平和サミットに米大統領欠席か ウクライナ主導、実効性問われる 時事通信 外信部2024年05月28日20時31分配信 ウクライナのゼレンスキー大統領=23日、キーウ(AFP時事) ウクライナのゼレンスキー大統領が提唱し、スイスで6月15、16両日に開かれる「平和サミット」に、バイデン米大統領が出席しない可能性が高まった。侵攻したロシアはもともと不参加で「停戦交渉」とは呼べず、仲介に意欲を示す中国の協力も不透明だ。戦闘の終結につなげられるか、実効性が問われる事態となっている。 ロシア軍がチャソフヤル侵入 高台の陣地、ウクライナ危機感 「傍観するリーダーに訴えたい。指導力を発揮してほしい」。ゼレンスキー氏は26日公表のビデオ演説で、バイデン氏らを名指しした上で参加を呼び掛けた。 平和サミットは、ゼレンスキー氏が10項目の和平案「平和の公式」の実現に向け、開催を求めた。岸田文雄首相のほか、カナダ