この記事は、AbemaTV Advent Calendar 2017 の25日目の記事です。 今年、サイバーエージェントに新卒入社し、AbemaTVの配信チームに所属している @miyukki です。 このアドベントカレンダーも最終日になりました。11月末まで誰もやる気配がなかったのですが、社内で声を上げて広めた結果、多くの人が書いてくれてありがたいです。なんでも気軽に自由に発言できるのもこの職場の良いところです。 72時間ホンネテレビ さて本題に戻り、AbemaTVでは11月2日-5日にかけて、稲垣・草彅・香取 3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』(以下、ホンネテレビ)を放送しました。 言い出しづらいのですが、過去には「亀田興毅に勝ったら1000万円」AbemaTV史上最多アクセスでサーバダウンと記事になるなど、急激なアクセス増加でサービスを提供できなかった例がありまし
最近何かと話題なCDNですが、そもそもCDNってなんだろう・・・どんなことに使えるんだろう?的なことを書いてみようと思います。 一応先に言っておくと、私はCDN業者に所属したことないのであくまでも利用者として見た時の話を書きます。 また、私の考えであり、様々なワークロードがあるなかでこれがすべてではありませんので、こんな考えもあるんだなぁぐらいに思ってもらえると助かります。 そもそもCDNってなんだろうか そもそもCDNはContent Delivery Networkの略であってCache Delivery Networkの略ではありません。 要はコンテンツをクライアントに対して高速・効率的に配信するためのネットワークです。 良くCDNといえばその成り立ちからキャッシュというイメージはありますが、重要な要素の一つではあるもののCDNの全てではありません。 さらに言えばAkamaiのInt
メルカリでCDNにキャッシュされるべきでないページがキャッシュされることにより個人情報の流出が発生してしまうインシデントがありました 自分は動的コンテンツをCDNで配信することにあまり積極的ではない立場だったのですが流出への反応を見るとCDNを利用しているサービスはかなり増えてきているようです 個人情報やユーザーのプライベートデータを決して流出しないようにしつつCDNを利用する方法を考えてみました CDN利用のメリット このふたつ 経路が最適化されレイテンシが小さくなる DDoS対策となる キャッシュされないようにする方法 Twitterで動的コンテンツもCDN通すの当たり前でしょーと言ってる人にリプしてきいてみました CDNとレスポンスヘッダで二重にキャッシュを無効化する キャッシュを細かくコントロールCDNを使う ホワイトリスト方式で特定のパスのみキャッシュを許可 ログインセッションを
CDN切り替え作業における、Web版メルカリの個人情報流出の原因につきまして - Mercari Engineering Blog その認識ではダメよ。そもそもコレはインフラ設計時点でのミスで切替作業には関係ない。選定時点で仕様に違いを認識できておらず、且つ、その状態で変更手順やテスト手順を作成した事が原因。それでも普通は発覚する 2017/06/23 12:52 うちのチームでこの報告だとゼロ点です。 理由は2つ。 まず、そもそも移行先選定時点でCDNの制御方式を含む違いを的確にレポートし、その評価が行えていないわけで、そもそも切替時点のミスではない事。 次に、そもそもですが、CDNを含む仕組みであればキャッシュコントロールというは基本中の基本で、どのような移行であれ、キャッシュ制御が正常に行われている事は確認します。 つまり、仮にCDNの制御方式の違いを認識できていなかったとしても、本
かの有名なメルカリで利用者の名前や住所、銀行口座番号、メールアドレス、クレジットカードの下4桁と有効期限、購入・出品履歴、ポイント・売上金、お知らせ、やることリストなど、5万4180人の個人情報が外部に晒されたそうな。 幾ら何でも全部過ぎるだろ…wとは思うんだが、まぁその辺は当事者じゃないし詳しい事は不明なのでそれはそれとしてこの「技術的観点からの原因報告」が酷い。 「原因はnginxの設定ミスでした。ミスしたのはこの箇所です」 …それ原因じゃなくてミスそのものの説明じゃん。ただの作業報告だ。作業員の日報だ。ガキの使いか。 こういう時の例え話は誤解の元だが「車で人を撥ねたのは、運転手がブレーキを踏まなかった事が原因です」みたいな。それ原因じゃねぇ。事象そのものだ、分析対象だ。最浅でも「運転手は何故ブレーキを踏まなかったのか?」の答えが原因と名の付く最低ライン。寝てたとかポケモンGOしてたと
fladdictの非公式プロジェクト(いわゆる裏dicct)に、posemaniacs.com というサービスがある。 絵のデッサン素材を無料配信するサイトだけど、いつのまにやら老舗サイトに。気がついたら1日の転送量が30〜40GBまで膨れ上がっていた。あまりの負荷にホスト元のhetemlさんでアクセス規制、あわや閉鎖の危機の大ピンチ。わりと本気で、Pixivとか星海社とかマール社にサービス譲渡とかしようか悩んだ今日この頃でした。 そんな折、@ku_suke さんのご了解で導入してみた、CloudFlareというサービスが、全ての危機を救ってくれた。マジ多謝です。 どういうサービス? CloudFlareはCDN(広域負荷分散システム)。世界5カ所にデータセンターを有し、データをキャッシュして各地に配信するこで負荷分散してくれる。いわゆるAkamaiの同類だけど、ものすごい特徴が1つある。
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