読書・音楽ブログに下記記事を公開した。 kj-books-and-music.hatenablog.com 記事の最後に、安達正勝著『物語 フランス革命』(中公新書, 2008=下記リンク)に言及し、 この本のあとがきに書かれた文章が結構印象的だったが、それはこちらのブログよりもメインブログに適していると思うので、そちらに書くことにする。 と書いた。 それについて書く。 www.chuko.co.jp フランス文学者にして歴史家という著者の安達正勝氏(1944-)は本書のあとがきに下記のように書いた。以下に引用する。 私は日本人なので、フランス革命について調べたり、書いたりするとき、いつも日本のことを思い浮かべる。封建社会から今のような社会に切り替わろうとするときに、フランス革命や明治維新が起こるわけだが、その近代革命の様相は国によってさまざまである。徳川幕府時代には「百姓は生かさぬように