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医療に関するfutenrojinのブックマーク (12)

  • 34歳女性記者の体験記「卵子凍結に本気で取り組んでみた私の1年間」 | 実際にかかる費用と体への負担は?

    東京都が費用の助成を開始するなど、国内外で注目を集める「卵子凍結」。一般的に年齢とともに卵子は老化するが、若い頃に卵子を冷凍保管すれば、妊娠したいタイミングで卵子を融解して体外受精に使えるというものだ。英紙の記者が、1年間にわたって卵子凍結をしてみた体験談を記録した。 注射が毎日の儀式に オスロ空港の奥まった片隅にあるトイレの個室。扉の向こうでは、乗客たちがせわしなく行き交う足音が響いている。薄暗いなか、私は白い粉の入った6の小瓶の上に身をかがめ、手探りで注射針と注射器を探り当てた。 注射器でごく少量の生理塩水を吸い上げ、それを各瓶に順番に注入していく。粉と混ざった液体は白く濁り、やがて透明に変わる。私は注射器から最後の気泡を弾き出してから、Tシャツをまくり上げ、下腹部に注射針を刺した。 「ロンドン・ヒースロー行きの最終のご搭乗案内でございます」と、頭上でアナウンスが流れた。 普段はロ

    34歳女性記者の体験記「卵子凍結に本気で取り組んでみた私の1年間」 | 実際にかかる費用と体への負担は?
  • 万博を控える大阪が「医療ツーリズム」で人気の地となる理由 | アジアでも高い人気を誇る街に?

    建設中にもかかわらず、すでに大混乱に陥っている大阪・関西万博だが、この国際的なイベントは、大阪をアジア随一の「医療ツーリズムの街」として周知するチャンスになるかもしれないと期待されているという。香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が取材した。 「医療ツーリズム」は盛り上がるか? 大阪・関西万博の開催まで1年半を切った。日第二の都市・大阪はこのイベントを通じて、医療ツーリズムの目的地として自らをアピールしたいと考えている。 日政府がインバウンド医療ツーリズムを促進する施策を盛り込んだのは2009年のことで、その2年後には医療滞在ビザが導入された。これは医療サービスを受けることを目的として、最大6ヵ月間のまとまった滞在と、取得後の3年間は何度でも訪日することを認めるものだ。だが、この新しい試みは出だしでつまずくことになる。 始まったばかりの医療ツーリズムは、コロナ禍によって大きな

    万博を控える大阪が「医療ツーリズム」で人気の地となる理由 | アジアでも高い人気を誇る街に?
  • 若い世代のがんが増えているのは、人類の健康状態が変化しているからなのか | 社会的影響が甚大な、働き盛り世代のがん

    経済への深刻な影響 若い世代でのがん発症の増加は、医療だけではなく、経済にとっても負担になる。病気が回復しても、不妊症、心血管系疾患、二次がんなど、長期的な問題を抱えるリスクが高く、将来的に医療費の負担が増大する恐れがあると研究者たちは言う。 独ハイデルベルク・グローバル・ヘルス研究所の人口・経済学研究ユニット長で北京協和医学院のシミアオ・チェンのチームは、2023年初め、2020年から2050年までの世界のがんによるコストを算出した。その結果、2017年を基準とする不変価格で25兆2000億ドル(約3560兆円)にもなった。これは「世界の国内総生産に年間0.55%で課税した額に相当する」と研究では示された。 「より若い世代ががんを患うと、経済成長に貢献する生産年齢人口を失うことになるため、経済的負担はより重くなります。がんから回復しても、労働の量と質は低下するでしょう」とチェンは語る。

    若い世代のがんが増えているのは、人類の健康状態が変化しているからなのか | 社会的影響が甚大な、働き盛り世代のがん
  • 卵子凍結という選択肢が今では「オンラインデート」なみに当たり前となりつつある! | 経験者が語る「希望」や「後悔」

    今は予定が無いけれど、いつか自分の子供を持ちたい──そう考えている女性にとって、迫ってくる妊娠や出産のタイムリミットは焦りをもたらすものかもしれない。そんな時の手段のひとつに「卵子凍結」がある。 費用も時間もかかる手段ではあるが、今はこの卵子凍結が当たり前の選択肢の一つになりつつあるという。女性たちの経験談も交えて「ニューヨーク・タイムズ」が報じた。 卵子凍結は「人生の選択の一部に過ぎない」 今後は卵子凍結を「実験的な処置」として扱わない──2012年、アメリカ生殖医療学会はそう報告した。 卵子凍結という処置はそれまで、化学療法をはじめとした、何らかのダメージが身体に残る治療を経験した人を中心に施されてきた。だがアメリカ生殖医療学会はこの年、卵母細胞の冷凍保存は受精を可能にし、それは体外受精と同等の妊娠率があるとのエビデンスを示したのだ。 将来のために卵子を残し、妊娠のタイミングを遅らせた

