ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有
教育や科学行政は国の将来を左右する。賄賂で転ぶ組織には託すことができない。 文部科学省の汚職事件が広がり、局長級幹部がまた逮捕された。省そのものに不正を生む土壌があるのではないか。これを根絶すべく、徹底解明と検証を求めたい。 文科省国際統括官だった川端和明容疑者が東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。 旧科学技術庁入りし、文科省総務課長などを歴任したエースだという。宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事に出向中の平成27年8月から昨年3月にかけ、会社役員から飲食店などで約140万円相当の接待を受けた疑いがある。この会社役員は医療コンサルタントとして、私立大学支援事業をめぐる汚職事件では東京医科大との仲介役だった。 川端容疑者には、会社役員から頼まれ、東京医科大で開かれた式典への宇宙飛行士の派遣を斡旋(あっせん)していた疑いがもたれている。便宜供与などについてさらに詳しく解明してもらいたい。
「文部科学省に泥を塗った」「信じられない」。文科省の私立大学支援事業で便宜を図る見返りに、受験した自分の息子を合格させてもらったとして、科学技術・学術政策局長の佐野太(ふとし)容疑者(58)が受託収賄(じゅたくしゅうわい)容疑で逮捕された4日、文科省内には衝撃が走った。佐野容疑者は「文科省のエースの一人で将来の事務次官候補」(幹部)とされる一方、逮捕容疑となった事業への具体的な関わりは不明で、省内では「どうやって関与できたのか」との困惑も広がった。 文科省内に佐野容疑者の逮捕の一報が入ったのは4日夕。国会対応で多くの幹部が不在の中、若手職員らが問い合わせに追われた。幹部の一人は、事務次官を含め40人以上が処分された昨年の違法な天下り斡旋(あっせん)問題を踏まえ、「文科省は再建途上にあったのに、また泥を塗られ国民の信用を失う事態となった。佐野さんには『いい加減にしてくれ』と言いたい」とぶちま
「皆様のNHK」どころか、これでは“安倍様のNHK”だ。森友学園問題に関するスクープを連発していたNHK大阪放送局の記者が突如“左遷”されるというのだ。安倍政権の急所である森友問題を報道させないための“忖度人事”ではと、NHK内部に衝撃が走っている。 森友問題を最初に指摘した木村真豊中市議が15日、フェイスブックに〈大阪NHKの担当記者さんが、近く記者職から外されるということです!〉〈NHKが「忖度」したということなのか〉と投稿し、物議を醸している。 これを受け、日刊ゲンダイが調べたところ、木村氏が言及したA記者は現在、大阪放送局の報道部の副部長だが、来月8日付で記者職を離れ、番組チェックなどを行う「考査室」へ異動する内々示が出されたという。 「考査室は、定年間際の社員が行くような部署で、悪くいえば“窓際”。A記者は昨年、森友問題が発覚した後、いち早く籠池前理事長のインタビューを行い『籠池
兵庫県西宮市長選で自民、公明の推薦候補が108票の僅差で敗れたことに、県内の自公関係者の間には「まさか」と動揺が広がった。昨年10月の衆院選で自公が県内全選挙区を制してから半年。来年の統一地方選、参院選の候補者選定が進む時期だけに「今回の選挙が分岐点になりかねない」と危惧する声も出ている。 ■「4万票は」楽観論、安倍首相と自撮が一転…元民進議員に敗れる 自公推薦候補だった吉岡政和氏(43)の陣営は選挙期間中から独自調査などで優勢が伝えられ、「4万票は取れる」と楽観論が広がっていた。思いがけない敗戦に地元の市議や県議は、候補者乱立や陣営の油断などを挙げながら、決定打を見つけられていない。自民市議は「わずかな票差。敗戦の分析は難しい」と話す。 敗戦の一報を受けた吉岡氏は、現在の自公政権への批判が影響したことを否定。「私自身への評価だと思う」と繰り返したものの、政権への逆風は強まっていた。 共同
Jアラートとは何だろう。イタリアの氷菓のような響きだ。あるいは、「三代目Jアラート・ブラザーズ」か。知人の作家は「ジャニーズのグループ名みたいだ」と言っていたけれど、このポップな感じに危機感や差し迫った脅威が連想されない。正式には全国瞬時警報システムというらしい。テレビニュースの街頭インタビューで「アラート」を「アラーム」と間違えている人もいたが、この通称はどうだろう。日本語の方がいいのではないか。 内閣官房が察知した攻撃情報などを、地方自治体に伝達して警報を鳴らさせるということだが、今回北朝鮮が発射したミサイルについて出した警報で、東日本、北日本が大騒ぎになったようだ。政府は「正確に把握していた」と言っているが、その割には結構な広範囲の自治体(12道県)に発令したようだ。迎撃システムが働くと聞いているが、この精度で本当に可能なのだろうか。
