Published 2023/04/13 12:01 (JST) Updated 2023/04/13 12:19 (JST) 北朝鮮が発射したミサイルについて、政府は当初、北海道南西部の陸地に落下する恐れがあると推定していたことが13日、政府関係者への取材で分かった。
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が平壌総合病院の建設現場を視察した際、設備や資材の確保で人民に負担を押し付けていると工事責任者らを叱責し、責任ある幹部を全て交代させるよう指示したと報じた。 病院建設は、新型コロナウイルスが世界的に拡大する中、金氏が3月の着工式に出席するなど、金氏の肝いりで進められてきた。だが、国際社会による制裁や防疫のための国境封鎖で資材も思うように確保できない状況に、いらだちを爆発させたといえそうだ。 特に金氏は、きちんと予算を立てないまま各種の「支援事業」を奨励することで「人民にむしろ負担を覆いかぶせている」と指摘した。「人民のためという党の崇高な構想が歪曲(わいきょく)され、党のイメージに泥を塗りかねない」とも厳しく批判した。 報道には、コロナ対策の長期化で住民の不満が高まる中、自らは「住民のことを第一に考
今回の中国発のコロナウィルス感染症の拡大が北朝鮮に及ぼす影響は、比喩的に申し上げれば、「弱り目に祟り目」と言ったところだろう。これが嵩じると「失明」に至る危険がある。 カミュの「ペスト」: 不条理が集団(都市)を襲った物語 筆者は、新型コロナウイルスの感染拡大の様を見ていると、アルベール・カミュが書いた小説『ペスト』を思い出す。奇しくも出版は筆者の誕生の年の1947年だ。 カミュは、中世ヨーロッパで人口の3割以上が死亡したペストを、不条理が人間を襲う代表例と考え「ペスト」で、不条理が集団(都市)を襲う様子を描いた。 物語(当然フィクション)は、フランスの植民地であるアルジェリアのオラン市をペストが襲うという設定だ。 ペストが蔓延する中、人々が何もコントロールできない無慈悲な運命を非情な語り口で描いている。 新型コロナウイルスが発生し、感染が拡大している武漢市あるいは中国全土は「ペスト」の舞
韓国軍合同参謀本部は、25日朝早く、北朝鮮が東部のウォンサン(元山)付近から日本海に向けて2発の飛しょう体を発射し、およそ430キロ飛行したと発表しました。韓国軍は追加の発射に備えて警戒監視を続けるとともに、詳しい分析を急いでいます。 北朝鮮はことし5月4日にもウォンサンから東に向けて複数の短距離の飛しょう体を発射したほか、5月9日には北西部から日本海に向けて複数の短距離弾道ミサイルを発射し、この時は最大で420キロ飛行していました。 韓国軍は追加の発射に備えて警戒監視を続けるとともに、詳しい分析を急いでいます。 北朝鮮を巡ってはアメリカのトランプ大統領とキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が先月、南北の軍事境界線のパンムンジョム(板門店)で3回目の首脳会談を行い、停滞している非核化協議を再開させることで一致していました。
来日中のトランプ米大統領が26日、安倍晋三首相に対し、北朝鮮の非核化をめぐる韓国の対応に困惑していることを伝えたことがわかった。政府高官によると、トランプ氏は首相と貿易交渉や北朝鮮政策について意見を交わす中で「韓国と北朝鮮の間では全く話が進まなくなった」と指摘し、両首脳は韓国への懸念を共有したという。 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との南北首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化」で合意したにもかかわらず、北朝鮮の非核化は一向に進んでいない。トランプ氏は米朝協議が停滞している現状を踏まえて発言したとみられる。 また、トランプ氏は文氏から「来てくれ、来てくれ」と再三にわたり訪韓要請を受けたことも明らかにした。米ホワイトハウスは、トランプ氏が6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)への出席に合わせた韓国訪問を発表して
「安倍晋三首相が金正恩朝鮮労働党委員長に直接会って話さないことには、拉致問題は進展しない」と、拉致被害者の家族たちの期待を背負うが……。(写真は2018年3月撮影) REUTERS/Toru Hanai 日朝首脳会談については、現在、日本政府が北朝鮮に呼びかけている。頼んでいるのは日本側で、応じるか否かを決めるのは金正恩委員長だ。日朝首脳会談の実現性に関する報道解説には、7月の参議院選挙など日本側の事情から解説する論調が少なくないが、決めるのは日本ではなく北朝鮮である。北朝鮮側の視点から見る必要があるのだ。 首脳会談に金正恩委員長が応じるか否かは、日本側がどういった条件を示すかによる。北朝鮮にとってそれが「得」なら首脳会談が実現する可能性が高いし、「損」なら実現しない。 安倍首相は5月6日、「前提条件なし」で日朝首脳会談を呼びかける方針に転じたことを明言した。拉致問題について協議することを
