大阪府警、「慰安婦」関連団体を家宅捜索 2013年02月25日 15:33 主要ニュース アムネスティ日本が抗議 大阪府警(公安三課)が13~14日、「在日特権を許さない会」(以下、在特会)からの「被害届」を受けて日本軍「慰安婦」問題に関わる市民団体の事務所や個人宅など計7カ所に対する不当な家宅捜索を行った。 これについて国際人権NGOアムネスティ・インターナショナル日本支部(以下、アムネスティ日本)は22日、声明を発表。国や警察が、在特会が行っているような差別行為の扇動を助長してはならないとした。 アムネスティ日本は声明で、日本は人種差別撤廃条約の締約国ではあるが、同条約の委員会からの再三の勧告にもかかわらず、依然として差別の扇動を処罰するための国内法整備を行っていないと強調した。 アムネスティ日本は、差別禁止法がない現状では差別行為や扇動を日常的に続ける勢力に対する実効的な対応には限界