世界平和女性連合は、統一協会の開祖・文鮮明と妻の韓鶴子総裁が1992年に韓国で創設した国連NGOを名乗る団体です。国際ボランティアや青少年健全育成、留学生支援などを表向きの活動にし、チャリティーイベントに参加した女性を勧誘してきました。 同連合の創設大会で、文鮮明は「韓鶴子総裁を尊敬し、世界平和女性連合の基本理念である『頭翼思想』と『神主義』で人よりも先に思想武装を」と韓国の女性たちに呼びかけました。「頭翼思想」「神主義」は文鮮明が提唱する理念で、同連合と統一協会の一体性を示しています。 女子留学生日本語弁論大会は、97年から全国各地で開かれています。同連合の公式ホームページに掲載された日程表によると、今年は6月から8月にかけて18都府県の計25会場で開催されます。会場名は公表していませんが、これまでの大会では自治体の公共施設が使われました。 利用拒否も 地方大会で選抜された留学生は全国大