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本とミステリに関するsugimo2のブックマーク (136)

  • 逆に聞くが「おもしろいミステリ」って何?

    https://anond.hatelabo.jp/20230725215629 これ書いてる増田はミステリ全然読まないのね。で、知人から「まずは『十角館の殺人』とか『殺戮に至る病』読め」って言われて読んだのよ。 正直言うがこの2つ面白いか? キャラクター観が激古くて読むに堪えないって感想がかなりでかい。 もちろん、大ネタのトリックはそこそこ驚いたので悪くはなかった。でもそれにしたって描写がかなり厳しいと思っちゃったんだよ。 まあ音を言えばタイトルはアオリよ。自分がどうやら小説を読むときにキャラクター描写やストーリーを偏重しすぎるきらいがあるので、例にあげた2つのおもしろさがわからないのは当たり前というか、どちらもそういうのを狙ってる作品じゃないよね。だからおもしろく思えないのは単にnot for meってのはわかる。 でもなお思っちゃうのはさ、世間的になんであんなにこの2作品が褒められ

    逆に聞くが「おもしろいミステリ」って何?
    sugimo2
    sugimo2 2023/07/26
    「本格」なんてミステリの一ジャンルでしかないのに初心者に薦める方がどうかしてる。/『面白いミステリとは何か』って聞かれたら「再読でも面白く読める語り口」って答えるよ。ハト派ハードボイルドが好き。
  • ラブコメ+ミステリみたいなのが好きな人にすすすめのマンガorラノベ 3選

    この前「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」というアニメの一挙放送があって全部見て劇場版の1作目も見てめっちゃよかったので この前放映されたばかりの劇場版も観に行ってしまったくらい好きになったんだけど、似たようなマンガとかラノベが他にないか教えてほしい。 「青春ブタ野郎」の特徴を書きだすと どちらかというとセカイ系 キャラクターの思考が一貫していてよい 架空の病名という舞台装置に翻弄されるキャラクター達 恋愛や青春の要素はそれなりだが、密接にかかわってくるミステリ?謎解き?要素 こんな感じだろうか で、似たような作品を選出してみた。 ひぐらしのなく頃に ※いや、別に病気に固執してるわけじゃないけどそういやまぁまぁ似てるなとおもったのがコレ あと2つは? 追記みんな色々な候補だしてくれてありがとう。 増田でブクマたくさんついてたやつを丸パクリして書いてみたけど案外このフォーマットだと

    ラブコメ+ミステリみたいなのが好きな人にすすすめのマンガorラノベ 3選
    sugimo2
    sugimo2 2023/07/05
    『雨の日も神様と相撲を』
  • 乱読クライム・ノヴェル第六十三回 パトリシア・ハイスミス『殺人者の烙印』(執筆者:小野家由佳) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    「今の翻訳ミステリー大賞シンジケートは、過去の名作についての言及が少ない!」ーーそんなことをお思いの方はいらっしゃいませんか? そういう方向けの連載が今回から月イチで始まります。犯罪小説が大好きでしかたがないという小野家由佳氏が、偏愛する作家・作品について思いの丈をぶつけるコラムです。どうぞご期待ください。(事務局・杉江) パトリシア・ハイスミスのことを長年、恐れ、遠ざけていました。 一年に一冊しか手に取る気になれない。読むたびに「しばらくはもういいや」と思ってしまう。年に一冊でも読んでいるのなら十分なのではないかと思う方もいるとは思いますが、好きな作家となると何冊、何十冊と続けて読んでしまう人間である僕にとって、これはかなり珍しいことなのです。 ひとえにハイスミス作品に嫌な話が多いせいです。善人の平穏な生活が強烈な悪意によって壊され人生までも歪められていく『プードルの身代金』(1972)

    sugimo2
    sugimo2 2023/05/01
    “パトリシア・ハイスミスのことを長年、恐れ、遠ざけていました。 一年に一冊しか手に取る気になれない。読むたびに「しばらくはもういいや」と思ってしまう”
  • アガサ・クリスティーの探偵小説を改訂、不快な可能性のある表現削除