    卵子凍結という選択肢が今では「オンラインデート」なみに当たり前となりつつある! | 経験者が語る「希望」や「後悔」
  • 上海「コロナ感染爆発」悪夢の光景─医療崩壊に混み合う葬儀場 | 中国の写真家が撮影

    中国の新型コロナ新規感染の大波に襲われている上海市で、入院患者が激増し、葬儀場も混んでいる。 上海市の保健当局は1月3日、市民2600万人の7割近くが新型コロナウイルスに感染したと発表、感染拡大はピークに達したと表明した。 だが、上海市内の病院は、とくに高齢者の患者でいまだに満杯だ。葬儀場には死者を悼む人たちが殺到している。 新規感染者数は2022年、中国全土で急増したが、政府は12月上旬、厳重ながら結局は無益なコロナ規制を不意に解除した。 上海市は2022年春、中国内で最も過酷なレベルの都市封鎖を味わった。住民は2ヵ月以上も自宅に閉じ込められていたのだ。 中国でいま新規感染の波が大きくなっているのは、国民に免疫がないためだ。国の厳重な規制ゆえに、国民の大半がコロナウイルスにさらされていなかったのだ。さらに、高齢者の多くはワクチン接種を2回受けておらず、追加接種も受けていない。 以下の写真

    上海「コロナ感染爆発」悪夢の光景─医療崩壊に混み合う葬儀場 | 中国の写真家が撮影
  • mRNAワクチンの立役者、カタリン・カリコ「チャンスを逃し続けた私は、落ちぶれる研究者の典型でした」 | 成功できたのは「解雇され続けたから」

    成功のチャンスを逃し続けた研究人生 ──あなたがこれまでのことを達成できたのは、なぜだとお考えですか。 解雇され続けたからです。私の経歴は、成功した女性のものではありません。キャリアを着実に積み重ねて昇進を繰り返し、国際的な賞を受賞するような人生とは長い間無縁でした。私は成功のチャンスを逃しつづけました。傍から見れば、私は懸命に努力しながらも落ちぶれていく研究者の典型だったでしょう。 それでも私は研究が前進しているのがわかっていたので、自分を信じられました。思い通りにいかないことがあっても幸せでした。でも勤務先から支援してもらえたことは一度もなく、どの組織も私を解雇しました。 そうでなければ、私はいまもハンガリーにいたはずです。あるいはアメリカ移住直後に勤めたテンプル大学か、その後に移ったペンシルベニア大学にいたでしょう。でもそうだったら、私がビオンテックに行くこともなかったのです。 そう

    mRNAワクチンの立役者、カタリン・カリコ「チャンスを逃し続けた私は、落ちぶれる研究者の典型でした」 | 成功できたのは「解雇され続けたから」
  • 「自殺は3年前から予測できる」──精神疾患の未来を切り拓く「予測医学」の最先端 | 「家庭医」の代わりにコンピュータが果たす役割

    医療データをコンピュータに取り込み、解析させる。コンピュータがパターンを特定し、「この症状が多く表れているのは、この疾患のリスクが高まっているサインかもしれない」と予測する。 人工知能はこのように、医師が診断を下し、問題を特定し、患者の未来を予測するのを手助けする方法を学習している。ここまでは、何も驚くことではない。 けれども、医療データを解析することで、人間の心のなかで何が起こっているかがわかるとしたら、どうだろうか。精神疾患の初期症状を特定し、だれかに自殺する可能性があることを、その人が自殺を考える前に知ることができたとしたら──? これがまさに、ハーバード大学医学部・予測医学グループ長であるベン・ライス教授の研究テーマだ。ライス教授は、自殺するリスクが高いことを、実際に自殺してしまう3年前に探知するツールや、身体的虐待を受けている人を見つけ出すツールを開発している。 そんな彼の最新の

    「自殺は3年前から予測できる」──精神疾患の未来を切り拓く「予測医学」の最先端 | 「家庭医」の代わりにコンピュータが果たす役割
  • 執刀医が男性だと女性患者の「術後死亡率」が32%も高まることが判明 | 医者も驚く思いがけないジェンダーギャップ

    男性優位と言える医療の世界。やはり男性の医者のほうがより良い結果を残すものかと思いきや、外科医に焦点をあてた最新の研究によると、患者が「女性の場合」はむしろ逆なのだという。いったいなぜなのか? ジェンダーは医療に関係するか 手術をしなければならなくなり、自分の執刀医を選ぼうというとき、いくつかの要因について考えるはずだ。費用はどのぐらいかかるか。予約はいつ頃取れるか。信頼できる筋からの紹介はあるか。世間の評判はどうか。 そうしたなか、医療格差について調べている医療研究者は近年、患者のケアの質に大きな影響を与えるかもしれない別の要因に注目している。担当医の「ジェンダー」である。そしてもしジェンダーが影響するなら、それはどの程度のものなのか。 医学雑誌「JAMA Surgery」に発表された論文によれば、執刀医が女性であるほうが、男性患者も女性患者も共に術後の結果が良好であることがわかった。女

