OSSのライセンスをどう設定したものかと悩むことがあり紹介いただいて読みました。 OSSライセンスの教科書 作者:上田 理技術評論社Amazon ぼくのこれまでのOSSライセンスへの理解が小学生並だったこともあり、読んで非常によかったです。 もはやOSS利用のないソフトウェア開発はほぼ無いという認識なので、こういったライセンスの話は新人研修などで取り上げても良いのではないでしょうか。 書籍の概要 感想 書籍の概要 大きく分けて「基本編」「実務編」「戦略編」に分かれています。 「基本編」は、そもそもOSSを利用する意義が何かから始まり、ソフトウェアと著作権の関係、ソフトウェアを利用・頒布するためのOSSライセンスの種類とその概要が示されます。私が読んでよかったと思ったのはまさにこの編でした。 ソフトウェア開発のプロフェッショナルが持つべき最低限の常識として、ソフトウェアを利用するときには著作