佐賀県の山口祥義知事は3日、2028年度をめどに開学を目指す県立大学の施設整備について「多めに見積もって200億円」になるとの見通しを示した。他県の事例では100億円を超える程度が多いというが資材高騰を見込み、倍の費用を財政計画に反映させる。「整備費の規模はどういう大学にするかによるところが大きい。これからの議論だ」とも述べた。 山口知事は記者会見を開き、県立大の設置に向けた「基本的な考え方」を発表した。県内の自治体から誘致の声が挙がっている設置場所については「だいぶヒートアップしているが、市町がどうかだけではない。言われたところから一つ選ぶというのではなく、関係機関と連携を図る観点で『適地』を決定していきたい」とし、できるだけ早く発表する考えを示した。 山口知事は、16日開会の定例県議会に関連予算案を提出し、議論をスタートしたい考え。「議会で前に進むということになれば、23年度はある程度
北海道・知床半島沖の観光船遭難事故では、佐賀県有田町の男性3人が乗船していた可能性がある。このうち1人は遭難直前とみられるタイミングで、妻と電話で話をしていたという。25日、西日本新聞の取材に応じたこの男性の親族は通話内容の一部を明かした。 【写真】観光船事故犠牲者の遺体が安置された施設に入る関係者=25日 男性と妻が会話したのは事故当日の23日午後。親族は「妻に『今までありがとう。お世話になったね』と伝えたと聞いた。覚悟したんでしょうね。船が沈むって思ったんでしょうね」と言葉を詰まらせた。 3人のうち別の男性(75)とグラウンドゴルフ仲間という女性(88)=同町=は「自治会長を務めたこともあり、しっかり者で頭が良い。いつもグラウンドゴルフ場まで車に乗せてくれた」と親切な人柄を語った。付き合いは60年以上に及ぶといい「早く安否が知りたい。助かってほしい」と祈るように話した。 関係者によると
自民党の古川康衆院議員(比例九州、唐津市)は16日、予算委員会分科会(厚生労働)で質問に立ち、留学生や技能実習生の入国の支障となっている新型コロナウイルス感染症の「水際対策」について、緩和に向けた検討状況を尋ねた。
佐賀市の男性職員の育休取得率が伸びている。2020年度は37・1%で、16年度の11・8%と比べて3倍以上になった。「市職員子育て支援マニュアル」を改定し、対象者の把握から取得計画の作成などフロー図を追加したことがきっかけという。
ことし6月13日、22歳の誕生日を迎えた佐藤和威さん。 プレゼントを開けるために家族がはさみを取り出すと、佐藤さんは、顔をそむけました。中学時代に受けたいじめの影響で、はさみを見ると恐怖を感じるのです。 佐藤さんは、医者からPTSDと診断されています。前触れもなくいじめられていた当時に引き戻され、自分のコントロールができないままに、いつのまにか自殺をしようとしてしまうことがあるほどです。 佐藤さんがいじめを受けたのは、2012年。中学入学前の春休み、幼い女の子をエアガンで撃っている男の子を止めようとした佐藤さん。入学後、たまたま同じクラスになったこの生徒と仲間たちから、いじめを受けるようになったと言います。 たたかれる、蹴られる。エアガンで集中的に撃たれる、刃物を首や顔に突きつけられる、殺虫剤を顔にかけられる。 金銭も要求されるようになり、脳梗塞で倒れた母のために保管されていたお金にも手を
全国初!佐賀県の大町自動車学校、教習所で必須とされる教習原簿で はんこ押印を廃止、デジタル化。学科教習オンライン化試験運用も 〜西日本豪雨で紙の原簿や社内システム水没した経験活かし、教習所DX化〜 有限会社大町自動車学校(所在地:佐賀県杵島郡大町町、代表取締役:鶴田英司、以下 大町自動車学校) は、運営する大町自動車学校 大町校、鍋島校においてにこれまで全国の自動車教習所で定番とされてきた紙の「教習原簿」へのはんこ押印を廃止し、iPadなどタブレット端末を用いたデジタル化への移行を 全国に先駆けて開始いたします。 併せて学科教習においても佐賀県で初めてのオンライン対応試験運用を開始いたします。 今後も自動車教習所におけるDXを進め、より多くのお客様が安心安全便利に教習を受け、自動車免許取得を行える環境づくりに努めてまいります。 ■内容 全国の自動車教習所では、教習の実績を「教習原簿」といわ
