【読売新聞】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙船の燃料を月面で製造する技術を実証するプラントの開発を計画していることがわかった。月の水から燃料を作る技術を独自に確立し、月面で2035年以降に燃料工場を着工、40年までの稼働を
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、次世代基幹ロケット「H3」2号機を打ち上げ、目標の軌道に投入し、計画通り飛行を終えたと発表した。H3の打ち上げ成功は初となる。安全保障や防災、通信などで宇宙利用の重要性が増す中、日本の宇宙開発をけん引するロケットとして安定運用を目指す。H3は17日午前9時22分、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げられた。5分後には初号機で失敗した2段目
この記事の3つのポイント JAXAの無人探査機SLIMが月面着陸に挑んだ ピンポイント着陸は大成功、ただし着陸で転び逆立ちに 構想から四半世紀もかかった点はいただけない 昨年12月に母の葬儀を出してからこっち、くたばっている。 最後の看取(みと)りの日々は「この後、体力が必要な事態になるぞ」と予想し、意識して睡眠を長めにとるようにしていたのだが、いざ母が身罷(みまか)って葬儀からの一連の流れに直面してみると、起きたことはまったく予想外だった。 体は確かに疲れていない。ところが、神経というか脳というかに、ものすごく疲労が蓄積していて、一気に吹き出してきたのである。 体が疲れていなくて、脳だけ疲れているというようなことが、人体の構造上あり得るのかどうか、私は知らない。だからすべては私の主観だ。「後頭部に穴が開いて、そこから液体状の疲労がだばだばと音立てて噴出している」という感覚である。 具体的
JAXA=宇宙航空研究開発機構は今月、月面への着陸に成功した無人探査機「SLIM」について、地上との通信を再び確立し、月面からの新たな画像の取得に成功したと明らかにしました。 着陸後、発電できていなかった探査機の太陽電池が28日夜までに発電したということで、今後、月面を特殊なカメラで撮影するなど月の起源を探る調査を進めることにしています。 今月20日未明に世界で5か国目となる月面への着陸に成功した日本の無人探査機「SLIM」は、その後のデータの解析で着陸目標地点との誤差を100メートル以内とする世界初の「ピンポイント着陸」に成功したことも判明しています。 一方、着陸直前に2基のメインエンジンのうち、1基になんらかの異常が発生し、想定とは異なる姿勢で月面に着陸したことから、探査機に搭載された太陽電池に太陽光があたらず、発電ができていませんでした。 このためJAXAはいったん探査機の電源を切り
今月20日、月面への着陸に成功した日本の無人探査機「SLIM」の姿を、月の上空を飛ぶ人工衛星から撮影することに成功したとNASA=アメリカ航空宇宙局が発表しました。 日本の無人探査機「SLIM」は今月20日、世界で5か国目となる月面への着陸に成功しました。 NASAは月を周回する人工衛星が上空80キロ付近から撮影した、「SLIM」の着陸地点の画像を公開しました。 また、同時に公開された画像では、着陸前後の月の表面の変化がわかるよう処理されていて、着陸した「SLIM」の周辺が一定の範囲で変化していることもわかります。 NASAによりますと、これは着陸の際、エンジンの噴射が月の表面を吹きつけたことによるものだとしています。 JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、「SLIM」は着陸直前の高度50メートル付近で2基のメインエンジンのうち、1基がなんらかの異常で失われ、想定とは異なる姿勢で月面
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、月面着陸に成功した探査機「SLIM(スリム)」の姿をとらえた写真を公開した。小型ロボットが撮影した。当初の予定とは違う向きで着陸したSLIMの姿を確認でき、月に降り立ったことを裏付ける証拠を示した。 JAXAによると、SLIMは計画通り20日午前0時20分、月面に軟着陸した。 SLIMから着陸直前に放出された2機の小型ロボットのうち、JAXAやタカラトミーなどが開発したロボット「LEV―2」がSLIMの姿をとらえた。写真にはロボットの車輪が映り込んでいる。 JAXAは、SLIMに搭載したカメラで撮影した画像も公開。地表に反射した光の波長を解析することで月の岩石の組成を調べる特殊なカメラで着陸後に撮影した。 SLIMは昨年9月、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、約4カ月半かけて月に向かい、月面着陸に成功した。成功したのは日本初で、旧ソ連、