北朝鮮が平安北道 新五里地区から飛翔体発射情報。 我が国への領域やEEZへの弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、げんじてんで、我が国の安全保障に直ちに影響を与える事態は確認されていない https://t.co/IME542f5Sw
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)はベトナムの首都ハノイで開催される朝米(米朝)首脳再会談に向かう移動手段として「専用列車」を選んだ。平壌からハノイまで中国経由の鉄路の距離は約4500キロメートル。空路なら約3時間半で済むが、3日近くかかる鉄道ルートを選んだのは安全性を重視するとともに、中国とベトナムの地方や農村の変化を直接見たい思惑もあるようだ。 北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が23日午後、ベトナムの首都ハノイで開かれる朝米(米朝)首脳再会談のため平壌駅から専用列車で出発したと報じた。 金委員長の祖父、金日成(キム・イルソン)主席は1958年と1964年のベトナム訪問の際に、いずれも中国まで列車で移動した後、空路でハノイ入りした。祖父の服装や行動などをまねてきた金委員長が同ルートを
平成13年(2002年)9月、 小泉首相が電撃訪朝した時、 僕は政治デスクになって4年目に入っていた。 【画像】嘘だらけだった“死亡確認書” その日は、北朝鮮政府が作った、 日本人拉致被害者の安否に関する報告書について、 訪朝に同行した安倍官房副長官の会見が昼過ぎに予定されていた。 会見の直前に、 首相官邸クラブからFAXで送られてきた3枚の紙を走り読みして、 息を飲んだ。 それは北朝鮮が作った報告書の和訳で、 拉致被害者8人の死亡について、詳細が書かれていた。 そして、横田めぐみさんについて、 「精神病院に入院中、散歩をしている時に監視の目を逃れて、 庭の木で首つり自殺した」と書かれていた。 FAXの前に立ったまま呆然とその紙を読んでいると、 編集長のKさんが走って来て、「どうした!」と叫ぶ。 「北朝鮮がめぐみさんは自殺したって言ってる。これ速報かな?」と叫び返すと、 彼は眼をむいて黙っ
アメリカと北朝鮮の間で2回目の首脳会談の調整が続く中、アメリカのコーツ国家情報長官は、北朝鮮が核を放棄する可能性は低いという分析を明らかにしました。 そのうえで、「われわれは、北朝鮮が核兵器と核の製造能力を完全に放棄する可能性は低いと現在、分析している。指導部が体制維持のためには核兵器が極めて重要だと考えているからだ」と述べ、北朝鮮が核を放棄する可能性は低いという分析を明らかにしました。 一方でコーツ長官は、アメリカ主導の制裁は効果をあげていると指摘したうえで「北朝鮮は外交活動を駆使して圧力を緩和しようとしている」と述べ、積極的な外交は制裁の解除がねらいだという見方を示しました。 北朝鮮の非核化をめぐって、トランプ大統領は今月、「多くの進展を成し遂げている」と発言しましたが、情報機関のトップは懐疑的な見方を示した形で、来月下旬に予定されている米朝首脳会談では、改めて具体的な成果が問われるこ
日本政府は長年にわたって北朝鮮に全面禁輸を科しているが、北朝鮮国内では多くの日本ブランド商品が流通している。その実態は2017年7月にも「驚愕実態!対北朝鮮制裁は『ザル状態』だった」で報じたが、1年以上経過した今でも実態は変わっていない。 今回、取り上げるのは「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」の缶飲料だ。「Pokka」の飲料は、今も、平壌で幅広く売られているのだ。子会社や販売ルートの管理を含め、グローバル企業として同社のガバナンスに課題があることが浮き彫りになった。 この問題は、筆者が取材協力している北朝鮮関連ニュースの専門サイト「NK News(北朝鮮ニュース)」による調査報道で明らかになった。 平壌のホテルやバーで売られていた 北朝鮮による核実験を受け、日本は2009年6月から北朝鮮への輸出を全面禁止している。しかし、NK Newsの記者が2018年9月に訪朝したところ、ポッカの缶コ
朝日がこういう記事を出していてですね。 「北朝鮮包囲網ほころび 中ロ、南北合意「歓迎」鮮明(2018年9月20日05時00分)」 その中にこういう文言がありました。 「中国ではもともと、体制が保証されない限り北朝鮮が非核化に同意するのは難しいとの見方が強い。」 で、それをひいて私はこういうブコメをつけました。 「中国ではもともと、体制が保証されない限り北朝鮮が非核化に同意するのは難しいとの見方が強い。」こんな当たり前の見方すら日本社会ではできないのか…。「中国では」じゃねーよ。 外交, scopedogのコメント2018/09/21 09:00 http://b.hatena.ne.jp/entry/371370883/comment/scopedog すると、ネトウヨがこんなブコメをつけてきました。 (id:)scopedog そりゃ、北朝鮮からすればその通りだろうが。それは日本にとって
