ヒールのある靴の着用に異議を唱える「#KuToo」を拡散させる運動を行った女性に対し、SNSでひぼう中傷する内容を投稿したとして徳島県の職員が減給の懲戒処分を受けました。 処分を受けたのは県立海部病院の主任を務める37歳の男性職員です。 県によりますと、この職員は道路整備課に勤務していた4年前の令和2年2月、旧ツイッターで、職場や就職活動で女性がヒールのある靴の着用を強制されることに異議を唱え、「#KuToo」をネット上で拡散させた俳優の石川優実さんに対し、名誉毀損や侮辱にあたる内容を投稿したということです。 職員は旧ツイッター上で、「青識亜論」というアカウント名で活動し、石川さんから損害賠償を求める訴えを起こされ、東京地方裁判所から慰謝料など33万円の支払いを命じる判決を言い渡され、去年12月、東京高等裁判所で1審の判決を受け入れることで、和解が成立したということです。 県の聞き取りに対
ストッキングなどを扱うメーカー「アツギ」が27日までに公式「X」(旧ツイッター)で不適切な運用があったとして謝罪している。アツギのSNSを巡るトラブルは今回が初めてではなかった。 同社はXとサイトに謝罪文を掲載。24日のX上でのリアクションに「多くのご意見」があったとし、「社内調査を行ったところ、SNS公式アカウントに関する運用規程が遵守されておらず、アカウントの運用管理が不適切な状態にあったことが確認されました」と報告した。 続けて、今後は投稿やリポスト、いいね等のリアクションは当面の間、行わないと決定。「ソーシャルメディアポリシーの遵守、社員教育、管理体制を徹底してまいります」とし、「多くのお客様にご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。この投稿には「もう二度と買いません」など厳しい意見も寄せられている。 何があったというのか。ITライターは「アツギのアカウントが『
(写真)国際女性デーにあわせて行われたウィメンズマーチで女性の人権の向上や平和をアピールする参加者=8日、東京都渋谷区 国際女性デーの8日、性暴力の根絶や女性の権利向上、外国人、トランスジェンダー差別を許さず、平和を求めるさまざまな行動が各地で取り組まれました。東京都渋谷区では、「ウィメンズマーチ東京2024」が行われ「わたしの思いを声に出そう」「すべての人の人権守れ」「戦争反対」「軍事化反対」「平和が必要」「女性差別の政治家いらない」「裏金もってる政治家いらない」などとコールしながら行進しました。 参加者は「家父長制をぶち壊せ」「虐殺許さない」「性暴力を許さない」などと書かれたプラカードを掲げてアピールしました。 神奈川から友人と2人で参加したゆあさん(23)は、「家族からの虐待や性被害にあい、女性として体も心も傷ついてきたが、フェミニズムの本を読んで救われた」と言います。「同じ仲間がい
(写真)「平和・ジェンダー平等の社会を」と訴えてパレードする国際女性デー中央大会の参加者=8日、東京都中央区 「世界の女性と手をつなぎ、平和・ジェンダー平等へ」を合言葉に2024年国際女性デー中央大会が8日、東京都内で開かれました。「戦争する国」づくりストップ、命・暮らしが最優先される政治の実現へ、女性の共同を広げて金権腐敗の自民党政治を終わらせようと訴え。集会に先立ち約150人が銀座をパレードし「女性の声を政治に届けよう」とコールしました。(関連記事) 主催者あいさつした柴田真佐子実行委員長(日本婦人団体連合会会長)は、能登半島地震のジェンダー視点での復旧・復興や、大軍拡と万博ではなく被災地支援に税金を回せと強調。侵略戦争やジェノサイドを続けるロシアとイスラエルを批判し、「即時撤退・即時停戦の声を広げよう」と呼びかけ。ジェンダーギャップ指数が過去最低になるもと、秋には日本の女性差別撤廃の
今年も3月8日に国際女性デーが取り組まれます。世界各地で、平和と生活向上、ジェンダー平等をめざす女性の共同行動の日です。春の訪れとともに迎えるこの日に、世界の女性と連帯して多彩な行動をくりひろげ、社会に本当の春を呼びおこす力にしていきましょう。 要求実現の大きな推進力 生活必需品や光熱費など物価高騰が暮らしに深刻な影響を及ぼしています。今年1月の東京都の調査で、都民の半数の49%が暮らしむきが「苦しくなった」、52%が「余裕がない」と回答しました。年金生活者やシングルマザーはさらに大変です。能登半島地震から2カ月ですが、救援・復興は遅れ、女性の声が届きにくい事態がくり返されています。国民への支援は全く不十分な一方で、派閥ぐるみの裏金づくり、真相究明に背を向ける自民党政治に、女性の怒りは大きくわきあがっています。 平和への願いはかつてなく切実です。イスラエルのガザ攻撃の犠牲者は3万人を超え、
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自民党の麻生太郎副総裁の講演会での“失言”が波紋を広げている。上川陽子外務大臣の容姿に関する発言がSNSなどで炎上しているのだ。麻生氏はその後、発言を撤回した。作家の甘糟りり子氏は、一連の騒動をどう見たか。甘糟氏が見解を綴る。 * * * 麻生太郎自民党副総裁の講演会での発言はニュースになった。上川陽子外相を「カミムラヨウコ」と間違えたまま、「ほお、このおばさんやるねえと思いながら」「そんなに美しい方とは言わんけれど」などといい、批判を浴びた。ふた昔前ならニュースとして扱われなかっただろうから、ほんの少しではあるけれど、ましな世の中にはなったのかもしれない。 それにしても、名前を間違えて謝らない上に、公の場で大臣を「おばさん」と呼んだり、政治家の女性の美醜について言及したり、品のない方だ。華麗なる家系や仕立てのいいスーツなどを理由に彼を褒めそやす人がいるが、そんなことは人の品格には何も関係
