【読売新聞】 厚生労働省は虐待や貧困などで保護され、児童養護施設や里親の家庭で暮らす子どもや若者が支援を受けられる年齢の制限を撤廃する方針を固めた。現在は原則18歳、最長でも22歳で自立を求められるが、年齢ではなく自立可能かどうかで
内閣官房長官や厚生労働大臣を歴任した塩崎恭久氏が政界引退を機に、里親の登録をしていることがわかった。 【写真】この記事の写真を見る(2枚) 塩崎恭久氏といえば、日本銀行出身で、ハーバードの大学院で行政学の修士号を取得。政界入りした後は「政策新人類」として名をはせた理論派だ。金融制度や企業ガバナンス、政治制度改革や行政改革に取り組んだことでも知られている。 塩崎氏は11月10日発売の「文藝春秋」でその経緯をこう語っている。 「私は隠居するわけではありません。立法府の人間として作ってきた法律や制度を、これからは一市民として使ってみたい。そこで里親の登録をしようと思ったのです。登録の申請書をもらうために、地元・松山市にある愛媛県の中央児童相談所(福祉総合支援センター)へ足を運んだところ、職員たちはビックリしていました(笑)」 「里親」とは、子どもを育てられない親の代わりに、一時的に預かって養育す
今春、児童養護施設出身者が厚生労働省に入省した。高橋未来さんは、東京都渋谷区の広尾フレンズで育ち、静岡大に入学。現在、医薬・生活衛生局で、血液対策を担う。 実は2年前、大手鉄道会社を受験していた。しかし内定直前に「入社するなら親のサインが必要です」と言われたという。 動揺した。小学校以来親とは疎遠で、選考過程でも生い立ちを話していなかったからだ。 「それはちょっと」 「え、何で。誰に育ててもらったの」 そんな押し問答をするうち頭が真っ白に。その場で辞退し、大学も休学。そのうち漠然と福祉の仕事を考えていたことを思い出し、翌年、厚労省を受けた。 高橋さんは1996年生まれ。児童養護施設には小学4年の時に入った。当時身長は高い方だったが、体重は平均以下。家では毎日白米とふりかけだけを食べていた記憶がある。「実は」と言いながら前髪を上げると、くっきりと額に傷があった。 「今、親に対する気持ちは“無
性被害を訴える女性の「告発記事」がSNS上で反響を呼んでいる。福祉団体で活動中、性暴力を受けたにもかかわらず、被害の口外をとがめられ、黙殺され続けてきたのだ。打ちのめされてなお声を上げた「本当の理由」を、女性が週刊女性だけに打ち明けてくれた。 【写真】性暴力の被害を告発した田中さん(仮名)、事件が発生した『べてぶくろ』の外観ほか 相談相手は心配するどころか……「福祉団体に関わる中で、外部の関係者から性暴力を受けました。スタッフや責任者に相談しても十分に話を聞いてもらえず、警察に届け出ることも止められ、被害をなかったように扱われたのです」 そう打ち明けるのは田中慶子さん(30代=仮名)だ。事件は2015年9月、東京・豊島区の『べてぶくろ』と呼ばれる福祉団体で起きた。自治会のイベント準備中、そこへ出入りしていた地域住民の鈴木章氏(仮名)から性暴力被害を受けたのだ。 「当時、午後4時まで介護ヘル
政府は中学生までの子供がいる世帯に支給する児童手当について、所得制限を超える場合子供1人当たり月額5千円を支給する「特例給付」を来年度中に廃止する方向で検討に入った。支給額の算定基準も、世帯で最も稼ぎが多い人の収入をベースにする制度を世帯全体の収入を合算する方式へ切り替え、捻出した財源を菅義偉首相が掲げる待機児童の解消策に充てる。 政府は現在の所得制限基準を据え置いたまま特例給付を廃止した場合、900億円程度の歳出削減効果を見込んでいる。さらに、これまでは夫婦共働きの場合、どちらか多い方の年収が所得制限内に収まれば原則支給対象にしていたが、世帯内で合算した額を基準とするよう改める方向だ。 共働き世帯で夫婦の年収がいずれも所得制限を下回る場合、世帯の収入を合算した額が基準となることで、満額支給されていた手当がゼロとなるケースが生まれる可能性もある。 政府が見直しを検討するのは、待機児童対策に
岡村隆史「お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ」発言知人から発言があったことを教えてもらい、radikoで発言の該当箇所を聴き、以下の通り、各種報道で心の底から嫌悪感を生じる発言を目にしてしまった。閲覧注意なので気分が悪くなった方は読まなくていい。 岡村隆史の以下のラジオにおける発言である。 新型コロナウイルスは様々な醜悪さを明らかにしてくれるが、なかでも最悪レベルの下劣さである。 4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村隆史が新型コロナウイルス感染拡大で風俗通いを自粛していることを語った。 リスナーからの「コロナの影響で、今後しばらくは風俗に行けない?」とのメールに、岡村は「今は辛抱。『神様は人間が乗り越えられない試練は作らない』って言うてはりますから。ここは絶対、乗り切れるはずなんです」とコメント。 さらに「コロナが収束し
パワードスーツを装着して立つチボーさん。クリナテック・エンドウメント・ファンド提供(2019年10月3日提供、2019年9月撮影)。(c)AFP PHOTO / FONDS DE DOTATION CLINATEC 【10月4日 AFP】事故で肩から下がまひしたフランス人男性が、脳信号によって制御するパワードスーツを装着し再び歩けるようになった。研究者らによると、四肢まひ患者に希望を与える大きな前進と言えるという。 患者はアバターを使って、基本動作を実行する脳信号を制御する訓練を数か月にわたり行ってから、実際にパワードスーツを着て歩いた。 実験を行った医師らは、実用化には時間がかかるが、患者の生活の質の向上や自立促進につながる可能性があると強調している。 被験者となったのはフランス・リヨン(Lyon)出身のチボーさん(28)で、4年前にナイトクラブに出掛けた際、高さ12メートルのバルコニー
性行為のあと、妊娠を防ぐために服用する緊急避妊薬について、厚生労働省は、医療機関を受診するのが難しい人は、オンライン診療で処方を受けられるようにすることを決めました。 現在は、原則として医師と直接対面して薬を処方してもらう必要がありますが、医療機関を受診しづらい人もいるのではないかという指摘が出ていました。 このため、10日に開かれた厚生労働省の専門家会議で、性犯罪の被害にあった人など、医療機関を受診するのが心理的に難しい人や過疎地などで、近くに医療機関がない人は、スマートフォンなどを使ったオンライン診療で、医師の処方を受けられるようにすることを決めました。 ただ、原則として、オンライン診療を受ける前に、性犯罪被害者の支援センターや女性の健康に関する相談窓口に電話で連絡するなどして、オンライン診療を利用できるか、医師に判断してもらう必要があります。 また、転売目的の入手などを防ぐため、オン
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