28日付の米紙ワシントン・ポスト(WP=電子版)は米国に内緒で、7月に日朝当局者がベトナムで極秘会談を行ったと報じた。拉致問題について話し合ったとみられる。首相も外相も一向に金正恩委員長に会えないことに焦った安倍政権が仕掛けたお忍び会談だが、“寝耳に水”の米国はカンカンだ。 菅義偉官房長官は29日の会見で「報道された事案にいちいち政府がコメントするのは控えたい」と語り、極秘会談を否定しなかった。 WPによると、日本側は内閣情報調査室トップの北村滋内閣情報官、北は金聖恵統一戦線部統一戦線策略室長が参加した。 統一戦線部は“北版CIA”ともいえる工作機関。6月の米朝首脳会談も、統一戦線部が事前交渉に奔走し実現した。金聖恵氏は実務責任者だ。4月の南北会談、6月の米朝会談にも随行している。北の最高学府「金日成総合大学」出身の50代のエリート官僚で、金正恩の妹・金与正の側近とされ、権力基盤もしっかり
<政権機関紙で日本の自衛隊の攻撃能力が「世界一流」などと主張した金正恩。その狙いは日本の軍事的脅威を強調して短・中距離弾道ミサイルを保持し続けるところにありそう> ポンペオ米国務長官は24日、CNNテレビの電話インタビューで、北朝鮮との交渉では非核化措置の「期限は設けない」と述べた。日本ではこの発言が「意外」なものと受け止められているような雰囲気だが、果たしてそうか。そもそも、何をどこまでやったら「非核化」が遂行されたことになるのか、米国はまだ、北朝鮮に示せていない可能性が高い。もしそうならば、現時点で期限を設定することは不可能だろう。 それより、このインタビューではもっと気になる言葉があった。ポンペオ氏は正確には、「2カ月であれ6カ月であれ、期限は設けない。首脳間で決めた目標を達成できるよう迅速に取り組む」と説明したのだ。2~6カ月とは、たとえ仮定の話であったとしても短すぎる。これが、米
この件。 北朝鮮、核放棄先行を拒否=米朝首脳会談の再考警告―強硬派のボルトン米補佐官攻撃 5/16(水) 17:23配信 時事通信 【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金桂冠第1外務次官は16日、談話を発表し、強硬派のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)らが北朝鮮に対する制裁緩和より核放棄を先行させる「リビア方式」の適用を主張していると非難し、改めて拒否した。 6月12日に予定されている史上初の米朝首脳会談の取りやめを示唆し、トランプ政権をけん制する「瀬戸際戦術」を繰り出した。 北朝鮮はこれまでも、経済制裁の解除など「見返り」を得ながら進める段階的な非核化を要求している。長年対米外交を統括している金桂冠氏が今回、「ボルトンに対する拒否感を隠さない」と攻撃したことで、短期の非核化を目指している米国との水面下での調整が難航していることを浮き彫りにした。 金氏は「われわれは、朝鮮半
第3回南北首脳会談で 「板門店宣言」を発表する金正恩委員長 Korea Summit Press Pool/Reuters 北朝鮮は非核化の証拠に坑道爆破の現場を「日本を外した」関係国に公開報道すると発表。この「日本外し」は日朝首脳会談に向けた条件闘争の一環で、日本への期待感の裏返しと見るべきだろう。 北朝鮮、非核化アピールのため報道公開――日本外し 北朝鮮の朝鮮中央通信は、5月12日、豊渓里(プンゲリ)の核実験場を廃棄する式典を、23~25日の間に実施すると発表した。坑道の爆破と入口の閉鎖、および地上の設備や施設の撤去などの現場を、中米露英韓5ヵ国のメディアに公開するとのこと。ここに「日本」がないことが注目される。 もし関係国というのであれば、六者会談のメンバー国である「中米露日韓と北朝鮮」の中の「中米露日韓」のメディアに対して公開すると考えるのが一般的だろうが、「日本」の代わりに「英国
文氏回答の全文2はこちら 文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領が読売新聞に寄せた書面インタビューの回答全文は次の通り。(回答の日本語訳は韓国政府による) ◆Q1◆ 4月27日に行われた南北首脳会談において、朝鮮半島の非核化について合意されました。今後の米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化についてどのような成果が出されると期待されますか。 今回の南北首脳会談を通じて、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と率直な議論を交わし、完全な非核化と核のない朝鮮半島の実現に向けた意志を直接確認いたしました。 金委員長の「完全な非核化」に対する確固たる意志は、米朝首脳会談の開催成功に向けた肯定的な土台になると思います。 今後、米朝首脳会談を通じて完全な非核化の実現に向けた思い切った合意と具体案をまとめることが重要です。朝鮮半島の平和定着、南北の共同繁栄は、非核化に向けた実質的進展、そしてそれによる米朝関係の正常化と
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