タグ

書評と北上次郎に関するsugimo2のブックマーク (12)

  • 情報紙「有鄰」566号|出版物|有隣堂

    『十二国記』は最高に面白い – 1面 北上次郎 ちょっとどころではない感動の出会い 『白銀の墟 玄の月』第1巻 新潮文庫 小野不由美の「十二国記シリーズ」の最終編である『白銀の墟 玄の月』全4巻が刊行された。長編で言うならば、18年ぶりの刊行である。待ち望んでいたファンがどっと押し寄せ、ただいまベストセラーになっている。これを契機に、このシリーズを紹介せよ、というのが私に与えられたお題だが、実は私、ファンタジーが苦手である。 どのくらい苦手なのかというと、これはこれまでに何度も書いてきたことだが、この例を出すとわかりやすい。ずいぶん昔、もう作家名も小説の題名も忘れてしまったが、全米の郵便物がアメリカの中央にある街に一度集められ、それからまた全米に配付されていくという小説を読んだことがある。面白そうでしょ。ここからどんな物語が始まるのか、と胸をわくわくさせていたら、次の章でいきなり天使が登場

    sugimo2
    sugimo2 2023/01/25
    “いやあ、びっくりした。世の中にこんな小説があるのか。『図南の翼』で、主人公の少女が「大馬鹿者!」と怒鳴るラストを読み終えると感動がこみあげてきて、もうダメだ。仕事なんてやっている場合ではない”
  • 【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎)|Hayakawa Books & Magazines(β)

    【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎) 冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。第1回は書評家・北上次郎さんです。 *** クレイグ・トーマス『狼殺し』の再読を、ずっと迷っている。 私はいま《ミステリマガジン》で「勝手に文庫解説2」という連載をしているのだが、ここで『狼殺し』を取り上げる予定で、そのときの見出しまですでに考えている。 「トーマス『狼殺し』は最高である!」 というのがそれだ。私は、日に翻訳された冒険小説のベスト1が『狼殺し』だと確信しているのである。にもかかわらず、その再読をずっと迷っているのは、いま読んで

    【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎)|Hayakawa Books & Magazines(β)
    sugimo2
    sugimo2 2020/04/15
    “アイディアだけの小説なら風化するだろうが、真の冒険小説なら古びない。真の冒険小説とは、死にかぎりなく接近し、そこから生還してくる男の物語である”
  • 「熊の皮」ジェイムズ・A・マクラフリン著、青木千鶴訳|北上次郎のこれが面白極上本だ!

    sugimo2
    sugimo2 2020/02/08
    “なかなかよくできたミステリーだが、実はこれ、犬好きにはたまらない小説といっていい。犬が次々に登場してくるのだ。犬が登場する小説は珍しくないが、「次々に」というのは珍しい”
  • 8月29日(金)君のためなら千回でも - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    sugimo2
    sugimo2 2014/08/29
    "本来ならいまごろ書評する本ではないが、たったいま読んだばかりで、もう我慢できないので書いてしまう"
  • 12月27日(金) 北上次郎の2013年ベスト10 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    図書館の魔女(上)』 高田 大介 講談社 2,520円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『図書館の魔女(下)』 高田 大介 講談社 2,730円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS ①『図書館の魔女』高田大介(講談社) ②『深紅の碑文』上田早夕里(早川書房) ③『know』野崎まど(ハヤカワ文庫) ④『愛しいひとにさよならを言う』石井睦美(角川春樹事務所) ⑤『風の王国』平谷美樹(ハルキ文庫) ⑥『七帝柔道記』増田俊也(角川書店) ⑦『金色機械』恒川光太郎(文藝春秋) ⑧『小さいおじさん』尾崎英子(文藝春秋) ⑨『たからもの』北原亜以子(講談社) ⑩『なぎさ』山文緒(角川書店) 今年も日の現代エンタメのベスト10を選んでみた。2013年最大の反省は、『図書館

    12月27日(金) 北上次郎の2013年ベスト10 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌
    sugimo2
    sugimo2 2013/12/27
    毎年楽しみなのきてた!
  • 1月20日(木)最近買った本  - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    『プールの底に眠る (講談社ノベルス)』 白河 三兎 講談社 840円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『いつか、虹の向こうへ (角川文庫)』 伊岡 瞬 角川グループパブリッシング 500円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム (朝日文庫)』 横田 増生 朝日新聞出版 924円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『歿―映画人忌辰抄』 浦崎 浩實 ワイズ出版 2,310円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『能は死ぬほど退屈だ―演劇・文学論集』 小谷野 敦 論創社 2,415円(税込) >> Amazon

    sugimo2
    sugimo2 2011/01/20
    "「細部がよく、人物造形がよく、筋運びも秀逸」という要素をAとして、「物語が新鮮」という要素をBとするなら、両方を併せ持つのにこしたことはないものの、どちらかひとつならば、BよりもAを上位に私は考える"
  • 1月11日(火)みんなの2010年解説文庫リスト - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

