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設計に関するfutenrojinのブックマーク (5)

  • 米紙が賞賛する中銀カプセルタワー 「サステナビリティの先駆けだった」 | 黒川紀章の遺志は継がれ

    「200年の寿命」のはずが… 140個もの切り離し可能なカプセルを組み合わせた中銀カプセルタワーは、まさに20世紀を代表する建築物だ。このタワーを設計した黒川紀章が思い描くメタボリズム的な未来都市では、組み合わせたり切り離したりできる複数のパーツからなるビルがずらりと立ち並んでいた。その様子は、まるで生き物が成長し、体のパーツを増やしていくかのようだ。 黒川は2007年、亡くなる直前のインタビューでこう語っている。 「25年ごとにカプセルを交換すれば、中銀は200年もつでしょう。これはリサイクル可能な建築です。私は、サステナブルな建築として中銀カプセルタワーを設計したのです」 しかし年月とともに住人の大部分がいなくなり、中銀は荒廃していった。そして住人たちは、中銀をそのまま保存しておくよりも取り壊すことを選んだ。これは「建築界の悲劇」だ。 予定より数年遅れた2022年10月、タワーは解体さ

    米紙が賞賛する中銀カプセルタワー 「サステナビリティの先駆けだった」 | 黒川紀章の遺志は継がれ
  • 世界が愛した東京の名建築「中銀カプセルタワービル」の未来を英紙も案じる | 各国から保存に関する問い合わせが…

    世界的な建築家、黒川紀章の代表作とされる東京・銀座の「中銀カプセルタワービル」。ブロックを積み上げたようなユニークな外観は、日のみならず世界中の建築ファンも惹きつけてきた。 しかし1972年に竣工(しゅんこう)された建物は老朽化。その未来は宙ぶらりんになっていると、英紙「ガーディアン」が報じている。 建築から半世紀、老朽化 非対称に同じコンクリートの箱を積み重ねた建築物。日企業のきらびやかなガラス張りのビルが立ち並ぶ地域にあるこの建物は、世界中の建築ファンを惹きつけている。 およそ半世紀にわたって東京・銀座の一角を占めてきた「中銀カプセルタワービル」だが、将来の見通しは立っていない。 1972年に竣工され、当時「中銀」は巨大建造物と有機的な生物の成長を融合させた建築運動「メタボリズム(新陳代謝)」の東京における唯一の事例であり、戦後日の経済的・文化的復興の物理的な表現の形だった。 設

    世界が愛した東京の名建築「中銀カプセルタワービル」の未来を英紙も案じる | 各国から保存に関する問い合わせが…
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/17
    そういえばオルハン・パムクも面白がっていたな。パムクが気にいっていた東京の建築は昔の歌舞伎座とラファエル・ヴィニオリの東京国際フォーラムだった。
  • NTTコムウェア C+ | ITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第5回:『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』、『エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン』

    ソフトウェア開発において、使いやすいクラスやコンポーネントを設計するのは難しい。とりわけ大規模になると複雑怪奇になりやすい。そこで先人の良い知恵はないかと探してみると、「ドメイン駆動設計(Domain-driven design, DDD)」というソフトウェア分析・設計・開発技法があり、長きにわたって広く支持されていることがわかる。 書は、このDDDに関する原典であり、原点とも言える。 DDDはある程度知っていたり、実際に使っていたりしても、書を読んだことのない方も少なくないだろう。しかし、残念ながらそのような方には書が語るDDDのエッセンスが伝わっていないことが多いのではないか、という懸念がある。 DDDにはさまざまな側面がある。現在は「第2部モデル駆動設計の構成要素」で紹介される一種のアーキテクチャ技法としての側面が広く知られている。だが、実はDDDの核心はそこにはない。 書が

  • コロナ後の「優れた公共空間」をトーマス・ヘザウィックが語る | 景観設計は付け合わせのパセリではない──

    「ガーデン・ブリッジ」の挫折と「ベッセル」の悲劇 トーマス・ヘザウィックもまた、挫折を経験した人物だ。政治や、委員会と名のつくものは、イヤリングのデザインにめったに関わろうとしない──ランドマークとなる都市計画に関してはなおさらだ。 当初6000万ポンド(約90億円)だったコストが最終的に2億ポンド(約300億円)まで膨れたことで「ガーデン・ブリッジ」計画は打ち切りになった。同じ理由で、ティーズサイドのバイオマス発電所の計画も頓挫した。 物議を醸した米ニューヨークの展望台「ベッセル」は、250億ドル(約2兆7000万円)をかけたハドソンヤード再開発の中心プロジェクトだった。その巨大な宝石を想わせる「どこにもたどり着かない階段」は、完成に漕ぎつけることができた(ベッセルの最終的なコストは約2億ドルで、間違いなく史上最高額の芸術作品だろう)。 ヘザウィックが特に胸を痛めたのは、ガーデン・ブリッ

    コロナ後の「優れた公共空間」をトーマス・ヘザウィックが語る | 景観設計は付け合わせのパセリではない──
    futenrojin
    futenrojin 2021/09/13
    ケヴィン・スラヴィンはPRが優れた人物だと思っていたが、この記事を読むとトーマス・ヘザウィックのほうが一枚も二枚も上手であることがわかる。
  • トーマス・ヘザウィックが考える「再び人が集まる空間」の作り方 | “不要不急”になった外出に出勤… それでも行きたくなる場所を

    戦後の建物に足りないもの 誰もがそうだったように、昨年、都市デザイナーのトーマス・ヘザウィックは静まりかえった街を何時間も一人で歩きながら、次は何が起こるのだろうと考えていた。ヘザウィックの脳裏にはある考えが浮かんでいた。 「もう外に出る必要なんてほとんどない──多くの人がそう気づいている」 この事実に気づくやいなや、仕事も、友人との交流も、買い物も、すべてが自宅のキッチンテーブルで済まされるという大規模な実験が強制的に始まった。この現象は、27年前に彼が仕事を始めた頃から持っていた疑問を考えるのにうってつけだった。 「どうやったら人々に『あの場所に行きたい』と思ってもらえるだろうか?」 ヘザウィックは、ロンドンのキングス・クロスにある自身のスタジオから取材に応えてくれた。キングス・クロスはヘザウィックが大規模な再開発を手がけている地区だ。彼が設計した複合施設「コール・ドロップス・ヤード」

    トーマス・ヘザウィックが考える「再び人が集まる空間」の作り方 | “不要不急”になった外出に出勤… それでも行きたくなる場所を
    futenrojin
    futenrojin 2021/09/13
    ボリス・ジョンソンに毀誉褒貶はあるが、市長時代にヘザウィックを起用したところは、往年のリヴィングストンを贔屓にしていた小生でも高評価せざるをえない。脱帽だ。感服だ。嫉妬してしまう。
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