ラグビーワールドカップフランス大会、日本は1次リーグの初戦で初出場のチリと対戦し42対12で勝ち、3大会連続の白星スタートを切りました。日本はこの試合、6つのトライを奪い、ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得しました。 記事の後半では試合の詳細を【動画付き】でまとめています。 目次 《試合概要は》 《試合後 選手・ヘッドコーチ談話》
【日本-スコットランド】決勝トーナメント進出を決めた選手たちを総立ちでたたえる観客たち=横浜・日産スタジアムで2019年10月13日午後9時50分、藤井達也撮影 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグを終え、国際統括団体ワールドラグビー(WR)と大会組織委員会が15日、東京都内で記者会見し、37試合に128万人が来場したと発表した。日本代表が初めて決勝トーナメントに進み、テレビ中継も高視聴率を記録。WRのビル・ボーモント会長は「日本開催に全く後悔はない。日本チームの結果も素晴らしい」と評価した。 台風19号の影響で、12日のニュージーランド―イタリア(愛知)とイングランド―フランス(横浜)、13日のナミビア―カナダ(岩手)の3試合を中止したことについて、WRのアラン・ギルピン最高執行責任者は「正しい決断をしたという気持ちに変わりはない。人の安全を第一に判断した」と説明した。
ラグビーワールドカップ(W杯)8強進出を決めた日本代表の歴史的勝利の裏には、会場スタッフの「ONE TEAM」があった。 台風19号の影響で、13日夜のスコットランド戦(日産スタジアム)の実施が危ぶまれたが、スタッフらが急ピッチで準備を進めて開催にこぎつけた。 絶対に試合をやって決着をつける-。チームだけでなく、スタッフも同じ気持ちだった。会場を運営する新横浜公園管理事務所の高橋昌広氏(50)は「大会組織委員会などと連携し、台風直撃を想定しながら万全の準備を整えた。我々にとっても、10月13日は歴史的な1日になった」と振り返った。 管理スタッフや警備員、ビールの売り子ら総勢約2000人が会場復旧に向け、尽力した。交通機関の混乱などの影響で、人手不足により一部売店の閉鎖などもあったが、多くのスタッフが午前6時過ぎから仕事前に土砂の清掃や、大型スポンジを使って通路の雨水を吸うなどの作業をスムー
前回W杯の南アフリカ戦で勝利した「ブライトンの奇跡」から4年、ラグビー日本代表は10月13日、激戦の末28-21でスコットランドに勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。 その立役者となったのが、共にニュージーランドにルーツを持つ、主将のリーチマイケル(30)と、ヘッドコーチ(HC)のジェイミー・ジョセフ(49)だ。 ◆ ◆ ◆ 「寡黙ですが、本当に周囲に好かれる子」 ニュージーランド人の父とフィジー人の母を持つリーチが日本にやってきたのは2004年、札幌山の手高校に入学した15歳の時。来日当初は札幌市で寿司店を営んでいた森山修一さん、久美子さん夫婦の家にホームステイしていた。久美子さんが思い出を語る。 「約1年、うちに下宿をしていましたが、お箸も上手に使ってましたし、寿司も天ぷらも、なんでもよく食べましたよ。ただ、お米を食べる習慣がなかったから、どんな食事でもお米が出てくるのに、最
勝負はグラウンドでつける! ラグビーW杯日本大会で初の8強を目指す世界ランク8位日本代表は11日、都内で1次リーグ最終戦の同9位スコットランド戦(13日、横浜・日産スタジアム)登録メンバー23人を発表した。席上でジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)は、日本の実力を疑問視するスコットランドの姿勢に戦闘モード。フランカーのリーチ・マイケル主将(31=東芝)をゲーム主将へ復帰させた運命の一戦で、正々堂々とA組首位通過を決める。 ◇ ◇ ◇ 海外の報道陣が多く駆けつけた、都内の会見場。前戦のサモア戦前、すぐに名前を読み上げたジョセフHCが、開口一番に言った。 「ここ何日か記事を読んでいるが、我々を批判するコメントがある。プール戦(1次リーグ)で3勝はまぐれでもなく、選手のハードワークの成果だ。世界のエリートチームの1つとして、認められるぐらいのプレーをしてきた」 前日10日には
台風19号の接近により試合開催可否が注目されているラグビーW杯A組最終戦の日本-スコットランド戦(13日、日産スタジアム)について、スコットランド協会のマーク・ドッドソンCEOが11日、登録メンバー発表が行われた横浜市内の会見に出席し、胸の内を明かした。 「ワールドラグビーは日曜日に試合ができなければ開催しないという意見を変えていない」と切り出し「世界クラスのトーナメントなのに日曜日に試合が開催されないのは正しい決定とは思えない。常識的に考えて1日順延すべきだ」と日程を変えても実施することを求めた。 W杯組織委員会は、当日朝に開催可否を判断すると発表している。仮に中止となった場合は引き分け扱いとなり、互いに勝ち点2を獲得。日本は16点でA組首位突破が決まり、スコットランドは12点となる。11点のアイルランドが12日のサモア戦で勝ち点を落とさない限り、スコットランドは予選敗退となる。 すでに
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