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批評に関するwuzukiのブックマーク (45)

  • 「新海誠好きの元彼」同人誌企画への3つのモヤモヤ、あるいはごく個人的な悲しみについてのこと - ささやかな終末

    はじめに ①見知らぬ誰かを笑いものにする態度およびそのことで資金を稼ごうとする姿勢にモヤモヤ ②企画者の立場にモヤモヤ ③他者を傷つける可能性を考慮していないことにモヤモヤ おわりに 追記(企画者からの応答を受けて) はじめに 今、巷で“みなさんの「新海誠好きの元彼」の思い出を語った同人誌を出そう!”という企画が進行している。企画者の方は文芸評論家で、約10冊の単著を刊行しているほか、YouTubeでも活動したり、大学で講師を務めたりと、様々な場所で活躍されている。SNSで「新海誠が好きだった元彼を持つ文化系女子が多い」という主旨のつぶやきを行った結果、彼女の元に「私にも新海誠が好きだった元彼がいます!」とのおたよりがたくさん集まるようになったらしい。また、彼女のその投稿を受けて誕生したこちらのnote(https://note.com/hummm09/n/n71120bcb127c)も大

    「新海誠好きの元彼」同人誌企画への3つのモヤモヤ、あるいはごく個人的な悲しみについてのこと - ささやかな終末
    wuzuki
    wuzuki 2024/02/12
    私と全然価値観が違うので新鮮ではある。傷つく人がいるからとか、カテゴライズすることの暴力性とか、批判としてズレてはいないけど、そういう出版物は多数あり世間に受け入れられてる以上、批判として弱く感じる。
  • 精神医学古書コレクター@5分間通院精神療法研究会 on Twitter: "SPY×FAMILYを黙々と観ている。一生懸命コメディにしようとしているが、それでも隠しきれない悲惨さが苦しくて仕方がない。偽両親であるロイドとヨルは、その生育史を踏まえると「大人になったアーニャ」である。そんな不遇な彼らは身を寄せ合い生きている。→ #SPY_FAMILY"

    SPY×FAMILYを黙々と観ている。一生懸命コメディにしようとしているが、それでも隠しきれない悲惨さが苦しくて仕方がない。偽両親であるロイドとヨルは、その生育史を踏まえると「大人になったアーニャ」である。そんな不遇な彼らは身を寄せ合い生きている。→ #SPY_FAMILY

    精神医学古書コレクター@5分間通院精神療法研究会 on Twitter: "SPY×FAMILYを黙々と観ている。一生懸命コメディにしようとしているが、それでも隠しきれない悲惨さが苦しくて仕方がない。偽両親であるロイドとヨルは、その生育史を踏まえると「大人になったアーニャ」である。そんな不遇な彼らは身を寄せ合い生きている。→ #SPY_FAMILY"
    wuzuki
    wuzuki 2023/01/16
    専門家ならではの視点で興味深い。「こういうことを言うのは無粋だ」と考える人もいるかな……?と思って引用RTも読んだけど、そんなコメントはなくて安心。物語の解釈の面白さ、子どもの生育環境など考えさせれる。
  • 『21世紀の道徳』がじんぶん大賞に入賞しました(年末のご挨拶) - 道徳的動物日記

    21世紀の道徳 作者:ベンジャミン・クリッツァー 晶文社 Amazon 30作中29位だけど。 store.kinokuniya.co.jp 大学に所属してもいなければ批評ゼミに通ったり同人誌を出したりしたこともなく、はてなブログでしか意見や文章を発表してこなかった一介のブロガーであった自分が単著を出版できたこと、その単著が名だたる学者や著述家たちの著作に並んでじんぶん大賞にランクインしたことは、うれしく思います。 上位陣にいかにも「流行り」なジェンダー系のや毒にも薬にもならない哲学エッセイが並んでいることには「しょうもねえな」と思ったけれど。2021年12月とほぼ一年前に出版されたこののことを2022年11月まで忘れず、投票していただいた読者の皆さまにも感謝を表明します。ありがとうございます。 今年の1月からは一旦正社員を辞めて、業務委託社員としてパートタイムで働きながら、次の著作の