    アガサ・クリスティーの小説が改訂され、現代の読者にとって不快と思われる表現などが削除された/Hulton Archive/Getty Images 「犯罪小説の女王」ことアガサ・クリスティーの小説が改訂され、人種差別的な言及や、現代の読者にとって不快と思われる表現が削除されたことが分かった。こうした改訂が行われる最新の古典作品になる。 英紙テレグラフによると、出版社のハーパー・コリンズはエルキュール・ポアロやミス・マープルが登場する一部の探偵ミステリーの新たなデジタル版で、一部の文章を編集したり完全に削除したりする対応を取った。 対象となる書籍は1920年から76年(クリスティーの没年)にかけて出版されたもので、語り手の内的独白に変更が加えられているケースもある。例えば、デビュー作「スタイルズ荘の怪事件」でポアロが他の登場人物を「もちろんユダヤ人だ」と形容するくだりは、新版では削除されてい

    アガサ・クリスティーの探偵小説を改訂、不快な可能性のある表現削除
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    sugimo2 2023/03/28
    “使用人を「黒人」「にやりと笑った」と形容する一節も変更になり、新版では単に「うなずいた」と表現され、人種への言及はなくなっている” “「ナイルに死す」では、「ヌビア人」への言及が全編で削除されている
  • 【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎)|Hayakawa Books & Magazines(β)

    【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎) 冒険アクション大作『レッド・メタル作戦発動』(マーク・グリーニー&H・リプリー・ローリングス四世、伏見威蕃訳)刊行を記念し、1970~80年代の冒険・スパイ小説ブームについて作家・書評家・翻訳家が語る連続エッセイ企画を行います。第1回は書評家・北上次郎さんです。 *** クレイグ・トーマス『狼殺し』の再読を、ずっと迷っている。 私はいま《ミステリマガジン》で「勝手に文庫解説2」という連載をしているのだが、ここで『狼殺し』を取り上げる予定で、そのときの見出しまですでに考えている。 「トーマス『狼殺し』は最高である!」 というのがそれだ。私は、日に翻訳された冒険小説のベスト1が『狼殺し』だと確信しているのである。にもかかわらず、その再読をずっと迷っているのは、いま読んで

    【『レッド・メタル作戦発動』刊行記念・連続エッセイ/冒険・スパイ小説の時代】あのころは愉しかった・80年代回顧(北上次郎)|Hayakawa Books & Magazines(β)
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    sugimo2 2020/04/15
    “アイディアだけの小説なら風化するだろうが、真の冒険小説なら古びない。真の冒険小説とは、死にかぎりなく接近し、そこから生還してくる男の物語である”
  • 「熊の皮」ジェイムズ・A・マクラフリン著、青木千鶴訳|北上次郎のこれが面白極上本だ!

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    sugimo2 2020/02/08
    “なかなかよくできたミステリーだが、実はこれ、犬好きにはたまらない小説といっていい。犬が次々に登場してくるのだ。犬が登場する小説は珍しくないが、「次々に」というのは珍しい”
  • 第63回『古い骨』(執筆者:加藤篁・畠山志津佳) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    全国20カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに、イチからミステリーを学びます。 「ああ、フーダニットね。もちろん知ってるよ、ブッダの弟子でしょ。手塚治虫のマンガで読んだもん」(名古屋読書会・加藤篁) 「後期クイーン問題? やっぱフレディの死は大きいよね。マジ泣いちゃったなー。We will rock youuuu !!!」(札幌読書会・畠山志津佳) 今さら聞けないあんなこと、知ってたつもりのこんなこと。ミステリーの奥深さと魅力を探求する旅にいざ出発! 加藤:まだまだ先と思っていた東京オリンピックですが、ここに来てなんだか急に動き出しましたね。聖火ランナーの募集が始まったと聞いて、張り切って応募しようと思ったものの、いざとなると説得力の