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SLIMは、「月の狙った場所へのピンポイント着陸」、「着陸に必要な装置の軽量化」「月の起源を探る」といった目的を小型探査機で月面にて実証する探査計画です。実証する技術は、月探査のほか、比較的重力のある天体の探査への基礎にもなるため、将来の太陽系科学探査の要求に応えることができます。
月面への着陸に挑戦した無人探査機「SLIM」について、JAXAは午前2時すぎから会見を開き、「着陸には成功した」と発表しました。 この中で、JAXA宇宙科学研究所の國中均所長は「私どもとしましてはソフトランディングには成功したと考えている。その理由は、探査機が正常にテレメーターを地球に送信していて、搭載機器がおおむね健全に動いているということを意味している。高度10キロから降りたので、うまくいっていないのであれば高速で激突していたはずだ。そうなれば探査機の機能はすべて失われていたはずだが、着陸後もデータが地球に送り届けられているということは、当初の目的としていたソフトランディングに成功した証左だと考えている」と述べました。 会見で、太陽電池が電力を発生せず、バッテリーを使っている状況について、「いまのところは数時間、バッテリーの電力がもつであろうと考えている。バッテリー電力を温存するために
日本初の月面着陸を目指す月探査機「SLIM」などを搭載した「H2A」ロケット47号機は、7日午前8時42分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、午前9時半ごろに「SLIM」を軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 JAXA理事長「一歩目を踏み出したことに安ど」 打ち上げの成功を受けて、JAXA=宇宙航空研究開発機構の山川宏理事長は記者会見し「それぞれのミッションの実現に向けて一歩目を踏み出したことに安どしている。製造や運用に関わる企業や関係者の尽力のたまもので、国民の皆さんに成功の報告ができることをうれしく思う。今回のミッションは日本の宇宙開発のプレゼンス向上に寄与するもので、引き続き一丸となって取り組んでいきたい」と述べました。
古川飛行士を戒告処分 「信頼損ねた」と謝罪―研究データ捏造・JAXA 2023年01月12日18時48分 記者会見で謝罪する宇宙飛行士の古川聡氏(手前)ら=12日午後、東京都千代田区 宇宙医学研究を巡る実験データの捏造(ねつぞう)問題で、研究実施責任者を務めた宇宙飛行士で医師の古川聡氏(58)が12日、東京都内で記者会見し、「不適切な研究行為とマネジメントにより、国民の皆さまの信頼を損ねたことをおわび申し上げる」と謝罪した。また、10日付で戒告処分を受けたことを明らかにした。JAXAによると、宇宙飛行士の懲戒処分は初めて。 理事長らを厳重注意処分 宇宙医学研究のデータ捏造―JAXA 会見で古川氏は、捏造などへの直接関与や指示を否定。年内にも予定されている国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在について、「与えられた任務をしっかり行うことが責務と思っており、それにより信頼を回復したい」と述べた
小型超音速旅客機のイメージ[JAXA提供]【時事通信社】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、ロケットや人工衛星、探査機のほかに、飛行機やヘリコプターなどの航空機の研究開発にも尽力している。担当部署である航空技術部門が研究開発を進めている、高速で快適、環境負荷の少ない超音速旅客機とは? ◇多くの利用者が見込める超音速旅客機 現在運航中の旅客機は、日本と米東海岸や欧州の主要都市までの航行に12時間以上を要することがほとんどだ。超音速旅客機が実現すれば航行時間を短縮でき、ビジネスや観光により多くの利用者を見込むことができる。だが、その実現には幾つもの課題を乗り越えなければならない。JAXA航空技術部門では、長年にわたり、それらの課題をクリアするプロジェクトを進めてきた。 ◇超音速旅客機とは? そもそも超音速旅客機とは、1秒間に約340メートル進む音速(マッハ)より速く飛ぶ旅客機と定義される。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、超小型探査機「オモテナシ」の月着陸を断念したと発表した。16日の打ち上げ後に通信が不安定になり、回復を試みたが状態が戻らなかった。旧ソ連、米国、中国に次ぐ4カ国目の月面着陸を目指したミッションは失敗に終わった。オモテナシは、米国主導の有人月面探査「アルテミス計画」の第1弾として米国が16日に打ち上げたロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」に
「私たちは、太陽系の歴史を手に入れることができました」 これは、2019年7月、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」への2度目の着陸に成功した直後の会見で、JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャが語った言葉だ。 2020年12月6日、はやぶさ2が、総移動距離約52億4000万kmの旅を経て、いよいよ小惑星「リュウグウ」で採取した試料(サンプル)を地球へと届けようとしている。 はやぶさ2は、2010年に小惑星「イトカワ」からのサンプルリターンに成功した「はやぶさ」の後継機にあたる。 はやぶさ2の目的地である小惑星「リュウグウ」は、有機物などを多く含む「C型」と呼ばれる小惑星だ。 そのため、リュウグウからサンプルを持ち帰ることができれば、太陽系が誕生した当時の様子を知る手掛かりを得ることはもちろん、地球上に存在する海水や生命の起源を探ることにもつながると考えられている
探査機「はやぶさ2」から分離された試料カプセルの到着を受け、記者会見する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の津田雄一プロジェクトマネジャー=2020年12月8日、神奈川県相模原市のJAXA相模原キャンパス 科学探査で世界のトップの地位を確保したかに見える日本だが、一方で「日本は宇宙先進国の地位から脱落しかねない」と危惧する見方も広がっている。日本の宇宙開発は進んでいるのか、それとも遅れているのか。 「はやぶさ2」は2014年の打ち上げ後、順調に飛行を続け、小惑星「リュウグウ」に2回着地、人工クレーターも作り、砂や地中の物質を採取した。JAXA宇宙科学研究所の津田雄一・プロジェクトマネジャーは15日の記者会見で「計画を完全に完遂できた」と報告した。 地球以外の天体から試料を持ち帰る「サンプルリターン」は、米欧中国など各国も取り組んでいる。NASA(米航空宇宙局)もこの10月、小惑星「ベンヌ」に
三菱重工業は25日午前1時5分、ロケット「H2B」8号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。ロケットに搭載する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の無人補給機「こうのとり」8号機を上空で分離し、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を供給するための軌道に乗ったことを確認した。当初は11日に打ち上げを予定していたが、直前に発射台からの火災で中止していた。機体に影響がなかったことから再打ち上
地球はどのようにして命を育む星になり、われわれ人類が生きているのか。はやぶさ2が採取した小惑星リュウグウの物質を詳しく調べることで、この根源的な謎を解くヒントが得られると期待されている。 46億年前の太陽系誕生直後、地球などの惑星は多数の天体が衝突した際のエネルギーで高温になり地表が溶け、原始の状態は失われた。一方、惑星になり損ねた小惑星は溶けておらず、太陽系初期の物質状態をよくとどめているとされる。 初代はやぶさが探査した小惑星イトカワは岩石だけでできているが、リュウグウは有機物や水を含むタイプだ。生命の材料であるアミノ酸などの有機物は、太古の地球に小惑星や隕石(いんせき)が落下して届いたとの仮説が有力だ。リュウグウの物質に含まれる有機物を調べれば、その検証につながる。 アミノ酸は原子の構成が同じでも、右手と左手のように、分子の立体構造が鏡に映したような違いがある。生物をつくるアミノ酸は
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