朝日新聞が11日付10面(オピニオン面)で掲載した箱田哲也論説委員(国際社説担当)のコラム「社説余滴 北朝鮮化する日本?」がネットで炎上している。 箱田論説委員は、軍事独裁政権が民政化して30年の節目の年に朴槿恵前大統領が大統領の座から引きずり下ろされた動きを引き合いに、国際会議をのぞいた際、「日本はどうしてかくも平穏なのか」という問いを韓国側の複数の出席者から受けたと書き出した。 箱田氏は、韓国人が「日本は先進国という印象だったが、そうでもない」などと印象を語ったと回想し、なぜか「日本が韓国化してきた」と論理を飛躍させる。最後にソウル滞在中に日本通の韓国の重鎮が言ったという「日本のトップクラスの官僚が口を開けば安倍首相はすばらしいと絶賛する。何かに似ていると思ったら、『偉大な指導者、金正日同志は』というあれだ。もう韓国を通り過ぎたんじゃないか」と締めくくっている。
政府の国家戦略特区制度を活用した学校法人加計(かけ)学園(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、同学園が来年4月に愛媛県今治市で開学を目指す獣医学部設置の認可申請を審査する文部科学省の大学設置・学校法人審議会(設置審)の非公開会合が9日開かれ、獣医師養成に向けた教育環境に課題があるとして、認可の判断を保留する方針を決めた。設置審は今月下旬に林芳正文科相に答申する予定だったが、延期される見通しとなった。 獣医学部設置認可をめぐっては、今年1月、同学園が獣医学部設置を可能とする今治市の国家戦略特区での事業者に選定され、文科相が4月に設置審に認可の可否を諮問し、設置審が審査を続けていた。 関係者によると、設置審はこれまでに教員数に見合った入学定員数を見直すことなどを要請。学園側は当初計画の定員160人を140人に減らしたほか、新たな分野であるライフサイエンスや、日本の獣医学教育で手薄とされた公衆衛
学校法人加計(かけ)学園(岡山市)の獣医学部新設問題で揺れる文部科学省トップに起用された林芳正文科相。同省で相次いだ天下り問題の背景について「ガバナンス(組織統治)が弱い」と直言。今月下旬に出される獣医学部設置認可に関する答申については「審議会の結論を尊重する」とした。 一問一答は以下の通り。 --加計学園の獣医学部新設問題をめぐっては、文科省に批判が出ている。原因はどこにあるのか(代表質問) 「最初の調査で見つからなかった文書が2度目の調査で見つかったり、前事務次官の前川喜平氏がさまざまな発言をしたりしていることが大きい。それらの点について、さらに詳しい説明ができないか検討している。前川氏の発言も私なりに整理したい」 --8月下旬にも、大学設置・学校法人審議会が加計学園による新設の可否を答申する(代表質問) 「専門家の観点からしっかり審査していただいており、最終的にはその結論を尊重する」
ジャーナリストの櫻井よしこ氏が毎週金曜日に配信しているインターネットニュース番組「言論テレビ櫻LIVE」に出演した前愛媛県知事の加戸守行氏(82)は「NHKに同じ意図の質問を4回もされた。結局、一切使わない。NHKもTBS並みになってきた」とNHKを批判した。 加戸氏は、自身が教育再生会議の委員に任命されたいきさつに関し、安倍晋三首相の働きかけがあった、と前川喜平前文部科学省事務次官がTBSなど一部メディアに証言した件を念頭に、TBSの取材後にNHKが取材に来て、「加戸さんは頼まれて、教育再生会議で獣医学部の話をしたんですか」と何度も聞かれたと証言した。 その上で「『そんなことあるわけないだろ』と否定したら別の話をする。しばらくすると『加戸さんは頼まれて発言したんじゃないですよね』って4回も同じことを聞かれた」と述べた。 加戸氏は「結局、報道は全くなし。いろんなこと聞かれたけど、私の談話は
【加計学園問題】加戸守行前愛媛県知事「妨害の主役は獣医師会顧問の北村直人氏」「鳩山政権が実現に向けて検討、と表明したら、民主党内に獣医師議員連盟が…」 櫻井よしこ氏が毎週金曜日に配信しているインターネットニュース番組「言論テレビ 櫻LIVE」に加戸守行前愛媛県知事(82)が出演した。加戸氏は「岩盤規制の主役は日本獣医師会顧問の北村直人・元衆院議員」と断じ、「民主党政権で前に進むと、すぐに議員連盟が民主党内にできてブレーキがかかった」と、北村氏の影響力の大きさを表現した。 加戸氏は「安倍晋三首相の濡れ衣を晴らしたい」と前置きし、私が(平成11年に)知事になって最初に取り組んだのが今治の新都市開発事業」と述べた。松山大学の誘致が失敗し、学園都市構想が宙に浮いていたとし、予定地が空き地のままになっていたと述べた。 加戸県政のころは、前半期に鳥インフルエンザが起き、アメリカでは牛海綿状脳症(狂牛病
行財政専門情報サービス 全国の新聞社43社と共同通信社が提供する行財政ニュースサービスです。中央省庁や多くの自治体でご利用いただいています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く