    『21世紀の道徳』がじんぶん大賞に入賞しました(年末のご挨拶) - 道徳的動物日記
    wuzuki
    wuzuki 2022/12/24
    おめでとう。もしかして昨夜集まってたのはこのお祝いだったのだろうか? / ベンジャミンがこういうカタチでデビューするとは、そしてその影響で私に思わぬ出会いがあるとは、大学時代は思いもしなかったなぁ……。
  • アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    作家のヘレン・プラックローズと数学者のジェームズ・リンゼイの共著である『「社会正義」はいつも正しい』が早川書房から刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の読みどころを解説する。 「特権」をめぐる議論 近頃では、日でも「特権」に関する議論が盛んになされるようになった。もともとはアメリカにおける「白人特権」の理論に由来しているが、日では「男性特権」について論じられることが多い。女性差別に関する従来の議論では、性犯罪や賃金格差など、女性の側が被る具体的な被害が問題視されていた。 それに対して、男性特権の理論では「性犯罪に遭う心配をせずに夜道を歩けること」や「自分には正当な賃金が支払われるのが当たり前だと思えること」など、男性側の経験や意識が問題視される。つまり、女性差別が存在している社会では、女性たちが被っている差別を受けずに済むという点で男性たちには「特権」がある、とされ

    アメリカで「リベラリズム」の立場から「ポストモダニズム批判」が強くなっている理由(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/17
    アメリカとフランスでのポストモダンの違いが興味深い。「何を正しいとするか」というより「客観的な正しさの判断が可能か否か」の段階で分かれている話として認識。マイノリティも一枚岩ではないんだけどなぁ。
  • ジョナサン・ハイトらの『傷つきやすいアメリカの大学生たち』と刊行が続く「反ポリコレ本」 - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com ジョナサン・ハイトとグレッグ・ルキアノフの共著『The Coddling of the American Mind』を取り上げたのは2021年はじめで、なにしろ翻訳会社のオーディション課題になっていたので、テキパキと訳者が決まって翻訳作業が格化し、その年の後半には邦訳が出るだろうと書いたものである。 しかし、取り上げてからも2年近くが経ってしまった。ふと思い出して調べてみたら、今月末に『傷つきやすいアメリカの大学生たち: 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』の邦題で出るのを知った。 傷つきやすいアメリカの大学生たち: 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体 作者:ジョナサン・ハイト,グレッグ・ルキアノフ草思社Amazon 傷つきやすいアメリカの大学生たち:大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体 作者

    ジョナサン・ハイトらの『傷つきやすいアメリカの大学生たち』と刊行が続く「反ポリコレ本」 - YAMDAS現更新履歴
    wuzuki
    wuzuki 2022/11/15
    『「社会正義」はいつも正しい』、とうとう発売されるね。ベンジャミンが紹介してた他の本も気になってる。
  • ベンジャミン・クリッツァー - Wikipedia

    ベンジャミン・クリッツァー(Benjamin Kritzer、1989年〈昭和64年〉1月2日 - )は、日の批評家[1]。個人ブログでは、デビット・ライス(Davit Rice)名義にて書評映画評論などを発表している[1]。 経歴[編集] 1989年(昭和64年)京都府生まれ[2]。アメリカ国籍[3]。両親ともに大学教員を務めるアメリカ人であり、京都で生まれ育った[2]。立命館大学文学部英米文学専攻卒業後は、同志社大学大学院へ進学し、2014年(平成26年)にグローバル・スタディーズ研究科を修了し修士号を取得する[1]。なお、院修了後はフリーターや会社員をしながら、ブログ「道徳的動物日記」を開始する[4]。なお、アカデミックキャリアとして学者の道を選択しなかったが、その理由として自著『21世紀の道徳』での「あとがき」に、学者の共同体みたいなものに馴染めなかったことを挙げている[5]。

    wuzuki
    wuzuki 2022/07/29
    ベンジャミン、Wikipediaできてたのか。誕生日を追加してあげた。平成元年生まれではなく昭和64年生まれだよん。
  • 「陰謀論の魔力」に感情を操られてしまいがちな訳

