● 昨日は、エラーが出て読めなかった『Get truth 太陽の牙ダグラム』第一話。やっと読めました。アニメの第一話に相当する雰囲気ですが、空気感が違う。今風のゲリラ、というよりも、やさぐれた傭兵部隊みたいになってる感じかなあ。鉄華団みたいだ。『サンダーボルト』の作者として、現代の「ミリタリー」ものとしてはこっちの方が受けはいいんだろうというセンスは理解します。アニメの方は高橋良輔監督が「世代」だからか、ドンピシャで70年代の新左翼の過激派なんですよね。基本は「真面目すぎる」が故の過激さ。そこを肯定できるかどうかって、真剣に考えたらかなり難しいところなんですよ。「太陽の牙」ってネーミングや、オープニングの「狼は死んだ」ってナレーションは、当然、三菱重工爆破事件で知られる東アジア反日武装戦線のグループ「大地の牙」や「狼」を意識したものなんだろうし(高橋監督にとっては単なるモチーフのひとつだっ