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    sugimo2 2019/07/02
    “通りがかりのレストランから漂ってくるフライド・ポテトやステーキの匂い、手づかみでむしゃぶりつくエビの塩味、パンでぬぐって最後の一滴まで味わうスープ、無言で堪能するガレットにクレープ…”
  • 書評七福神の二月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 さてさて書評七福神である。いきなり脇道に逸れる宣伝で恐縮なのだが、のサイトbookaholicにおいて二分の七福神である川出正樹氏と杉江松恋が、その月に読んで最もおもしろかった翻訳小説(ミステリー以外の場合もあり)を三作ずつ紹介するという対談をしており、その模様をpodcastで配信しているのである(最新版はこちら)。通学・通勤のお供にダウンロードをして聴いていただければ幸い。こちらの連載との被りなども予想していただければおもしろいと思います。 というわけで題だ。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の

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    sugimo2 2017/03/20
    “内戦の勝者はドイツの軍事力を後ろ楯にした勢力で、その一派が絶対的な権力を握る社会で、あくまでも公正な警察官であろうとする刑事オッツォ・ケッキの地道な捜査を静かに描いていく”
  • 【豪華レーベル完結作】大人も子どもも楽しめる、極上のダークファンタジー! 講談社 今日のおすすめ

    稀代のストーリーテラー・恩田陸さんの新作『七月に流れる花』と『八月は冷たい城』が、2冊同時刊行される。両作の舞台は、招かれた子どもは必ず行かねばならないとされる「夏のお城」。その城の謎に、『七月〜』は少女側から、『八月〜』は少年側から迫るという構成で、恩田さんが仕掛けた極上のミステリーをたっぷり楽しめる。両作が雑誌連載された際に担当した文芸第三出版部・栗城浩美と、書籍化を担当した同・丸岡愛子と共に、この2つの作品について語り合った。 「ミステリーランド」シリーズの完結作 丸岡 今回の2作は、2003年にスタートしたレーベル「ミステリーランド」全30冊の最後を飾る作品でもあります。 栗城 「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」を合い言葉に、弊社の宇山日出臣(故人)が立ち上げたレーベルで、綾辻行人さん、島田荘司さん、田中芳樹さんなど人気ミステリー作家が、子ども向けに新作を書き下ろしてく

    【豪華レーベル完結作】大人も子どもも楽しめる、極上のダークファンタジー! 講談社 今日のおすすめ
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    sugimo2 2017/02/03
    装丁が素晴らしい。ひさしぶりに欲しくなった紙の本。
  • 12月26日(月) 21世紀のミステリー・ベスト10 - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

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    sugimo2 2016/12/26
    "翻訳ミステリーのベスト1だけ紹介すれば、それはもちろん、マーク・グリーニー『暗殺者の正義』(ハヤカワ文庫)だ。80年代に冒険小説を夢中になって読んできた年配の読者に、ぜひお薦めしておきたい"
  • 書評七福神の十一月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 各種ベストテンも出そろいました。私、杉江松恋も主宰するbookaholic認定ということで川出正樹氏とベストテンを選んでみたのですが、ご覧いただけましたでしょうか。豊作の2016年であったことを改めて痛感いたしました。さて、今年最後の更新となる七福神をお届けします。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 北上次郎 『氷結』ベルナール・ミニエ/土居佳代子訳 ハーパーBOOKS

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    sugimo2 2016/12/21
    “拉致監禁された少女が持ち前の能力を発揮し、脱出のためのアイテムをあつめて計画を練り、犯人一味へ復讐するという異色サスペンス” 面白そう
  • 書評七福神の十月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 節操のない寒暖の変化が続き、体調を崩されている方も多いのではないかと思います。大統領選挙でびっくりしたり、いろいろなことがありますね。そんな中、七福神はただひたすら読みまくるのです。今月もやってまいりましたこの企画。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げても構わない。 要するに、の選択に関しては各人のプライドだけで決定すること。 掲載は原稿の到着順。 北上次郎 『狼の領域』C・J・ボックス/野口百合子訳 講談社文庫 ジョー・ピケットを主人公とするシリーズの第9作で、冒頭

