洋上風力発電事業を巡り受託収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋本真利容疑者(自民党を離党)は、河野太郎デジタル相と並び、原発活用を進める自民にありながら明確に「脱原発」を掲げる数少ない存在だった。記者は彼が2012年12月にいわゆる「安倍チルドレン」の一人として初当選して以来、その特異な立ち位置に注目して取材を重ねてきた。(宮尾幹成)
秋本真利衆院議員が洋上風力発電事業を巡って、風力発電会社「日本風力開発」側から資金提供を受けていた疑惑が浮上しました。 東京地検特捜部が収賄の疑いがあるとして、議員会館の秋本議員の事務所などを家宅捜索しました。同議員は外務政務官を辞任し、自民党も離党しましたが、疑惑について一切説明していません。岸田文雄首相は「疑惑を招くような事態になったことは大変遺憾」などと人ごとです。繰り返される「政治とカネ」問題に向き合おうとしない姿勢は深刻です。 議員会館で現金を授受か 秋本議員には、日本風力開発の社長から2021年から今年にかけて、20回以上にわたって計約3000万円を受領した疑いが持たれています。 このうち1000万円近くは洋上風力発電事業者の選定基準の見直しが公表された翌日に議員会館の事務所で授受が行われていたといわれます。同社は21年12月の洋上風力発電事業を落札できなかったとされます。秋本
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