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    「陰謀論の魔力」に感情を操られてしまいがちな訳
    wuzuki
    wuzuki 2022/07/29
    東洋経済、ページ遷移なく読みやすくなったな。そして「(できれば学者によって書かれた)本を何冊か読んでおくべきである」という主張には非常にベンジャミンらしさを感じる。
  • ネット論客がインテリから相手にされない理由 - 道徳的動物日記

    davitrice.hatenadiary.jp (6月23日 21:45追記) 最初のタイトルには個人名を入れていましたが、記事のタイトルを「(個人名)が〜から相手にされない理由」にすることはあまりに個人攻撃的に過ぎるという指摘を受けて、同意しましたので、タイトルを修正しました。 (追記終わり) 先日にわたしが投稿した、御田寺圭の著書『ただしさに殺されないために~声なき者への社会論』への書評記事にはブクマやSNSなどで様々な反応があった。全体的には賛否両論という感じ。 みんなの反応を見て、反省すべきと思ったところはふたつ。 まずは、書評のタイトルと実際に論じている内容にズレがあり、ややミスリーディングになってしまったことだ。書評のタイトルを見ると「不都合な現実に対する解決策が書かれていないこと」が問題であると論じているように思われしまうかもしれないが、実際には、「提示される"不都合な現実

    ネット論客がインテリから相手にされない理由 - 道徳的動物日記
    wuzuki
    wuzuki 2022/06/23
    テラケイさん、12年前に就活や教育について語ってたときは好きだったし相互フォローだったんだけどなぁ……。/ 批判のメインはそこでないのを分かりつつ、解決策云々にツッコんでしまったのは申し訳なかった。
  • なぜ「趣味」が社会学の問題となるのか――『社会にとって趣味とは何か』編著者・北田暁大氏インタビュー【後篇】|Web河出

    いよいよ発売の、北田暁大+解体研[編著]『社会にとって趣味とは何か』。一見わかりにくいタイトルの書は、いったいどんな書物なのか。北田暁大さんに訊いてみた。前篇・後篇、2回に分けてお届けする。 (前篇はこちら) :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 3◇「差異化の論理」との向かい合い方 ――書のように趣味を捉えると、従来のサブカルチャー論などとどのように違ってくるのでしょう? 北田■たとえば、『神話解体』が出される以前の80年代~90年代初頭の文化論って、ものすごく記号論的、というか、他者との差異を示す記号として趣味を捉えるという志向性が強かったと思うんです。商品や消費対象である文化的生産物の「内実」の序列ではなく、横並びの記号化された商品・生産物の、記号的な差異を示すことに強い意味がみいだされる。ファッション、モードが一番良く採りあげられてい

    なぜ「趣味」が社会学の問題となるのか――『社会にとって趣味とは何か』編著者・北田暁大氏インタビュー【後篇】|Web河出
    wuzuki
    wuzuki 2022/01/10
    なぜ2017年の記事が今、はてブでホッテントリ入りしてるんだろう。/ この『社会にとって趣味とは何か』は数年前に買って読みかけのままなので、これを機に読み進めようかしら。
  • 感想と批評の境界線:北村紗衣『批評の教室』|obakeweb

    北村紗衣『批評の教室』は、批評という営みの敷居を下げるだ。「チョウのように読み、ハチのように書く」という副題の通り、書は芸術作品(主には文学、映画、劇作品が参照される)について軽やかに読解し、クリティカルに論じる手引きとなっている。 実践編の第四章を除けば、書は「精読する」「分析する」「書く」という三章立てになっており、それぞれにおいてさまざまなノウハウが紹介される。特に、第二章「分析する」では、物語のタイムラインや関連作品のチャートを作るといった具体的な作業が実例とともに紹介されるため、読者は実際の手の動かし方から作品分析を学べる。単純化を恐れることなく言ってしまえば、それらノウハウは〈じっくり鑑賞し、根気強く情報を集め、シャキッと書け〉とでもいうべき方針で一貫しており、読者はそこで規範とされる「じっくり」「根気強く」「シャキッと」とはどういうことなのかを教えられることとなる。 こ

    感想と批評の境界線:北村紗衣『批評の教室』|obakeweb
    wuzuki
    wuzuki 2022/01/06
    この本、友人たちのあいだでも少し話題だけど、まさに今読むべき本のような気がしてきた。
  • 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第6回 | セクト・ポクリット

    加島正浩「震災俳句を読み直す」 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第6回 2021/8/11 加島正浩「震災俳句を読み直す」, 東日大震災 10年を迎えて, 連載・よみもの 【連載】 「震災俳句を読み直す」第6回 書く必要のないこと ―小野智美編『女川一中生の句 あの日から』 加島正浩(名古屋大学大学院博士課程) 被災した小・中・高校生の作文や手記などを集めて編集したが、震災直後複数刊行された。俳句においては新聞記者の小野智美氏が編集した『女川一中生の句 あの日から』(はとり文庫、2012年7月)が有名であろう。 当該書籍は、女川第一中学校で2011年の5月と11月に行われた俳句創作の授業で、中学生が作った俳句と創作者への取材をベースに小野智美氏が『朝日新聞 宮城版』で2012年1月13日から4月13日まで随時連載していた記事がもとになっている。小野氏はその目的を「子どもたちの句に

