山口県の小松一彦前副知事が昨年10月の衆院選山口3区で自民党の林芳正外相を当選させるため、部下らに後援会の勧誘活動をさせたとして公職選挙法違反の罪で略式起訴された事件。本紙の取材に元県職員の男性(60代)が、1990年代から知事選や国政選挙での協力依頼が「慣例的に行われていた」などと証言しました。(丹田智之) 県の調査チームによる部課長級の職員へのアンケート調査では、選挙での協力依頼が以前から「常態化していた」と128人(42%)が回答しています。 演説会“動員”も 本紙の取材に応じた元職員は、有権者に自民党が支援する候補者を当選させるための電話作戦や候補者の演説会への参加などの協力依頼を上司から受けたことがあると証言。「強制されたわけではないが、部長級から課長級の職員への伝達で慣例的に行われていた。おかしいと言うことはできなかったが、違和感があった」といいます。 上司の指示による電話作戦
新型コロナウイルスの感染者は3日、沖縄県で130人、山口県で56人が新たに確認された。両県とも、米軍基地内での感染拡大が、地域の感染者急増につながったとの見方を示している。 沖縄県で1日当たりの新規感染者が100人を超えるのは2021年9月25日以来で、今月2日発表の51人から急増した。変異株「オミクロン株」の感染者は新たに24人判明。重複していた1人を取り下げ、県内でのオミクロン株感染は88人となった。 在沖米軍からは3日に16人の新規感染者が報告された。21年12月15日以降の在沖米軍基地内の新規感染者数は9施設で計832人となった。主な内訳はキャンプ・ハンセン(金武(きん)町など)512人、キャンプ・フォスター(北中城村(きたなかぐすくそん)など)93人、米軍嘉手納基地(嘉手納町など)82人、牧港補給地区(浦添市、キャンプ・キンザー)35人――など。
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