Title : 神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット Author : あざの耕平 / Illust : カズアキ ISBN:9784797360257 / GA文庫 シリーズ3冊目。『ポリ銀』、どうやらこれで完結? らしい。 サリエルがスランプに陥って大騒ぎする話とアマディアの話がメイン。特にアマディアの話が最高でした。兄の登場で、神曲楽士を諦めて家に帰らなければならない瀬戸際に立ったアマディア。落ち込んで諦めかかって。でもそんな俯いた展開を強引に薙ぎ払ったのはやっぱりサリエル。普段は傲慢で謙虚さの欠片も無いキャラだけど、音楽と、音楽を愛する人に対する情熱は人一倍。スランプになった時の話では、モモとの絆で立ち直っていく展開もあったし、元来は良い人なんだろうなぁ。ぜっっっったい表に出さないだろうけど。 そしてアマディアの話。『ダン・サリエルと真夜中のカルテット』と言うサ
【神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと真夜中のカルテット】 あざの耕平/カズアキ GA文庫 Amazon bk1 ここで語られる創作者の心情が、筆者当人の考えではない、というのは大いに主張するべきところではあるけれど、あざの耕平はつまるところダン・サリエルみたいな奴なんだよ! というのはもういっそ認めちゃったほうが売りになるんじゃないですか?(笑 ああ、あざのさんってああいう人なんだー、という生暖かい視線に事欠かなくなることでしょうしw というわけで、神曲奏界ポリフォニカワールドの中でも、唯一音楽の部分にスポットを当て、現実と理想の狭間に苦悩する芸術家たちをコミカルに描いたダン・サリエルシリーズも……ええっ!? これで終わりなの!? ひとまずの幕、良い区切りなどという文句を見ていると、また機会が合わされば書いてくれそうな気もするけど、間はどれだけ空いても構わないので、ポツポツと書いてくれ
「……なるほどな。音楽家にスランプの類はつきものとはいえ、話を聞く限り、相当重症のようだ」 「サリエルさまも強がってますが、内心は辛いと思います」 「ふむ。まあ、強がっている裡は、なんとかなると思うのだが……」 「でも、先生の場合、強がったあげく変な方向に向かう傾向があるから……」 新進気鋭の音楽家にして神曲楽士の俺様なダン・サリエルとその契約精霊のモモが、演奏を通じて音楽の楽しさを伝えてくれるシリーズの第三弾。今回は、サリエルがスランプになったり、音楽雑誌のレビューにお怒りになったり、アマディアが兄に連れ戻され……、そしてその後のお話しという四編が収録されたシリーズ最終巻です。 ブラボー!いやあ、面白かった。どのお話も楽しく、それでいて音楽家の苦悩と誇りをみせてくれて、にんまりさせてくれたかと思えば、じんわりさせてくれて、あざのさんはほんとすごいや。 始まりはスランプ話の「ダン・サ
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傲岸不遜で、唯我独尊な天才音楽家ダン・サリエル。しかし、彼に未曾有の危機が訪れていた。それはスランプ。過去にない大・大・大スランプから彼は脱出できるのか? それとも、引退するしかないのか!? 誰の言葉も耳に入らず、慰めも届かない。果たしてこの事態の顛末は!? 白銀の旋律、最終楽章へ 新進気鋭の天才音楽家。けれども性格は最悪なダン・サリエルと愉快な仲間たちの日常を描く短編集。 スランプに陥るあまりロックにジャズ、レゲエと他の音楽に手を出して、完全に自分の方向性を見失っているダン・サリエル先生の迷走ぶりが痛々しいが、いつも以上に壊れた姿が笑える。 これだから音楽家とか、芸術家って奴らは、超面倒くせぇ! とはいえ、そうやって真剣に葛藤するのも音楽に妥協を許さない彼だからこそでしょうね。自分の腕が上がれば、おのずと求める理想も高くなる。今回のスランプもそういう過去の自分を乗り越えるために必要な時期
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