    【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第6回 | セクト・ポクリット
    wuzuki
    wuzuki 2021/08/14
    短歌は好きだけど俳句は難しいと感じる、その一因が分かったかもしれない。情報量が少ないから、どう読めば良いかわからない……と感じてしまうんだよな。
  • 恐る恐る、噂のフェミニスト批評家を訪ねてみたら | 著名人 | LEON レオン オフィシャルWebサイト

    【第9回前編】北村紗衣(イギリス文学者、批評家) 恐る恐る、噂のフェミニスト批評家を訪ねてみたら世のオヤジを代表して作家の樋口毅宏さんが今どきの才能溢れる女性に接近遭遇! その素顔に舌鋒鋭く迫る連載。第9回目のゲストは、イギリス文学者、批評家の北村紗衣さん。深い学識に裏付けされた鋭い分析をもとに、フェミニスト批評、映画評論、ウィキペディアの執筆・編集……とさまざまな活動を行う注目の研究家です。 CREDIT :写真/内田裕介 文/井上真規子 PEOPLE樋口毅宏の「手玉にとられたい!」 『さらば雑司が谷』『タモリ論』などの著書で知られる作家の樋口毅宏さんが、各界で活躍する才能ある女性の魅力に迫る連載対談企画「樋口毅宏の手玉にとられたい!」。 第9回のゲストは、イギリス文学者、批評家の北村紗衣さん。東京大学を卒業後、イギリスのキングス・カレッジ・ロンドンで「ジェンダーとシェイクスピアの受容」

    恐る恐る、噂のフェミニスト批評家を訪ねてみたら | 著名人 | LEON レオン オフィシャルWebサイト
    wuzuki
    wuzuki 2021/05/30
    「ここは退屈迎えに来て」は、原作小説も映画もどちらも好き。/ 記事に出てくる北村先生のお洋服のコーディネートいいな。上下色味の違うピンクに、赤い靴。真似してみたい。
  • ルッキズムは男性には関係ない、なんてない。|トミヤマユキコ

    大学講師・ライターのトミヤマユキコさんは、著書『少女マンガのブサイク女子考』でルッキズムの問題に取り組んだ。少女マンガの「ブサイクヒロイン」たちは、「美人は得でブサイクは損」といった単純な二項対立を乗り越え、ルッキズムや自己認識、自己肯定感をめぐる新たな思考回路を開いてくれる。トミヤマさんの研究の背景には、学生時代のフェミニズムへの目覚めや、Web連載に新鮮な反応を受けたことがあったという。社会のありようを反映した少女マンガの世界を参考に、「ルッキズム」「ボディポジティブ」について話を伺った。 東京オリンピック・パラリンピック開閉会式のクリエイティブディレクターが、「オリンピッグ」と称して渡辺直美さんに豚を演じさせる演出案を出していたことに、批判が相次いだ。典型的なルッキズムの問題だ。ルッキズムとは、人を容姿の美醜によって評価し、差別や優遇をする考え方を指す。昨今では、容姿を主な評価基準と

    ルッキズムは男性には関係ない、なんてない。|トミヤマユキコ
    wuzuki
    wuzuki 2021/05/27
    最近はボディポジティブが一周して(?)「寝癖は直すべきだとか、ヨレヨレの服はダメだという価値観は呪いだ」という言説も増えて違和感あった中、セルフネグレクトへの懸念や「ご自愛」概念が出てきたのが良い。
  • お前ら演劇大好きすぎワロタ

    の演劇界が停滞しているのは「チケットが高すぎるから」か「給料が安すぎるから」か? https://togetter.com/li/1679865 ここのブコメさあ 演劇のことまっっったく知らんやつが何とかなんかしら言おうとしすぎだろwwww ほんとは演劇めちゃ見たいんだろwwww 舞台沼とか言ってる人たちが羨ましいんだろwwwwwwww と思った。 演劇に一切興味なかったらそもそもコメントしないでしょだって 個人的に興味のないエンタメ、たとえばサッカーにあまり興味がないんだけど、 サッカー業界がどうやってこれから発展していくかみたいなまとめにコメントしないもの そもそも書けることがないし書きたいとも思わんし なぜわざわざ、知りもしないことを語ろうと思ったの? 好きなんだろ、ほんとは見てみたいしはまってみたいんだろ? 有名な役者を舞台で応援しててワシが育てた顔してみたいんだろ? (なお堺

