2016年の東京都知事選で「反自民」を掲げて就任した小池百合子知事。今や選挙で自民党候補を公然と応援し、都政では自民党に支えられ、「反自民」は見る影もありません。20日告示の都知事選(7月7日投開票)で蓮舫都知事を誕生させ、自民党政治を支える小池都政をチェンジすることが必要です。(東京都・川井亮) 4日に行われた知事選前最後の都議会代表質問。自民党の発地易隆都議は「東京が進むべき将来に向けて数々の政策に取り組んできた」「数多くの政策の種まきに、ともに取り組んできた」と小池都政を持ち上げ、「今後の都政運営に向けた決意」を促しました。 小池知事は自民党衆院議員だった16年、同党都連の推薦を受けずに知事選に立候補。都連を「ブラックボックス」と批判していました。 自民党も、小池知事の就任直後は「知事の側にこそ、都議会や都民に見えずに意思決定が行われるブラックボックスがある」(16年10月の代表質問