定価本体1100円+税発売日2015/4/6判型/頁4-6/192頁ISBN9784093965309 〈 書籍の内容 〉 精神医療の闇に切り込む問題作 うつになったら精神科や心療内科を受診し、医師の診断や投薬に従っていれば必ず状況が好転する──多くの人がそう信じています。しかし、診断はおよそ科学的ではなく、薬でうつは治らないというのが実態です。 さらに、教育現場では「発達障害」が一種のブームとなり、一部では幼い子供にまで向精神薬を投与したケースが出てきています。 精神医療の闇に迫るとともに、製薬会社と精神医療界の金銭的なつながりも明らかにします。 実際に自分がうつになったらどうすればよいのか、その解決策を示す特別対談も収録。 〈 目次をみる 〉第1章 医師の大量処方が覚せい剤中毒死の約25倍の死者を出している 第2章 子供への向精神薬の処方で脳に薬が蓄積される 第3章 製薬会社から精神医
2010年秋、高知県で研修医となって2年目の鈴木医師のもとに飛び込んできたのは、親友の自殺という、信じがたい訃報だった。自殺したA医師=当時(26)=は、高知大医学部時代から鈴木医師と親交があり、卒業後は高知県内で、鈴木医師とともに研修生活をスタートさせた同期仲間。学生の頃の彼は、冗談を言って周囲を盛り上げるなど「カリスマ性があり、人気者だった」(鈴木医師)という。それぞれ別の病院で臨床研修に入ってからは頻繁に連絡を取ることはなかったが、鈴木医師は彼が、苦労しながらも順調に、医療の道を歩んでいるのだと思っていた。 しかし実際は違っていた。その後鈴木医師が友人らから聞いた話によると、A医師は、臨床研修の開始後1週間ほどで適応障害のような症状が現れ、約1年間、研修を休止。いったんは立ち直って研修を再開したが、再開から半年後、本格的にうつ症状を発症し、自らビルから飛び降りて命を絶ってしまった。友
2015年2月9日 6時50分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 「にわか精神科医」が診断書を乱発しているという 診断書は保険の適用外で、1通書くと5000円が医師の懐に入ってくる 日本の制度では、内科医師がすぐに精神科に標榜し直すことができる 「いま、顧問先企業の管理職の頭を悩ましているのが、の診断書を持ってきて休職を願い出る社員の増加です。確かに勤務中は落ち込んだ様子ではあるものの、オフの時間になると途端に元気になる。それを見ていると、病気のようには思えないといいます。しかし、コンプライアンス(法令順守)が厳しく問われる時代になり、診断書を突きつけられると休職を認めざるを得ないのが現状なのです。いっそのこと、会社が指定する精神科医でセカンド・オピニオンを受けるように指示できたらいいのですが……」 こう語るのは労務関係に精通したベテランの女性弁護士だ。
過重労働がデフォルトの日本日本には、労働基準法という法律があります。はたらく人の賃金や労働時間、休暇など労働条件についての最低限の基準を定めた法律が、労働基準法です。 しかし、日本の大企業には、この法律を軽く見ている会社が少なくないようです。日本においては、就職人気企業の実に約6割が、過労死基準を超える労働時間というのです。 就職人気企業225社のうち60.8%にあたる137社が、国の過労死基準を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結していることが、労働局に対する文書開示請求によって明らかとなった。1年間で見た場合の時間外労働時間ワースト1は、大日本印刷(1920時間)、2位が任天堂(1600時間)、3位がソニーとニコン(1500時間)だった。労使一体となって社員を死ぬまで働かせる仕組みが、大半の企業でまかりとおっていることが改めてはっきりした。人気企業の時間外労働の上限が網羅
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