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    sugimo2 2016/12/04
    “年末ベストテンを狙って放たれた「文春砲」であるピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』とジェフリー・ディーヴァー『煽動者』”
  • 第17回『おれの中の殺し屋』(執筆者:畠山志津佳・加藤篁) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    第17回:『おれの中の殺し屋』― WARNING! WARNING! これぞ暗黒小説の決定版! 全国15カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに、イチからミステリーを学びます。 「ああ、フーダニットね。もちろん知ってるよ、ブッダの弟子でしょ。手塚治虫のマンガで読んだもん」(名古屋読書会・加藤篁) 「後期クイーン問題? やっぱフレディの死は大きいよね。マジ泣いちゃったなー。We will rock youuuu !!!」(札幌読書会・畠山志津佳) 今さら聞けないあんなこと、知ってたつもりのこんなこと。ミステリーの奥深さと魅力を探求する旅にいざ出発! 畠山:杉江松恋著『海外ミステリー マストリード100』をテキストに、翻訳ミステリーとその歴

    第17回『おれの中の殺し屋』(執筆者:畠山志津佳・加藤篁) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
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    sugimo2 2016/11/16
    "奥様に「死んでから約10年後に有名になるだろう」と言って原稿を保管しておくように頼んだそうです。実際に彼の名が高まったのは死後20年経ってからでしたが"
  • 第31回『大穴』(執筆者:加藤篁・畠山志津佳) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    ――競馬に興味がなくたって、読まず嫌いはモッタイナイ! 全国20カ所以上で開催されている翻訳ミステリー読書会。その主だったメンバーのなかでも特にミステリーの知識が浅い2人が、杉江松恋著『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』をテキストに、イチからミステリーを学びます。 「ああ、フーダニットね。もちろん知ってるよ、ブッダの弟子でしょ。手塚治虫のマンガで読んだもん」(名古屋読書会・加藤篁) 「後期クイーン問題? やっぱフレディの死は大きいよね。マジ泣いちゃったなー。We will rock youuuu !!!」(札幌読書会・畠山志津佳) 今さら聞けないあんなこと、知ってたつもりのこんなこと。ミステリーの奥深さと魅力を探求する旅にいざ出発! 加藤:早いものでもう11月。さすがに朝夕は寒くなってまいりました。 それにしてもアメリカの大統領選は盛り上がってますねー。今後、国

    第31回『大穴』(執筆者:加藤篁・畠山志津佳) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
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    sugimo2 2016/11/16
    ”どうか「競馬」の文字を忘れて手に取ってほしい。そこにいるのは“自分の職業に愛着を持つ人”です"
  • ミステリとファンタジーの親和性の悪さは、「魔法」に尽きる。 さんざ、う..

    ミステリとファンタジーの親和性の悪さは、「魔法」に尽きる。 さんざ、うみねこでやらかした人が居たが、密室もアリバイもなんもかんも魔法で実行できちゃうから、それが出来ないように念入りに潰さなきゃならん。 そして、それをやってしまったら「ファンタジー」の意味がない。(舞台が中世なだけで、ただのミステリ) サスペンスとミステリは別ジャンルだし、ミステリなら踏むべき手順がある。(ノックスの十戒、ヴァン・ダインの二十則) それをやって、何でもアリの魔法が使えた上で、ミステリをやってのけるなら相当な創作力だが、そんなん当に可能か? 密室やるなら空間転移や召喚を封じる必要がある。遠隔操作の魔法道具もNGだな。 変身できるだけでアリバイは作り放題だから、そもそもすべての人間が容疑から外せない。(当のアリバイも信頼できないから) 空を飛べることで足跡も何も残らない。 そもそも、魔法があるんだから、痕跡な