映画『哀れなるものたち』は、『第80回ヴェネツィア国際映画祭』金獅子賞(最高賞)に輝くなど高い評価を得ている話題作だ。2024年3月に発表される米『アカデミー賞』でも複数部門のノミネートが期待されている。 『クルエラ』(2021年)のエマ・ストーン、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロ、名優ウィレム・デフォーら豪華キャストを率いたのは、ギリシャ出身の鬼才監督ヨルゴス・ランティモス。『女王陛下のお気に入り』(2018年)や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』(2017年)などを手がけ、ダークで難解な作風と強烈な作家性、そして作品の確かな完成度で、目利きの批評家や観客から熱狂的な支持を受けている。 本作はランティモスにとって初めての「原作つき作品」となった。スコットランドの奇才、アラスター・グレイが1992年に発表した原作小説は、奇妙かつ複雑な構成と文脈がうねうね
ヨルゴス・ランティモス、どこまでいく? さっそくタイトルから入りましょう。 今回紹介する映画は、私が「2023年の映画ベスト10」の第1位に選んだ作品。アメリカでは2023年12月に一般公開で、日本では2024年1月26日に公開でしたが、東京国際映画祭で一足先にお披露目され、それよりもっと前のヴェネツィア国際映画祭ではコンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞しました。 それが本作『哀れなるものたち』です。原題は「Poor Things」。 開口一番で話題にしたいのが本作の監督。ええ、この人です。“ヨルゴス・ランティモス”…(ラスボス風の響きで)。私、たぶん、“ヨルゴス・ランティモス”のこと好きなんだろうな…(突然の乙女ゲーム的な告白の呟き)。 「天才」なのか、「奇才」なのか、「変態」なのか、それはわかりません。でもとにかくヘンテコなクリエイターです。 このギリシャ出身の監督の作る映画は
映画界の課題解決へ調査・提言をする一般社団法人「Japanese Film Project」(JFP)は12日、映画の制作現場における今年のジェンダー調査結果を発表しました。調査を始めた19年以降、監督などの意思決定層で女性比率が増えていない実態が明らかになりました。 22年に劇場公開された作品を対象に調査。10億円以上の興行収入をあげた実写映画の監督13人のうち、女性はゼロでした。監督総数613人中、女性は68人(11%)で、前年より1ポイント下落しました。 一方、美術助手の81%、編集助手の46%は女性で、アシスタントスタッフに女性が多い状況も浮き彫りになりました。 興収10億円以上のアニメ映画についても、アニメーターの女性比率58%に対してプロデューサーは18%にとどまるなど、同様の格差が見られました。 歌川達人代表理事は「ジェンダー格差解消へ、働く場所や時間など労働環境の整備が必要
(写真)「女性の声で政治を変えよう」とアピールする市民と田村(共産)、吉田(立民)、福島(社民)の各国会議員ら=23日、東京・新宿駅東南口 「女性の声で政治を変えよう」と安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は23日、東京・新宿駅前で、「フェミブリッジ・アクション」のスタートとなる街頭宣伝を行いました。「私がかえる 政治をかえる」などと書かれた黄色のプラカードを掲げた女性ら200人超(主催者発表)が、「踏み出そう、つながろう、声をあげよう」と呼びかけました。 コーラスグループ「公園でchill」による性暴力に反対する歌でスタート。 主催者あいさつした市民連合の菱山南帆子さんは「女性の架け橋でさまざまな人とつながり、世界を変えていこう」と語りました。 4月の東京・北区長選挙に立候補した橋本弥寿子さんは「いかに女性や若者が選挙や政治から遠ざけられてきたか」と訴え。「政治を変
人気漫画家の投稿が物議「自立した女性のための映画。こんなのが大ヒット?」映画『バービー』めぐり 2023年8月12日 17時34分 「GANTZ」などのヒット作で知られる人気漫画家、奥浩哉さんの投稿がSNS上で物議を醸している。映画「バービー」について「男性を必要としない自立した女性のための映画。こんなの大ヒットするアメリカ大丈夫なの?」とX(旧ツイッター)に投稿。「何が問題なのか」などと批判が殺到している。 女性総理大臣も女系天皇も全然OKだし、もっと社会での女性の地位向上にも賛成だし、女性を尊敬してる僕がミソジニーなら それでいいよ。人間だって生き物なんだから男と女は惹かれあって協力して支え合って生きていきたいよ。なんで分断したがるのか… — 奥 浩哉 (@hiroya_oku) August 12, 2023
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