佐賀市の中心市街地で、露出した下半身をライトで照らしながら車を運転していたとして、警察は43歳の男を公然わいせつの現行犯で逮捕しました。 10件前後の通報が寄せられていて、警察は余罪を調べています。 現行犯逮捕されたのは、佐賀市の自称派遣社員の43歳の男です。 男は4月1日午後7時ごろ佐賀市白山一丁目の路上で、車を運転しながら不特定多数の人に下半身を露出したとして、公然わいせつの現行犯で逮捕されました。 警察によりますと、同様の事案の通報を受け、付近をパトロールをしていた私服警官が低速運転している不審な車を見つけ、信号で止まった際に声を掛けたところ、運転席で下半身をライトで照らし、露出している男を確認、現行犯逮捕したということです。 警察の調べに対し、男は「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めていて、付近では同様の事案の通報が10件前後あったことから警察は男の可能性が高いとみて、調
鮮やかな背負い投げを持ち味に「平成の三四郎」と呼ばれたバルセロナオリンピック、柔道の金メダリストの古賀稔彦さんが24日、がんのため亡くなりました。 関係者によりますと、古賀さんは去年がんの手術を受けて、療養を続けていたということです。53歳でした。 「平成の三四郎」 鮮やかな背負い投げを持ち味に「平成の三四郎」と呼ばれ、1992年のバルセロナオリンピックでは大会直前に左ひざの大けがを負いながらも男子71キロ級で金メダルを獲得するなどオリンピック3大会に出場しました。 1990年には中量級の選手ながらも体重無差別の全日本選手権に挑戦して決勝まで進出しました。 2000年に現役を引退したあとは日本代表のコーチや岡山県の大学の総監督としてトップ選手を指導し、みずから柔道の私塾を設立して子どもたちの指導を行うなど普及活動にも尽力していました。 関係者によりますと、古賀さんは去年がんの手術を受けて療
年賀状の配達出発式が1日朝、佐賀市の佐賀中央郵便局で開かれた。配達員約60人が日の出前の午前7時ごろから集まり、年賀状をバイクに積んで市内の配達エリアに次々と出発した。 式では、山川惣一郎局長が新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、「昨年は会いたくても会えない日々が続いた。
下着は白、マフラー禁止、髪形のツーブロック禁止――。中学校の校則の見直しに向け、佐賀県弁護士会(富永洋一会長)が、判断基準などを示した提言書をまとめた。13日に県教委に提出し、県内各市町教委や県PTA連合会にも送る。(森陸) 提言は3項目。「規制の目的と手段(指導)が合理的なものか」との基準を示したほか、「子どもの権利を明言すること」や「策定・改定の際に子どもが関与できる仕組み作り」からなる。 提言書は、県弁護士会憲法委員会(東島浩幸委員長)が中心となって作成した。今年4~10月、情報公開請求で収集した中学校22校(県立4校、佐賀市立18校)の校則を精査。また、中学生男女4人、生徒指導担当教諭2人にヒアリング調査を行うなどした。 中学生へのヒアリングでは、定期検査の際に教員が下着を目視で確認する指導が現在も行われていることが判明したという。同委員会の稲村蓉子弁護士は「明らかな人権侵害だ」と
多くの陸上の大会が開かれるSAGAサンライズパーク陸上競技場。陸上界では女性選手の性的画像撮影などが問題となり、県内のスポーツ界も警戒を強めている=佐賀市 女性スポーツ選手が性的な意図で写真を撮影されたり、画像が拡散されたりする被害が拡大し、日本オリンピック委員会(JOC)が対策に乗り出したことに対し、佐賀県内のスポーツ関係者も動向を注視している。競技会場で不適切な撮影をする人に警察が介入するケースも発生しているが、規制には限界があるためだ。選手を守るにはどうすればいいのか。競技団体や指導者は頭を悩ませている。 「女子選手になると、急にカメラを構える人がいる」。県内の高校で競泳を指導する男性教諭は、不審な姿を何度も見たという。県内の大会では競技ごとに撮影を申請制にするなどの対応を取っているが、いまはスマートフォンでも簡単に撮影できる。新体操の大会ではかばんにカメラを忍ばせる人もおり、指導者
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