    お前ら演劇大好きすぎワロタ
    wuzuki
    wuzuki 2021/03/12
    演劇、生で観ると楽しいけど配信やDVDだと面白さは半減するように感じる。オリジナル脚本(脚本と演出が同じ人)はハズレ率高いのであまり見ない。演劇のチラシって凝ってるし、アート・デザイン視点からも楽しめる。
  • 夏休みのためのブックガイド

    シータ @Perfect_Insider では昼に言った通り、「夏休みのための分野別ブックガイド」を流していこう。ひとまず基的には入門書、一般書を中心にしていくつもり。ある程度専門的なは個別に聞いてください。分かる範囲で答えます。 2012-08-18 23:08:58 シータ @Perfect_Insider 【法律】石山文彦『ウォーミングアップ法学』は憲民刑を分かりやすく押さえて法学部の最初で躓いたら読んでおくべき。各々個別には、長谷部恭男『憲法と平和を問いなおす』、内田貴『民法改正』、山口厚『刑法入門』はどれも新書で読みやすい。司法はダニエル・フット『裁判と社会』が常識を壊す良書。 2012-08-18 23:13:36

    夏休みのためのブックガイド
  • 少女小説ガイドはジャンルのお葬式だった|nyapoona

    過去の名作とライト文芸やライトノベルから無理くり寄せ集めてみました感の強い選書といい、まさしくお葬式のスピーチ文めいたコラムといい、全体的なムードがそうとしかいえない。 コバルト文庫実質廃刊の時に少女小説が滅んだのをみんなわかっていたと思う。これはその時に大往生した少女小説を振り返って天国へ送り出す悲しいだ。 なんでこんなに怒っているのかというと、少女小説が事実上滅んだのをわかっていながらそれを認めず、活きのいいライト文芸やライトノベルに群がって名誉少女小説認定してしまうこのの態度がゾンビのようでみっともないからだ。 私は少女小説の、あまり良い読者ではなかった。十二国記とかリリミスとか、後はライト文芸へ「越境」した作品をいくつか読んでたくらいで、読書活動のメインフィールドはライト文芸な訳なのだけど、メラメラと燃える火の粉をライト文芸まで撒き散らさないでほしい。 ライト文芸や悪役令嬢は

    少女小説ガイドはジャンルのお葬式だった|nyapoona
    wuzuki
    wuzuki 2020/11/27
    ティーンズハート大好きで読み漁ってた。小林深雪先生はTH廃刊のタイミングで青い鳥文庫に移籍したよね。THは中高生向けだったようだけど、読者は小中学生が多かったようだし、青い鳥文庫への移籍は妥当に思える。
  • なぜ美少年趣味につきあわなければいけないのか - jun-jun1965の日記

    佐藤亜紀の「天使」という、藝術選奨新人賞を受賞した長編小説は、第一次大戦を背景に、超能力を持つ少年を描いた作品だが、半ばまで読んでも面白くないので、文春文庫版の豊崎由美の解説を読んでみた。するとこれは、美少年が貴族的美青年へ成長していくのを舌なめずりしながら読むという美少年趣味小説であるということが分かり、まあそれなら私が読んでも面白くないのは当然だなと思った。 だが不思議なのは、豊崎がそのように解説しながら、なぜ世間の文藝評論家はこの才能を理解しないのかと獅子吼していることで、今もやっているようだが、なんで美少年小説を文藝評論家が評価するいわれがあろうか。 なるほど佐藤は『小説のストラテジー』を読めばヨーロッパ文化に造詣が深いのは分かるし、文章も巧みに書けている。もっとも私は他の作家でも、こういう技巧的な文章は評価しないのだが。 私が大学に入ったのは1982年で、豊崎も佐藤もだいたい同

    なぜ美少年趣味につきあわなければいけないのか - jun-jun1965の日記
    wuzuki
    wuzuki 2020/10/21
    関係ないけど、豊崎由美は10年前から嫌いで、彼女の書いたものをうっかり目にするたびにやっぱり嫌いだな〜と思う稀有な存在。/ 私は「キャンディ♡キャンディ」は世代ではないけどこの原作者は20年前から大好き。
  • 批評・評論・研究と社会運動が悪魔合体した結果かなあ、と思ってる。 批評..

