もともと北海道にはいなかったカエルがいま札幌市内でその数を増やしています。 生態系を守るため、市民グループが駆除を行っています。 駆除活動を行う徳田龍弘さん) 「これがヒキガエルの卵ですね」 アズマヒキガエルは東北から近畿地方にかけて生息し、地域によっては絶滅危惧種として保護されています。北海道には生息していませんでしたが何らかの方法で持ち込まれ近年、数を増やしているのです。道は2015年、外に放してはいけない指定外来種に認定しました。 駆除活動を行う徳田龍弘さん) 「カエルがやってくると、ここ通って入れるようになっているんです。入ってしまうと重りがついていて出られなくなる」 札幌市南区北ノ沢地区では5年ほど前から有志が集まり川や池に罠を仕掛け駆除を行っています。 こちらの池では多い日で1日に1000匹ものアズマヒキガエルが捕獲されました。 川の方へ向かうと…。 駆除活動を行う徳田龍弘さん