統一協会との関係や「政治とカネ」問題で追及されていた秋葉賢也復興相が辞表を提出し、事実上更迭されました。岸田文雄政権で4人目の閣僚辞任です。LGBTQなど性的少数者への差別的言動などが批判されてきた杉田水脈総務政務官も辞職しました。政務三役としての資格が疑われていた秋葉氏と杉田氏の更迭は当然で、むしろ遅すぎます。首相の任命責任は重大です。問題が明らかになって罷免を求める声が相次いだにもかかわらず、続投させた責任も厳しく問われます。岸田内閣は総辞職し、首相は退陣すべきです。 あまりにも遅すぎる 秋葉氏は8月の内閣改造で初入閣する時、統一協会について会費などの接点は一切ないと明言していました。ところが11月に公表された政治資金収支報告書では、統一協会側に「会費」として年間2万4000円を支払っていたことが判明しました。統一協会との「関係を断つ」とした首相の方針にも明確に反します。先の国会で野党