    ミステリとファンタジーの親和性の悪さは、「魔法」に尽きる。 さんざ、う..
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    sugimo2 2016/10/17
    "サスペンスとミステリは別ジャンルだし、ミステリなら踏むべき手順がある。(ノックスの十戒、ヴァン・ダインの二十則)" 原理主義者の人か…('A`)
  • 書評七福神の四月度ベスト発表! - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    書評七福神とは翻訳ミステリが好きでたまらない書評家七人のことなんである。 この欄は杉江松恋が取りまとめているのですが、みなさんから送られてくる原稿のフォーマットがバラバラで、いつも体裁を整えるのに苦労しているのですよ! とどうせ前書きなんて誰も読んでいないだろうからこっそり愚痴っておくのです。いや、実は今月は薄気味悪いぐらいにフォーマットが合っていて、何か示し合わせたみたい、と思ってしまったのであえて書くんだけど。いや、示し合わせてくれていいんだすよ、みなさん。というわけで今月も書評七福神をお送りします。 (ルール) この一ヶ月で読んだ中でいちばんおもしろかった/胸に迫った/爆笑した/虚をつかれた/この作者の作品をもっと読みたいと思った作品を事前相談なしに各自が挙げる。 挙げた作品の重複は気にしない。 挙げる作品は必ずしもその月のものとは限らず、同年度の刊行であれば、何月に出た作品を挙げて

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    sugimo2 2016/05/21
    “訳者あとがきには「向田邦子のホームドラマの切れ味をそなえた、豪州の湊かなえと評される映像化しやすい明解な筋立て」とあるけれど、私は「平安寿子と唯川恵と辻村深月を足したような小説」と読んだ”
  • 『女王陛下のユリシーズ号』は「海洋冒険小説の傑作」と日本ではされているが、その正否は。

    えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses ひかすけ氏がRTしてる「村上博基訳あっての『女王陛下のユリシーズ号』では」という話、僕はなにかいえるほど英文で小説を読んだことがないのだけれど、翻訳家の故山岡洋一氏がユリシーズ号についてこう評しているのを紹介しておきたくなった honyaku-tsushin.net/hihyo/bn/ulyss… 2014-08-17 21:18:41 えいち・えむ・えす・ゆりしーず @hms_ulysses なお山岡氏の『女王陛下のユリシーズ号』翻訳評に関しては、「この訳書が出版されたのは1967年だ (文庫版はその5年後の1972年に出版された) 。村上博基は1936年生まれだから、30歳か31歳のときの翻訳なのだ」というとこがもう honyaku-tsushin.net/hihyo/bn/ulyss… 2014-08-17 21:23:23

    『女王陛下のユリシーズ号』は「海洋冒険小説の傑作」と日本ではされているが、その正否は。
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    sugimo2 2016/05/09
    不毛なジャンル分け論争?
  • 【今週はこれを読め! ミステリー編】独立独歩の精神で生きるヒーローの物語『ドライ・ボーンズ』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌

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    sugimo2 2016/04/30
    "ページをめくり始めてすぐ、あ、そうそうこれ、読みたかったのってこういう小説なんだ、と呟いていた"
  • 4月26日(火)この文庫解説がすごい① - 目黒考ニの何もない日々|WEB本の雑誌

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    sugimo2 2016/04/28
    “西部劇の物語が都市に移ることで成立したハードボイルドは、ふたたび都市を離れようとしているのだ”
  • 【電子書籍のみで発売】4月25日TBSでドラマ化決定! 『64』に連なる「D県警シリーズ」横山秀夫著『刑事の勲章』 | | お知らせ

    電子書籍のみで発売】4月25日TBSでドラマ化決定! 『64』に連なる「D県警シリーズ」横山秀夫著『刑事の勲章』 文藝春秋電子書籍編集部では、4月15日(金)より、横山秀夫さんの書籍未収録短編『刑事の勲章』を、電子書籍オリジナル作品として発売いたします。 『刑事の勲章』は、5月、6月に映画化作品が公開される『64』に連なる、「D県警シリーズ」の一作。作は、仲村トオルさん主演で4月25日(月)に放送される、TBS「月曜名作劇場 特別企画 横山秀夫サスペンス 刑事の勲章」の原作になります。 『刑事の勲章』内容紹介 D県警で「陰の人事権者」の異名を恣にしているエース、二渡真治。その懐にい込んでいると自負していた上原勇三が、N署の刑事官に任命される。抜擢人事には違いないが、警務畑一筋の上原勇三にとって、畑違いの刑事部門への異動は放出と感じられるものだった。 しかもN署では殺人事件の捜査部が

    【電子書籍のみで発売】4月25日TBSでドラマ化決定! 『64』に連なる「D県警シリーズ」横山秀夫著『刑事の勲章』 | | お知らせ