  • 12月24日(金) 北上次郎の2010年ベスト10 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

    『抱影 (100周年書き下ろし)』 北方 謙三 講談社 1,680円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『小暮写眞館 (書き下ろし100冊)』 宮部 みゆき 講談社 1,995円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)』 上田 早夕里 早川書房 2,100円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『引かれ者でござい―蓬莱屋帳外控』 志水 辰夫 新潮社 1,680円(税込) >> Amazon.co.jp >> HonyaClub.com>> エルパカBOOKS 『at Home』 多 孝好 角川書店(角川グループパブリッシング) 1,575円(税込) >>

    sugimo2
    sugimo2 2010/12/24
    ”昨年まで「本の雑誌」の毎年1月号で発表していた「エンターテインメント・ベスト10」を今年から当WEBコラムの中でやることにした” わー!待ってました!
  • 書評七福神の11月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 いつのころからか、11月にはミステリーがあまり刊行されないという不思議な慣習ができてしまいました。しかし貪欲な読書家は、一休み、中休みなどといわずに良書を探し求めているのです。またもや少々遅くなってしまいましたが、翻訳ミステリー読みたちが自信をもってお薦めする11月のお薦めをぜひご覧ください。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 千街晶之 『バウドリーノ』ウンベルト・エ

  • 書評七福神の8月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 おひさしぶりです。今月は大幅に遅れてしまい、申し訳ありませんでした。それにしても八月は傑作揃いでした。このまま年末に向けて新作ラッシュが続くのでしょうか。嬉しい悲鳴をあげている七福神今月お薦めの一冊は……? (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 北上次郎 『回帰者』グレッグ・ルッカ/飯干京子訳 講談社文庫 グレッグ・ルッカ『回帰者』(飯干京子訳/講談社文庫) アティカス・コ

  • 北上次郎の質問箱・第二回その2(執筆者・北上次郎) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    吉野仁氏への質問のつもりが だんだんズレてしまったが 大事なことなので書いておこう ミステリマガジン誌上で「翻訳ミステリ応援団!」という座談会を1年以上にわたってやっていたことがある。これは翻訳家の田口俊樹が、翻訳ミステリー冬の時代を何とかしなければ、と言いだして始まったもので、編集者、翻訳家、書店員、エージェント、出版営業、書評家、大学生と各回三人ずつに集まってもらい、翻訳ミステリーが売れなくなった原因の追求と、打開策の検討、翻訳ミステリの楽しさなど、縦横に語ってもらおうという企画だった。 オブザーバーとして立ち会ってほしいと田口俊樹から言われたので、まあさして私は役に立たなかったが、最初から最後まで付き合った者として証言しておきたい。というのは、そのときの結論は、 「解決策はない」 というものだったのである。業界のあらゆる部署の人を呼んだのである。こちらが呼ぶ前から、彼らのほうで知恵を

    北上次郎の質問箱・第二回その2(執筆者・北上次郎) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
    sugimo2
    sugimo2 2010/09/07
    ”「自分自身で傑作を探す読者」をたちどころに増やす魔法のような解決策はない”
  • 北上次郎の質問箱・第二回その1(執筆者・北上次郎) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    吉野仁さま、書評家のすすめるを買いにいく読者と 作家のすすめるを買いにいく読者のどこが違うのですか? 「http://homepage2.nifty.com/yoshinojin/」は愛読しているブログだが、8月21日の発言が気になったので書いておきたい。の雑誌9月号の翻訳ミステリー特集に対する批判から始まって、書評と読者の関係にまでその言は及んでいる。の雑誌9月号に対する批判についてはここでは触れないことにする。私はそれに答える立場でもない。私の名前が出てくる箇所があるので、行きがかり上、そこにだけ触れることにしたい。 できれば、「巧言令色 吉野仁」8月21日の項を読んでからこれを読んでいただきたいのだが、それも面倒だという人のために、少し長くなるがその一部を引いておく。 「で、あえて同じような例を挙げると、かの北上次郎さんが理想とする「もっともいい書評」とは、「それを読んだ読者

    北上次郎の質問箱・第二回その1(執筆者・北上次郎) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
    sugimo2
    sugimo2 2010/09/07
    翻訳ミステリー冬の時代を脱却するためには、自分自身で傑作を探す読者を増やすことであり、そのためにはどうしたらいいか、という話。
  • 1