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チベットに関するfutenrojinのブックマーク (4)

  • モンゴルの8歳の少年が「チベット仏教」をめぐる争いの中心にいる理由 | ダライ・ラマと中国共産党の狹間で

    モンゴルにいる多くのチベット仏教徒を導く「ボグド」の地位に、8歳のモンゴル人の少年が指名された。だが、それはモンゴルが中国とダライ・ラマの政治的な駆け引きに深く巻き込まれることを意味する。その複雑な事情を、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が現地で取材した。 その少年は、裕福で世俗的な人生を送る運命にあると思われていた。モンゴルの鉱業大手グループを経営する一家に生まれた彼には、首都ウランバートルにある社からグループを導くために選ばれる日がやがて訪れたかもしれない。 ところが、その8歳の少年はいま、ダライ・ラマと中国共産党の争いの中心にいる。 すべてが変わったのは、彼がほんの幼児だった頃だ。ウランバートルにある広大な寺院を訪れた彼の父親が、彼とその双子の兄弟をある部屋に連れていった。そこでふたりとほかの少年7人は秘密の試験を受けた。 子供たちは、宗教儀式に使う物が散乱した卓を見せられた。親のそ

    モンゴルの8歳の少年が「チベット仏教」をめぐる争いの中心にいる理由 | ダライ・ラマと中国共産党の狹間で
  • チベット高僧の“転生者“とされたスペイン人男性が振り返る「我が人生」 | 「自分は救世主でも仏教徒でもない」

    チベット僧の転生者が、スペイン南部アルプハラに生まれた──。 オセル・イタは、オマイラ・サンチェス(コロンビアの火山噴火で瓦礫に足を挟まれ、その救出活動が全世界に報道された少女)やチェルノブイリ原発事故、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故と同様、スペインテレビ報道番組「インフォルメ・セマナル」の80年代の産物だ。 オセルは「あり得ない現象」であり、「信仰のなせる技」でもあった。マリアという名の女性と、レンガ職人の夫との間に生まれた5番目の子供であるオセルは、かつてないほど大きな話題になった。 それから約40年後、テンジン・オセル・リンポチェというチベット名を持つものの、スペインでは永遠に「幼なきラマ僧」として知られるオセルが、再び注目を集めるようになっている。彼のドキュメンタリーをHBOが1作、そしてアルプハラ出身の作家で映画監督のサマジ・モレノがもう1作、製作したからだ。 H

    チベット高僧の“転生者“とされたスペイン人男性が振り返る「我が人生」 | 「自分は救世主でも仏教徒でもない」
  • 哲学者スラヴォイ・ジジェク「ダライ・ラマの『舌をしゃぶれ』発言への批判は見当違いだ」 | 文化理解は難しい

    チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が、インドで行われたある式典で、少年に自らの舌を吸うように促す様子が写った映像が話題になった。この行為には批判が相次ぎ、ダライ・ラマからは事務所を通じて謝罪があった。スロヴェニア出身の哲学者スラヴォイ・ジジェクが、この事件の根底にあるものを論じている。 理解されなかったダライ・ラマの言葉 ダライ・ラマが、多くの人が出席していた式典で7歳の少年にハグを求め、さらに「私の舌をしゃぶれ」と言った映像が注目を集めた。欧米人の多くは、ダライ・ラマの不適切な行動を非難した。批判する人々は、彼が老いぼれたか、小児性愛者であるか、あるいはその両方だと考えた。 一方、チベットで舌を出すのは、自分は舌の黒い悪魔ではないと示す伝統的な行為であり、慈悲の心の表れだという指摘もあった。しかし、舌をしゃぶれというのは、その伝統にそぐわない。 実は、チベット語の正しい表現は「チ

    哲学者スラヴォイ・ジジェク「ダライ・ラマの『舌をしゃぶれ』発言への批判は見当違いだ」 | 文化理解は難しい
  • 「チベタン・マスティフ」が中国で凶暴な“やから集団”に成り果てた悲しい理由 | チンギス・ハーンも引き連れたという「東方神犬」の異名が泣いている

    でも飼い犬の流行り廃りがあり、無理な繁殖や捨て犬、殺処分の話も珍しくはない。だが、中国のチベット高原に捨てられ野生化したチベタン・マスティフの窮状は、桁違いだ。なぜこれほどひどい事態に陥ったのか。どんな問題が起こっているのか。救いはあるのか。香港メディア「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が嗅ぎつけた。 かつては珍重された犬種で、買うのに数百万元もしたチベタン・マスティフ。だが、中国ではもう流行りのペットではなくなってしまった。 その結果、何万匹もが捨てられてチベット高原をうろつき、そこで伝染病を広め、通りがかるものはなんでも攻撃している始末だ。 2014年、尹杭(イン・ハン)は、「ガングリ・ネイチョク(チベット語で「聖なる雪境」)研究・保護センター」を立ち上げた。高原に捨てられたマスティフとほかの動物たちの保護活動のためだ。 尹は以前、中国北西部の青海省でユキヒョウの保護活動に携

    「チベタン・マスティフ」が中国で凶暴な“やから集団”に成り果てた悲しい理由 | チンギス・ハーンも引き連れたという「東方神犬」の異名が泣いている
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