    執刀医が男性だと女性患者の「術後死亡率」が32%も高まることが判明 | 医者も驚く思いがけないジェンダーギャップ
  • サイコキラーの心臓が移植されて「蘇る」とき | ある心臓の“悲劇と贖罪”の物語

    「蝶の羽」のように切り開かれた男 1986年12月28日深夜。 アラン・スピアは一滴も酒を飲んでいなかった。電話を待っていたからだ。 電話は午前0時01分にかかってきた。スピアは、姉の家で眠りに落ちたばかりだった。スピアはクリスマス休暇で家族とともに、バージニア州シャーロッツヴィルにある姉の家を訪れていた。 真夜中に誰がわざわざ電話をかけてきたのか、いったい何の用事なのか、スピアにはわかっていた。これから始まる数時間が忙しくなることも。いや、興奮でぞくぞくする時間になるだろうことも。 当時、スピアはまだこの分野では名前を知られていなかった。四半世紀後にチェイニー元副大統領の心臓移植チームの一員となるスピアは、1986年には、ごく普通の心臓外科医として、ワシントンDC近郊で病院勤務に明け暮れていた。 思ったとおり、電話をかけてよこしたのは同じ病院の外科医エドワード・レフラックだった。レフラッ

    サイコキラーの心臓が移植されて「蘇る」とき | ある心臓の“悲劇と贖罪”の物語
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/16
    この記事を読んだことがきっかけで、久しぶりに山口昌男の中心と周縁の理論を思い出した。直接、関係する話ではなけれども。
  • 介護職など賃金引き上げへ 月5000~1万円、22年2月にも | 毎日新聞

    岸田文雄首相は、9日開かれた「公的価格評価検討委員会」の初会合で、介護職や保育士、看護師らの賃金引き上げについて「最優先課題だ。春闘に向けた議論に先んじ、経済対策で必要な措置を行い前倒しで実施する」と述べ、来年初頭の春闘が格化する前の実現に意欲を示した。早ければ来年2月から、月給で5000円~1万円程度引き上げる方針で、同委員会は年内に結論をまとめる。 介護や保育、医療サービスの対価は公的に価格が決まるため、人手不足でも賃金が上がりにくい。岸田首相は分配重視の政策を進める姿勢を打ち出しており、介護職らの処遇改善を民間企業の賃上げの機運醸成につなげるとともに、非正規の女性が多く働く医療・福祉分野の処遇改善を図り、人手不足の解消や格差是正につなげる狙いもある。首相は幼稚園教諭の賃上げにも言及した。

    介護職など賃金引き上げへ 月5000~1万円、22年2月にも | 毎日新聞
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/10
    最初の一手なのだからもっと大幅に引き上げてほしかったが、それでもすばらしい。富裕層にはレトリックとして所得倍増を約束するだけでいいが、こうした職種は実質的な所得倍増を実現してほしい。岸田政権ならできる
  • 米GE、会社3分割 航空エンジン・医療機器・電力に - 日本経済新聞

    【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・エレクトリック(GE)は9日、会社全体を航空機エンジンと医療機器、電力の3事業に分割すると発表した。2023年に医療機器、24年に電力部門を分社化する。体で航空機エンジンを担う。多角化によって企業価値が抑えられる「コングロマリット・ディスカウント」を避け、事業の専門性を高めて投資を呼び込む。GEは11月初旬に子会社のGEキャピタルが手掛けていた航空機リー

    米GE、会社3分割 航空エンジン・医療機器・電力に - 日本経済新聞
    futenrojin
    futenrojin 2021/11/10
    GEの航空エンジンや医療機器だけに投資したかった人には朗報なのだろう。ラリー・カルプ流のGEウェイということだが、世界の人が30年前にGEウェイに期待していたのは、こういったことではなかったと思う。
  • 私の“父”は、知らぬ間に精子を提供していた83歳の見知らぬ男性だった | 「彼らは人間の命をおもちゃにしていた」

    キャサリンは、このクリニックでボイドの写真を見つけた。彼は診察室の堂々たる机の横に立っている。診察室は天井が高く、張り出し窓にメッシュ入りのカーテンが掛かり、額に入った赤ん坊の写真が壁一面に飾られていた。 「母に写真を見せるとこう言われました。『ええ、ここよ。この部屋を覚えているわ』」 キャサリンは「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」(BMJ)のウェブサイトで、ボイドの死亡記事を見つけた。それは彼が自ら書いたものだった(かつて「BMJ」では、医師たちに自分で死亡記事を執筆するよう推奨していたのだ)。 ボイドはニュージーランドに生まれ、1930年代にとイギリスに渡り、初めは泌尿生殖器手術を専門としていたが、後に不妊治療に転向した。そしてハーレー街のほかに、チェルムスフォードと東ロンドン郊外のワンステッドにもクリニックを設立した。 「私は不妊治療に取り組みはじめた……精液分析が、夫たち

    私の“父”は、知らぬ間に精子を提供していた83歳の見知らぬ男性だった | 「彼らは人間の命をおもちゃにしていた」
    futenrojin
    futenrojin 2021/10/11
    「彼らは人間の命をおもちゃにしていた」
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