あらすじ 真冬と出会った春。 海への合宿とはじめてのライブを経験した夏。 さまざまなイベントを経て真冬への想いに気がついた秋。 ──そして冬。真冬の誕生日とクリスマスの季節。ナオはその機会に自分の想いを言葉にしようとするが、神楽坂の思惑や千晶の想いに翻弄され、なかなか一歩が踏み出せない。 一方で再度のライブに向けてフェケテリコは練習を開始する。そんな中、真冬の身に異変が起こり──。 はたしてフェケテリコと四人の恋の行方は? 音楽に彩られたおかしくてせつない物語、ついに完結。 レビュー 4巻によってこのシリーズは名作となった。 グダグダ感のあった3巻から一転して、激動の最終巻。 これまで燻っていた恋の火種が大爆発。 音楽が結ぶ恋模様はやがて地獄絵図に変わる・・・。 鈍感は罪だ。死罪。 それを体現してくれたナオに乾杯。救いがたい鈍さだった。 恋のバランスが崩れ一波乱も二波乱も起こるわけだが、そ