論
↑「Orals 1.1」でプレゼンした内容は、「Posters 1.1」にてポスター掲示されます。聞き逃した際や、ポスターにてしっかりとディスカッションするのにも非常に便利。 初日の冒頭にOpeningがあり、最優秀論文なども発表されるのでとても親切です。例えばTero Karras (NVIDIA Research)が発表した、「A Style-Based Generator Architecture for Generative Adversarial Networks」 ― いわゆる昨年から話題になっているStyle-GANが最優秀論文賞に選ばれており、オープニングでアナウンスされる様子をリアルタイムに観ることで、「おおっ!」というちょっとした感動がありました。 余談ですが、ハイライトが出版されるのも、最近のカンファレンスのスタイルですね。 論文の全体傾向としては、2点ほど盛り上がっ
こんにちは、検索・推薦チームの浅野(@takuya_b / @takuya_a)です。 2023年6月10日に開催された IR Reading 2023春に、弊社の勝田(検索・推薦)、宮里(検索・推薦)と参加しました。 今回は、そちらの様子をレポート形式でお届けします。 IR Reading とは 情報検索に関連する、直近の国際会議で発表された論文の読み合わせを行う勉強会です。5分〜15分の発表+質疑応答、という形式で行われており、ACM SIGIR 東京支部の方々によって運営されています。 今回参加した IR Reading 2023春では、主に以下の国際会議の論文が対象となっていました。 WSDM 2023 CHIIR 2023 ECIR 2023 TheWebConf 2023 セッションレポート Accelerating Learned Sparse Indexes Via Ter
こんにちは。ZOZO Researchの研究員の古澤・北岸・平川です。2023年7月25日(火)から7月28日(金)にかけて画像の認識・理解シンポジウムMIRU2023に参加しました。この記事では、MIRU2023でのZOZO Researchのメンバーの取り組みやMIRU2023の様子について報告します。 目次 目次 MIRU2023 企業展示 全体の動向 若手プログラム インタラクティブセッション [IS3-46] 着用者の体型を考慮したファッションコーディネート推薦 [IS3-87] ファッショントレンドの検出と予測:SNS投稿データのクラスタリングと時系列解析 気になった研究発表 [OS3B-L2] Instruct 3D-to-3D: Text Instruction Guided 3D-to-3D conversion [OS4A-L2] 数式ドリブン教師あり学習によるセマンテ
こんにちは、エムスリーエンジニアリングGの榎田です。趣味は数学とゲームです。数学はここ半年ほど 微積分の勉強 をしていて、ぼちぼち微分形式の話ができそうです。ゲームは黎の軌跡(日本ファルコム軌跡シリーズ最新作)を遊んでいます。初週ナイトメアでも遊べるバランスなのがよいです。あとフェリちゃんがかわいい。 お仕事では Docpedia という医師向け Q&A サービス を開発するチームでの仕事が半分、チーム SRE としての仕事が半分、という立ち位置です。最近、その Docpedia チームで GameDay というものをやりました。その過程で色々なことが学べたので、今日はその話を書きます。 GameDay とは 出した問題 ぱっと見 裏で何を壊したか 結果 問題設計の意図 ひどく難しくしない できることを制限しない 引き継ぎ 感想や学び 一人でも文殊、三人でもっと文殊 権限があることと実際に
はじめに 先日開催された、re:Invent2023に参加してきました。 各セッションで得られたことなどは順次まとめていきたいと思いますが、サマリ的な形で感想を書いていきたいと思います。 ※re:Invent初心者が”感じたこと”を語るので、技術的な要素はほぼ含まれませんのでご留意ください。 自己紹介 私は、某SIerで主に公共機関向けのクラウド移行を支援しているエンジニアです。昨年、今年AWS Top Engineerに選ばれており、AWSが大好きな人です。主に基盤系をやっているのであまりアプリよりのことは詳しくないです。 現地で参加したもの Keynote ・Monday Night Live ・CEO Keynote ・Data and AI Keynote ・Dr.Warner Keynote 上記のセッションに参加しました。 KeynoteはどうせYoutube公開されるからでな
はじめに 基礎技術研究部リサーチ・エンジニアの加藤です。 2023 年 11 月 8, 9 日の 2 日間に亘って開催された CODE BLUE 2023 に参加しました。 本記事では、私が聴講した講演の中から特に興味を惹かれた「シンボリック実行とテイント解析による WDM ドライバーの脆弱性ハンティングの強化」を紹介します。この講演は発表者の Zeze Lin 氏によってスライドが公開されているため、そちらもご参照ください。 この発表で扱われたツールは "IOCTLance" と呼ばれ、検証に使われたドライバーのデータセットなどと共にソースコードが GitHub で公開されています。本記事ではこのリポジトリからソースコードを参照し、動作や特徴をコードベースで解説します。 なお、ソースコードは本稿執筆時点における最新コミット (73e6e32)を参照しています。今後このリポジトリにおいて変
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