私は5年ほど前から、仕事に費やす時間を計測している。何に、何分費やしたか?をすべて記録している。その記録を見返せば何時何分には何をやっていたのかを知る事ができる。私がこのような計測をしているにはねらいがあって、それは、 計測データを蓄積する事で、そのデータをもとにより正確な見積もりができるようになる 何に、何分かけているのかを見て反省する事でより効率的なプロセスを発見する である。 さて、5年やった実績から先に言うと、残念ながらどちらも達成できていない。1 に関してはたまに見積もりのデータとして活用することはあるが、その結果どのくらい正確だったかはわからないし、2 についてはまったく効率的なプロセスの発見には至っていない(どころか発見の助けにもなっていない)。 なぜ上記ねらいが達成できてい理由は2つあげられる。ひとつは、 a. 仕事の内容が過去と同じではない である。ソフトウェア開発という