出典:Waymo公式サイト2018年12月に自動運転タクシーを世界で初めて商用展開し、現在は自動運転トラック事業にも力を入れ始めているGoogle系Waymo。自動運転開発で世界をリードしている存在と言える。 そんなWaymoは2021年6月、25億ドル(約2,800億円)の最新の投資ラウンドを発表した。2020年のラウンドに続く大型の資金調達だが、CEO(最高経営責任者)交代の報など同社を取り巻く環境は大きく変りつつあるようだ。 ■2016年5月:FCAと提携 パシフィカ100台をフリートに出典:Waymo公式ブログWaymoと大手自動車メーカーとの協業は、グーグル時代にパートナーシップを結んだFCA(現ステランティス)に始まる。それまでは自社開発したオリジナル車両「Firefly」が実証の中心だったが、100台のクライスラーパシフィカを納入して自動運転車に改造し、公道実証用のフリートに