    批評・評論・研究と社会運動が悪魔合体した結果かなあ、と思ってる。 批評や評論、あるいは研究の領域では、「俺がジャッジだ」でいいんだよね。「この作品にはこれこれこういう問題がある」というのを、あくまで個人の批評や評論や研究として、審美的な基準から行う分にはなんの問題もない。 だからオタク同士の会話で「今となってはあの描写古いよねえ……」みたいにつぶやく分には、何も問題にされないんだよな。新聞の書評欄とか、あるいは「気鋭の学者によるラノベレビュー○○選!」みたいな場だったら、「ちょっと性差別的なのはどうかと思うんだけどー」みたいなこと言っても別に問題にならないでしょ。 レビューとか評論というのは多少厳しいことを書いてもなんならボロクソにこき下ろしたりしても問題ない、なぜならそれは個別の作者による個々の作品の批判であって特に実際の権力のあるものではなく、「文芸」とか「ラノベ」とか「オタク界」とか

    批評・評論・研究と社会運動が悪魔合体した結果かなあ、と思ってる。 批評..
    wuzuki
    wuzuki 2020/09/14
    「社会運動のコード」とは何だろう。デモやロビイングや署名運動なら分かるけど、この件はそうではないよね。もちろん広義の社会運動としては、買い物することや新聞の投書やSNS投稿や投票も社会運動ではあるけど。
  • 10代で岡田斗司夫、唐沢俊一の本にハマった人の精神史

    はてブで久しぶりに岡田斗司夫、唐沢俊一の名前を見た。 今現在、彼らへの言説はほとんど批判一色だ。自分も批判的に見ている。 しかし、かつて彼らの言説が支持されていた時代もたしかにあったのだ。90年代後半の、ある一時期に。 けれども、彼らのをかつて熱心に読んでいたと口にする人はいない。 スレイヤーズのリスペクトを表明する人がいないのと一緒で、彼らのを熱心に読んでいたってことは「恥ずかしい」ことなのだと思う。 しかし、ここは匿名ダイアリーなので、自分は書いてしまおう。 あれは90年代後半だった。自分は自意識を持て余していた。 アニメや漫画といったオタクコンテンツが好きなことに後ろ暗さを感じていた。 エヴァはヒットしたけれど、それだけで、オタクたちへの一般的な視線はまだまだ一段低く見る傾向が強かった。 自分は15歳で、クラスの端っこでオタク仲間と固まって学校生活を送っていた。 初めて缶コーヒー

    10代で岡田斗司夫、唐沢俊一の本にハマった人の精神史
    wuzuki
    wuzuki 2020/08/16
    とりあえず、『オタクの息子に悩んでます』は名著。人生相談本の最高峰だと思う。岡田斗司夫の人生相談のブログは今でも時々見てる。
  • 私は昔から言っているのだが、読解力向上のためには「なぞなぞ」をたくさ..

    私は昔から言っているのだが、読解力向上のためには「なぞなぞ」をたくさん解くといいと思うぞ。 読解力とは、文章の意図を正しく解釈できる力のことだと思うので、読解力のトレーニングには必ず「正しい解釈」すなわち「解答」が無いといけない。 読解力向上法というと、よく多読・精読系の方法が挙げられるわけだが、読書自体を好きにならない限り、「解答」が無いので向上が認識できない→続かない、という点で難がある。 そうすると、現代文の問題+「解答」を用意すればいいのかと思うだろうが、現代文の問題は、他科目と違って「解答を読んでも理由がわからない」という現象が生じる。 「解答を読むための読解力が必要」っていう難点な(現代文苦手な人あるある)。 そもそも、読解力の無い人間が読むには問題文が長すぎるという点も厄介。その点では「なぞなぞ」は設問が短いので、非常に良い。 それに「なぞなぞ」は、小学生でも出し合いっこした

    私は昔から言っているのだが、読解力向上のためには「なぞなぞ」をたくさ..
    wuzuki
    wuzuki 2020/06/28
    石原千秋『国語教科書の思想』『未来形の読書術』はとても良かった。後者は3回読み返した。/ 短歌など短い文章の読み方だったら『しびれる短歌』、詩など抽象的なものは『今を生きるための現代詩』が参考になるかも。